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<title>岩井の本棚BLOG</title>
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<description>まんだらけ中野店で働く岩井のコラム「岩井の本棚」BLOG出張版</description>
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<title>なんだかすごい今週号</title>
<description> 雑誌で読む派にとって、木曜日というのは月曜日(ジャンプ・スピリッツ・ヤンマガ)につぐよい日。ヤンジャンとモーニングが出るのです。ただぼくの順序とすると優先度が高いのはモーニング。その次がヤンジャン。その次がチャンピオン・・・という順序。何しろ休憩1時間のうちに全部を読もうと思ったら、これがなかなかに大変です。ただ今週は、見るべきところが多いなと思ったのはヤンジャンのほうでした！現在のマンガ界における
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<![CDATA[ 雑誌で読む派にとって、木曜日というのは月曜日(ジャンプ・スピリッツ・ヤンマガ)につぐよい日。ヤンジャンとモーニングが出るのです。<br><br>ただぼくの順序とすると優先度が高いのはモーニング。その次がヤンジャン。その次がチャンピオン・・・という順序。何しろ休憩1時間のうちに全部を読もうと思ったら、これがなかなかに大変です。ただ今週は、見るべきところが多いなと思ったのはヤンジャンのほうでした！<br><br>現在のマンガ界における巨頭といって名前があがる存在といえば、鳥山明・井上雄彦・尾田栄一郎・・・といったジャンプ勢が思い当たりますが、尾田と鳥山は絵柄的なフォロアー、模倣者が大量に出て、そのあとのマンガ界の絵柄を大幅に変えた、というところまでは至らなかったと思います。二人とも個性的過ぎて、咀嚼して自分の色を加えて出す、というような消化の仕方ができなかったのかもしれません。絵柄の似ている少数の作家、がいるにとどまっています。<br><br>ですが、井上雄彦の絵は模倣されまくって今に至っています。スラムダンク以降、井上雄彦の男性の描き方は少年マンガから青年マンガを席巻しましたし、いまでも普通にどの青年誌にも井上フォロアーはいるはず。<br><br>たとえはチャンピオン、ヤングキング勢に多い不良マンガは、高橋ヒロシ調の絵柄によく似ていますが、絵柄の変遷でいうと井上雄彦の傍流ともいえます。これは「クローズ」後半、本人も作中欄外で認めている通り、高橋ヒロシが井上の絵に影響を非常に受けたものに変わっていったためです。高橋ヒロシは自分の色を加えて「ワースト」からは絵柄を完全に自分のものとしていましたが、高橋ヒロシフォロアーで高橋ヒロシ以上に不良をかっこよく描けている作家がまだあまりいないのはちょっと興味深いです。<br>余談ですが「ワースト」から入った派が多い高橋ヒロシファンにとって、「クローズ」の最初の頃の画はけっこう読み続けるのがそれなりに難しかったというか、なれるまで違和感がありましたね。<br><br>そんな、男を描くのが上手い井上とともに、女性を描かせたら天才的な才能を持つのが桂正和。もちろん桂正和も井上武彦も、女性も男性もカッコよく描けますが、この両者が競演したらすごいことになるのかもな・・・というのも夢見ちゃうところ。<br><br>でもそれを考えただけならともかく、実際にやってみた人がいたのにはビックリした！　「ロンジコーン」というマンガです。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/YJ1.jpg" alt="YJ1.jpg" border="0" width="449" height="265" />
<br><br>こうやってみると、歴代YJ系に多い桂正和のタッチのマンガなのかと思いきや・・・<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/YJ2.jpg" alt="YJ2.jpg" border="0" width="450" height="558" /><br><br>そこに突如井上雄彦タッチのキャラクターが登場。なんかバスケのユニフォームみたいなタンクトップ着てますね。え？そんな井上雄彦タッチじゃないだろ、って？　じゃあ・・・<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/YJ3.jpg" alt="YJ3.jpg" border="0" width="400" height="450" /><br><br><br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/YJ5.jpg" alt="YJ5.jpg" border="0" width="450" height="275" /><br><br>どこかで見たようなポーズ、目と眉間周りの表情、服のシワの書き方・・・影響を受けてますね。この井上タッチが主人公で、こっちの桂正和タッチの男がライバルのようですが<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/YJ4.jpg" alt="YJ4.jpg" border="0" width="450" height="227" /><br><br>同じページにあってもさほどの違和感がない。絵自体はきれいに書ける人なんですね。上手いです。ただ、<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/YJ6.jpg" alt="YJ6.jpg" border="0" width="450" height="496" />
<br><br>第３話目で主人公が女子を救ってみたら、相手は女子の兄だったという展開は花道とゴリとハルコさんの関係みたいだし、主人公がデフォルメキャラになったときも花道のソレそっくり。よほど好きな人なんでしょうね・・・物語としてはまだ３話目なのでなんともいえませんが、けっこう気になりますね。<br><br>で、この「ロンジコーン」は美容師マンガという珍しいジャンルで、作者ももと美容師という変わった経歴の持ち主。ゆえに髪型にはこだわりぬいていますが、一方、こういう髪型もヤンジャンには登場します。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/YJ7.jpg" alt="YJ7.jpg" border="0" width="450" height="375" /><br><br>
<img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/YJ8.jpg" alt="YJ8.jpg" border="0" width="450" height="377" />
<br><br>これを見た同僚は「なんでこんなみんな頭頂部のボリュームないんすか」といってましたが、まったくもってその通りです！　<br><br>ぼくも「自殺島」の登場人物がみんな同じ髪型でミョーにペッタリしてるのが気になってましたが「ここは物資のない無人島。整髪料もないしな」「みんなフロに満足に入れなくて、油髪なんだよな」となぜか作者が何か言う前から勝手に自分で納得していたのですが、「デストロイ＆ｒボリューション」の舞台はここは物資も有り余ってる現代日本です！　大槻もユウキもちょっとどういう髪のすき方したらこうペッタリコになるのか教えて欲しいものです！　<br>しかしよく考えたら「デストロイ＆レボリューション」というタイトルもなかなかに味わい深いですね。中学生が社会について怒ったときに書いたブログ記事のタイトルみたいです！<br><br>
さてそんな効用が続きながら、「カウンタック」を読み始め。先週の「早乙女ちゃん・・・」もあれだったしな・・・と思って読むと、主人公・空山の友人のジャズピアニストが登場！　過去に峠でヤリあった仲の様。あのときのバトルを再現したいから、聞いてくれ空山！といって即効でピアノを弾く・・・<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/YJ9.jpg" alt="YJ9.jpg" border="0" width="400" height="622" />

<br><br>すると空山には、あの日のバトルがまるで今起きていることかのように目の前に浮かんでくるのだった！<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/YJ10.jpg" alt="YJ10.jpg" border="0" width="450" height="701" />
<br><br>まあこのあたりはね、「頭文字Ｄ」のゴワシャアア、みたいなクルマがボワワワーンと走りまくる構図なんですが、なんかしげの秀一のソレとくらべて妙にファンキーだな、ゆかいだな・・・と感じちゃうんですよ。なんでかな？よく見てみたら分かった、これです！<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/YJ11.jpg" alt="YJ11.jpg" border="0" width="450" height="409" />
<br><br>擬音が音符で出来てたからなんです！　・・・超絶だせえ！！　９０年代の姉ちゃんのパジャマの柄みたい！<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/YJ12.jpg" alt="YJ12.jpg" border="0" width="450" height="429" /><br><br>空山はあの日の極限バトルを思い出すかのような激しいメロディにシビれ、こんなことをいうのです！　なんたるクソ真面目！　「お前は何をいってるんだ」の大合唱が次候補にならざるを得ない場面ですが、空山はいたって大真面目、ふざけてるところなんて何にもない！　<br>片方が即興でピアノをひくなら、片方はそれを頭で再生、もちろん擬音は音符だ！　親友というのは高めあうもの。かくありたいですな。<br><br>かつて「サルまん」にて、竹熊健太郎は「音楽のマンガは音楽をマンガで表現することが上手く出来ないがゆえに流行らない」といったものの、それは「ＢＥＣＫ」の登場で覆されたわけです。<br><br>しかし「ＢＯＹ」でさんざんロックをネタにしていたあの梅澤春人先生も、こういう表現になってしまうのが悲しいといえば悲しいところですね。しかしそれは「ＢＯＹ」「ソードブレイカー」そして「カウンタック」と、世間になんといわれても己のかっこよさをどこまでも追求する梅澤先生らしい･･･といわれたら、超絶・「梅澤先生らしい」ですよ！<br><br>ダサいというのは「カッコいい」の反対ではなく、実はミリ単位の近さで向かい合ってるんだよな、と実感させられましたね。<br><br>そんなヤンジャン、ここ最近の好調ぶりって、良くも悪くもこう野放図なところにあると思うんです！　今週は「極黒のブリュンヒルデ」がのってなくて残念でしたが、この調子でいって欲しいところ！


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<dc:subject>こねた</dc:subject>
<dc:date>2012-03-22T22:32:01+09:00</dc:date>
<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
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<title>切り抜きアート</title>
<description> つい先ごろ、北公次が亡くなりましたね。僕ら昭和末期っ子にしてみれば、北公次といえばフォーリーブスの、ではなく「光GENJIへ」シリーズの著者として、の存在のほうがおっきいでしょう。それまでもジャニーさんに関してはホモゲナイズド濃厚牛乳な噂話は漏れ聞くところでしたが、あくまでも事情を知るは一部のみ。ボクはジャニーさんにホモ行為をされたんだ！と激白するこの本はジャニーさんはホモ→ジャニーズの少年たちはお稚児
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<![CDATA[ つい先ごろ、北公次が亡くなりましたね。<br><br>僕ら昭和末期っ子にしてみれば、北公次といえばフォーリーブスの、ではなく「光GENJIへ」シリーズの著者として、の存在のほうがおっきいでしょう。<br><br>それまでもジャニーさんに関してはホモゲナイズド濃厚牛乳な噂話は漏れ聞くところでしたが、あくまでも事情を知るは一部のみ。ボクはジャニーさんにホモ行為をされたんだ！と激白するこの本はジャニーさんはホモ→ジャニーズの少年たちはお稚児さん状態→光GENJIもじゃあホモなの！？という疑惑を呼び、ほんの一時期ですがたしかに光GENJIの人気が落ちた･･･と記憶しています。僕もあれ読んだんですが、なぜかマッチのハダカ写真とか、こりゃマジ、って思うような写真が入っててオオッとなりましたな。<br>ただジャニーズの全員がホモ、とは書いてなかったし、北さんの持ってるジャニーズ情報もあまり新しくなかったので、独白としては意味があったけれども全体としては微妙な読み物だったと思います。<br><br>本の半分くらいは過去のそういった忌まわしい出来事、としてですが、半分は自分のプロモーションで、日本のジミヘンと言われた中野重夫とボクが組んで音楽やってるから来てね！だの、俺の音楽の思いはホンモノ、だの、ボクがこんなになったのはすべてジャニーとメリーのせいだ！　って感じで、自分が堕ちてった(覚醒剤はじめ、フォーリーブス解散後の氏はけっこうな堕ちっぷりでした)のをすべてホモ行為に帰結してるのが、ちょっと違うなと思いましたね。その後何作もこの続編を出しましたが、あまり新しい情報がさらけ出されることもなく、あいかわらず自分が求めるホンモノの音楽の話ばっかになってったと記憶してます。<br><br>しかし事務所公認ホモ情報なんて、今だったら二次創作を生む大いなる船出となったのでしょうが、当時は「諸星クンがホモ？ありえない！」とファンが号泣したりで、この本、かなり憎まれたんですよ。覚えてるけれど、事実をありがとう！って感じじゃなく、余計なこと教えやがって！って女性の方が圧倒的に多かったな。そもそも自分がされたホモ行為はともかく、光GENJIがホモだという確証はどこにも書いてなかったんじゃなかったっけ。そういった意味では「北公次人生を語る」というタイトルでもよかったわけで、便乗暴露本といわれても仕方がないのかも知れませんが。<br><br>さて、光GENJIの人気は当時確かにものすごかったんですが、人気があった証明ともいえるこんな本が出てる人はあまりいないかもです。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/genji1.jpg" alt="genji1.jpg" border="0" width="400" height="582" />
<br><br>そう、当時はね、こういう公認のコミックが出たもんなんですよ。80年から90年代の流れ。アイドルコミックの最後あたりじゃないかな？　だってSMAPあたりはこういうの出てないんじゃない？<br><br>で、このテのシリーズの何が好きかっていうと、やっぱりこういうのですね。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/genji2.jpg" alt="genji2.jpg" border="0" width="420" height="342" />
<br><br>「キャハハ」「ペチャクチャ」・・・しゃべってるって、もうちょっとほかに表現できなくないのかい！　<br><br>こういう楽しげな「公認だから潤沢に使える素材を、妙にムダな使い方するあたり」。これはマンガで容易に表現できることを、なぜ実物を使ってまで壊すんだ！　プロ野球モノから始まって、この手の「本人実写コマ取り込み」って罪深いですよ。こんなにマヌケなものはない！<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/genji3.jpg" alt="genji3.jpg" border="0" width="347" height="505" />
<br><br>手のところ見てください、ここだけペン画です。なんかね、こういうスキのあるあたりというか、そういうマヌケさがね。地方局の静止画CMを思い出すようですよ。特にこれ！<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/genji4.jpg" alt="genji4.jpg" border="0" width="450" height="313" /><br><br>バク宙してる、というシーンですが、なにこの「止まってる」感！　躍動感ゼロですよ。これだったら、動きの線が使えるだけ、よっぽどマンガ描写の方がいい！なのになまじ実物が使えるからこういう手抜きをする。実物はね、動画だけでいいんですよ！　こっちがマンガで描かれている方の光GENJI。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/genji5.jpg" alt="genji5.jpg" border="0" width="450" height="252" />
<br><br>ちゃんと誰が誰ってわかるでしょ？　デフォルメでありつつ分かりやすい似顔絵。そこに混ざる実物の違和感たるやもう・・・。実写使うのがサービスだと思ってるからこうなるんですが、実写はカラーのグラビアであればよくて、作中にはあんまり必要ないんですよ！<br><br>しかしこういうアイドル本のせいか、こういう仕事してるとのりピーのときに「実写コミック版出てなかったっけ」などと探してしまうのが職業病ですね。のりピーなんて当時の存在感考えると、この手のコミック出ててもおかしくないんだけれどなあ。<br><br>

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<dc:subject>こねた</dc:subject>
<dc:date>2012-03-15T23:19:31+09:00</dc:date>
<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
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<title>妙にネコみたいなザク</title>
<description> 久しぶりに岡崎優版のガンダムを読んだのですが、やっぱり「子供向けなんだから細かいこといわなくていいだろ」感が最高ですね。「くそ、しょうがねえな」「ちっ、今度は赤い彗星ぬきかい！」と悪態をつくアムロ見ると心が和みますよ。でも、結局ファンが一年戦争にやたらにこだわり、一年戦争の外伝ばかりを求めたりするから、バンダイやサンライズがこつこつと新たな機体を出しては「実戦投入された７機がすべて撃墜された」だの
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<![CDATA[ <br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/gand1.jpg" alt="gand1.jpg" border="0" width="400" height="577" />
<br><br>久しぶりに岡崎優版のガンダムを読んだのですが、やっぱり「子供向けなんだから細かいこといわなくていいだろ」感が最高ですね。「くそ、しょうがねえな」「ちっ、今度は赤い彗星ぬきかい！」と悪態をつくアムロ見ると心が和みますよ。<br><br>でも、結局ファンが一年戦争にやたらにこだわり、一年戦争の外伝ばかりを求めたりするから、バンダイやサンライズがこつこつと新たな機体を出しては「実戦投入された７機がすべて撃墜された」だの「試験的に２機が投入されたが、それ以後凍結された」だの「わずかにグラナダで試験的に投入されたのみで終戦を迎えた」などという後付設定がいまだに追加されたりするんですよ。<br><br>そんな状況だからこそ「シャアがアッガイに乗るなんてなしだろ」「ゾックが宇宙空間とかマジ」みたいな鵜の目鷹の目で見るわけで。だって初出の「冒険王」って小学生向けの本だよ。小学生は「ゾックは水中戦用に特化したMSで、製作された３機でも無重力での運用は確認されていないはずだが」とかいわんでしょ。有名になりすぎちゃったからツッコまれが多いというのはあるよね。<br><br>でも岡崎版のよさはザクが本とにザコっぽいところなんですよ。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/gand4.jpg" alt="gand4.jpg" border="0" width="449" height="422" />
<br><br>本編で言うと「ククルス・ドアンの島」の回のような画というか、全編通して岡崎先生が「ザクってパイプとか多くて描くのめんどくさいよな」ってモロに出てて、なんだが全身がゴムで出来てるような柔軟さに見えます。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/gand3.jpg" alt="gand3.jpg" border="0" width="398" height="549" /><br><br>なんか顔が太った雄ネコのようですね。憎たらしい顔をしています。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/gand2.jpg" alt="gand2.jpg" border="0" width="450" height="480" /><br><br>せっかくこのコマはリアルに描いてるのに、この射出の仕方！　一説には、岡崎先生の家にテレビがなくて本編見てなかった、という話ですが、それゆえにこういうカッコイイ描写がなされたと思うと、テレビなくてよかったなと思う次第です。ていうか、テレビない人になぜアニメのコミカライズを頼むんだ、秋田書店！<br><br>そしてこの雑魚っぽさはアムロもあいつら弱いよね、とばかりにこの言いよう。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/gand5.jpg" alt="gand5.jpg" border="0" width="450" height="475" />
<br><br>岡崎版アムロは口が悪いことで有名ですが、アムロといえばナイーブ、機械オタク、というイメージを脱却した肉食系アムロ。ジオンはすごく憎むし、街頭テレビでギレンの演説見て、テレビの画面を鉄拳制裁したりする！　この熱度の差はなんなんだ！　<br><br>本家アムロと肉食アムロが二人でラーメン二郎にいったときの呪文は<br><br>アムロ・「麺半分・カタメ・ニンニク少しで」食券小ラーメン。<br>
岡崎アムロ・「ヤサイアブラでニンニクマシマシ」食券大豚<br><br>くらいの差があります。いや、本家アムロがひばりが丘の(小)、岡崎アムロが富士丸の要町店で火山、くらいかな・・・ってちょっと分からなくなってきた！　量産型ザクはキャベツ多目の三田本店、ジムはモヤシ多めでアブラマシマシな桜台、ゴッグは仙川っぽいよね！　もっと分かりにくくなった！　


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<dc:subject>こねた</dc:subject>
<dc:date>2012-03-13T22:52:00+09:00</dc:date>
<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
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<title>だからって作中でアームロックかけていいってことにはならんス</title>
<description> 孤独のグルメの作中でもっとも有名なシーンといえば、やっぱりアームロックでしょう。井之頭五郎が洋食屋に行く。ギリギリランチのハンバーグ定食に間に合う。コワモテの主人は言葉もママならない中国人留学生と思しきアルバイトを客の前でなじる、叱る、文句を言いまくる・・・飯が不味くなる五郎。ついに我慢が出来なくなってアームロックで締め上げる・・・という話ですが(省略アリ)、メシの味云々じゃなく、メシを食うときには
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<![CDATA[ 孤独のグルメの作中でもっとも有名なシーンといえば、やっぱりアームロックでしょう。<br><br>井之頭五郎が洋食屋に行く。ギリギリランチのハンバーグ定食に間に合う。コワモテの主人は言葉もママならない中国人留学生と思しきアルバイトを客の前でなじる、叱る、文句を言いまくる・・・飯が不味くなる五郎。ついに我慢が出来なくなってアームロックで締め上げる・・・という話ですが(省略アリ)、メシの味云々じゃなく、メシを食うときには雰囲気も大事なんだ。特に自分みたいにひとりで飯を食う人間にとっては・・・と印象深い回です。<br><br>その後になってガンバレガンバレフトシ！の回ではジイサンに「あんたいい体してるね」といわれ、さらに入院したときには「家が古武道をやってまして」と五郎の体格のよさや育ちが明かされ、先日も見知らぬサラリーマンを投げ飛ばすとか、五郎無双が繰り広げてきたわけですが、テレビ版ではそんなことにもならずでちょっとだけ物足りなかったりして。<br>だってさぁ、シャイで目立たないけれど、若き女優と恋してたりと女性遍歴もそれなりに豪華、で個人事業主で人にぺこぺこしないで生きててそれなりカネがあり、それでいて人の気持ちも分かる男でしかも過去に武道やってて肉体的に強いって、そりゃ無双過ぎるよ。欠点ってほとんどないじゃん！　それは男があこがれるわ。俺だってジローちゃんになりたいよ！<br><br>まあだからこそ、男の理想像みたいなものを突きつけられてんのにそりゃ長嶋一茂だよね！ってきたら、んなことあるか！って猛反発されるわ。だって一茂はダメなところ表に出すぎてるもん。一茂は男の理想にはなれません！今回テレビ版でゴローちゃんやってる人は事前情報でどこがダメかが分からなかったからスンナリいったんですね。<br><br>というわけでアームロックの回の話ですが、そんな店があるの？という謎に関しては、ネット上を見る限り、やっぱり過去にそういう店主がいたようではある(ただし現在では代替わりしていて、今の店主はそういった風評にちらっと被害を受けている・・という話もあります)。今回、原作者の久住さんがどういう体験をしたかの裏づけが取れました。
<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/imidesu1.jpg" alt="imidesu1.jpg" border="0" width="400" height="567" />
<br><br>というわけでこの本ですが、久住さんと伊達めがねという人が組んだ、辞書形式の4コママンガ本。いってみれば大ヒットした「コージ苑」の二番煎じ企画の「イミデス」です！88年度版と89年度版があることを確認してますが、それ以降も出たのかは不明。<br><br>伊達めがねというヒトが、いろいろなマンガ家の絵を模写して4コマと時事問題を絡めてギャグニするのですが、本家コージ苑にくらべて著しくギャグがつまらない！たんなる模写作家で、ギャグにはクスリとも笑えないものが大半。画は似ていても、ギャグについては相当にセンスない方がやってるな、と感じます。で、その4コマについている小コラムを久住氏が書いているんですね。そんな中にこんな体験談が。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/imidesu2.jpg" alt="imidesu2.jpg" border="0" width="311" height="532" /><br><br>中国人留学生かどうかはわからないけれど、やはりこういった実体験が確かにあったわけです。このあとで久住氏がアームロックを決めていたら本当にいい話だったのになあと悔やみたくもなるのだけれど、それくらいしたっていいよ！と感じる横暴主人ですね。<br>店の名前ですか？　店がある地名と、豆腐、洋食、あたりで考えるとなんとなく・・・。<br><br>ただ、ですが、先ほども触れたように、既に代替わりしててその店主ではない方が店をやっていて、今は非常によい店といううわさも聞きます。豆腐を使ったカラシ焼きが絶妙とか。<br>あるファンが聖地巡礼とばかりに店にいったところ、手元にあった「孤独のグルメ」をチラとみた店主が「こういった情報に惑わされないで下さいね・・」とさびしげにいった、という話もネット上で読んだ記憶があります。<br><br>さてそれ系の話題がもうひとつ入ってて、<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/imidesu3.jpg" alt="imidesu3.jpg" border="0" width="325" height="536" />
<br><br>もうこっちは店がなくなってるから言ってもいいと思いますが、荻窪にあった丸福ですね。3人くらいおばさんがいて、背の低い店主がけっこうな緊張感を周囲に撒き散らしていた記憶があります。東海林さだおが書いてたけれど、品書きには「中華そば」って書いてあり、でもひとりくらい「ラーメン」って言う人がいてもおかしくないのに、全員が「中華そば」って注文するような感じ。本とラーメン道場みたいだった。<br><br>それでもあの名物店主が亡くなって、店が休業していたとき。店の前で張り紙を見て、ぼんやりと店の前に立つ男どもが散見してるのを見て、みなが怖いながらもけっこう慕ってたんだよな・・・と胸が熱くなったりもしましたよ。<br><br>この「イミデス」いろんな意味で駄本ですが、ここにしか書いてない情報もそれなりにあり、久住さんのファンには楽しめます。<br><br><br><br>さて、ずっと休んでた当ブログですが、またしばらくはちょびっとずつ更新していきます。末永くお付き合いお願いしますね。

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<dc:subject>こねた</dc:subject>
<dc:date>2012-03-10T22:58:55+09:00</dc:date>
<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
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<title>花沢健吾感嘆！！</title>
<description> 今日は天候不順ですが、それでも中野店では5000冊近い数の本を買取しています。そのうち、今日は花沢健吾が帯で推薦コメントを書いてるマンガが3冊あったんです。花沢氏はわりと帯の推薦文に担ぎ出されやすいのか、よく見かけますが、今回のこれはちょっとと思った。僕らは花沢氏が推薦した本で、市の世界観を共有したいわけです。ボーイズオンザランに夢中になっていたときに、氏が新井英樹の作品の復刻の帯に名を連ねていてやっ
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<![CDATA[ 今日は天候不順ですが、それでも中野店では5000冊近い数の本を買取しています。そのうち、今日は花沢健吾が帯で推薦コメントを書いてるマンガが3冊あったんです。<br><br>花沢氏はわりと帯の推薦文に担ぎ出されやすいのか、よく見かけますが、今回のこれはちょっとと思った。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/hanz1.jpg" alt="hanz1.jpg" border="0" width="400" height="558" /><br><br>僕らは花沢氏が推薦した本で、市の世界観を共有したいわけです。ボーイズオンザランに夢中になっていたときに、氏が新井英樹の作品の復刻の帯に名を連ねていてやっぱりと思ったし、元町夏央の本の帯に名前が入っていたときにもやっぱりと感じた。日々ロックの推薦でもああ、あるなと思ったのです、が、今回は趣旨がわからなかったんですよ。なんで花沢健吾がヤンキー系少年画報社の、それもコテコテの闇金融マンガに対して推薦を？悩みつつ背を見るとこれ。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/hanz2.jpg" alt="hanz2.jpg" border="0" width="49" height="531" />
<br><br>これはないよ。作者名が読めないじゃん。ていうか、偽装だよここまで行くと！　偽装というかサ○といわれても仕方がないレベルです。間違えて買った人いると思うな・・・。　だって背だけだと花沢健吾の著作みたい。<br>ご丁寧におなじ花カンムリの苗字なので、オビが多少ずれてて、したにも同じように書いてあるんだなと錯覚ささせます。<br><br>本屋的に言うと、この本は帯がこんなで作者名が帯から見れないので、棚に入れてもお客様が調べられない。だったら視認性と検索性からいって面だしするか・・・って追い込まれる気もするし、それを狙ってるのかも知れません。<br><br>で、ぼくらはそれを知りつつ、さらになぜ花沢健吾が推薦するのかを知りたいのですが、読んでみたら、正直ヤンキン色ににしめた闇金底辺生活者モノとして優れているわけじゃない、正直コンビニ本のオムニバス作品と対してかわらないのかな・・・という出来でした。読んでも何故花沢氏が？というのは謎だったのですが、あとがきを見て納得。<br><br>作者の藤原ひとしと花沢健吾は山本英夫のアシスタント仲間だった、と。帯の裏を見て「フッシー初単行本おめでとう！」で馬鹿でかく「花沢健吾応援！」・・・そりゃ間違ってないよ。ないけどさ・・・ああ、縁故ですか！<br><br>ぼくは売るためにあざといことをするのは別に否定しません。だからコネで帯というのは前々否定しません。<br><br>ですが、帯でもともとの作者名がまったく読めず、帯を取らないと本来の作者名が読めないというのはまず作者本人を損なっているのであまり感心はしません。そしてそこに、何十倍もネームバリューのある作家の名前を記すというのは・・・。<br><br>で、このブログを読んだ人が覚えておいてほしいのは「ダマされるな」ではなく、それもそれで今のコミック界の商売の仕方のひとつなんだなということです。<br><br>それにしても、あとがきで花沢氏とおなじカマの飯食った仲間なんだってことは、隠したってよかったわけで。というか、隠した方がハクがついたわけで。それをあえて触れたのが、この藤原さとしさんなりのこの扱い、装丁への抵抗だったのかもしれないですね。
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<dc:subject>こねた</dc:subject>
<dc:date>2011-11-06T22:53:43+09:00</dc:date>
<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
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<title>進化</title>
<description> 先々週のスピリッツ、「バンビーノ！SECOND」で、気になる箇所が一個ありました。新たなる支店の立ち上げ、そして売上が続かず定着するまでの苦しさ、新たに入った味オンチの新人(ドくされ)との確執、外タレがホメてくれたおかげで店に客が、なんとか店に活気が取り戻せ、やっと訪れた短い短い夏休み。。。料理漬けだった伴にひと時訪れたバカンス。そんななか、彼は同僚の誘いを断ってまで、何をするのか？　と思ったら・・・


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<![CDATA[ 先々週のスピリッツ、「バンビーノ！SECOND」で、気になる箇所が一個ありました。<br><br>新たなる支店の立ち上げ、そして売上が続かず定着するまでの苦しさ、新たに入った味オンチの新人(ドくされ)との確執、外タレがホメてくれたおかげで店に客が、なんとか店に活気が取り戻せ、やっと訪れた短い短い夏休み。。。料理漬けだった伴にひと時訪れたバカンス。そんななか、彼は同僚の誘いを断ってまで、何をするのか？　と思ったら・・・<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/ban1.jpg" alt="ban1.jpg" border="0" width="449" height="407" />
<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/ban2.jpg" alt="ban2.jpg" border="0" width="450" height="422" />
<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/ban3.jpg" alt="ban3.jpg" border="0" width="479" height="343" /><br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/ban4.jpg" alt="ban4.jpg" border="0" width="479" height="759" />

<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/ban5.jpg" alt="ban5.jpg" border="0" width="450" height="430" /><br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/ban6.jpg" alt="ban6.jpg" border="0" width="480" height="300" /><br><br>なんとファイブスター物語のレッドミラージュを作るのだった！！　<br><br>「いよいよアイツに挑む日がやって来たばい！」<br>たしかに、いよいよという気がするブツですが、生半可な技量では散々たる状況になるのもまちがいないブツです。スキル、道具、時間、すべてに余裕がないとチャレンジャーにはなれません。<br>僕はこういう細かい組み立てとか塗装とかまったく出来ないぶきっちょですけれど､も、それでも10代の頃は大きさ3センチくらいのメタルフィギュアの塗装とか難なく出来てました。若いってすごいですね！今は手先を使わないせいか、鈍ってしまってますが・・・。<br><br>さて、伴君はというと、プラモの製作とかしない僕でもああこりゃ道具にそれなりに金かけてるなーと思う装備にみえます。<br><br>でもね、こういうのみて、必ず本格的にかじってる人はいやあダメでしょ、っていうわけですよ！　でも、でもカレはこんなところから始まってるんですよ！<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/ban7.jpg" alt="ban7.jpg" border="0" width="450" height="405" /><br><br>「1年戦争編は最高ばい！」とかいってるレベルからです！　もちろんプラモ作る道具というのは、見える限りニッパーしかないのでスナップフィットキットですし、塗装もしてない！　パーツ外して組み立てるだけ、素組み未塗装から、ここまで進化するものなんです！　シャアザクでキャッキャ喜んで「認めたくないものだな・・若さゆえの・・・」とかいってた奴が「見る角度ば変わるごとに全く違う形状に見えて破綻がない」という、あの美しさを端的に表現できる人間になっていようとは！　<br>えっ！とおもってこのシーンが出てくる「バンビーノ」1巻初出を見ると6年前。6年あれば人間はここまで進化するわけです。やっぱり若い頃というのはすごいものですね、好きなことに対しての吸収力が違うというか。<br><br>まあ、それを進化してると見るか、穴に深く落ち込んでいると見るかは人それぞれではありますが。たぶんこのまた6年後にはさらに症状が悪化してて、グンゼのハイテックモデルの戦車シリーズの未開封品を複数個集めて老後の楽しみにしたり、ゼネプロが出したペーパークラフト版メーサー殺獣光線車をつくったりし出すのかもしれません。<br><br>でもそれは世間的には悪化ですが、まんだらけ的にはまちがいなく正常進化です、進化なのです！


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<dc:subject>こねた</dc:subject>
<dc:date>2011-10-20T22:52:10+09:00</dc:date>
<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
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<title>山田花子</title>
<description> 昨日は青山景の自殺を知って、いろいろと考えさせられました。初めて彼の名前を知っただろう人も多いでしょうし、どんな作品を描いてた人なのかな、と作品を新たに読む人もそれなりにいるでしょう。ただ、自殺したことでそういった「死」についてのフィルターを通して読もうとするのなら、あまり期待する結果は得られない作家なのではと思います。彼の作品群から「それ」を嗅ぎ取ろうとするなら、おそらくどの作家からでも「それ」
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<![CDATA[ 昨日は青山景の自殺を知って、いろいろと考えさせられました。<br><br><br>初めて彼の名前を知っただろう人も多いでしょうし、どんな作品を描いてた人なのかな、と作品を新たに読む人もそれなりにいるでしょう。<br><br>ただ、自殺したことでそういった「死」についてのフィルターを通して読もうとするのなら、あまり期待する結果は得られない作家なのではと思います。彼の作品群から「それ」を嗅ぎ取ろうとするなら、おそらくどの作家からでも「それ」はかぎ取れるのではないかとすら感じるのです。<br><br>自殺した作家というと、そのことで名前がいっそう広がった作家の二人が山田花子とねこぢるでしょう。<br><br>とくに山田花子に関していえば、自殺する以前というのはお世辞にも売れている作家ではなく、それがＱＪの「消えたマンガ家」からの再評価と「それ」のフィルターをとおしての新規読者の獲得・・・という流れがあります。<br>山田花子のその生き様を知ってから作品を読んだ人が多かったのもその流れを加速させました。みんなが(言い方は悪いですが)、怖いものみたさと好奇心にサブカル的な言い訳をつけて、彼女の被害妄想が表出しまくっている作風を「自殺に追い込まれた人の作品」「精神を患う人の作品」としてしか眺めてなかったのではとも感じてしまいます。あの被害妄想の中には冷徹な客観視があるのですが、そこは前述の作風に覆い隠されて評価されていたのではないでしょうか。(余談ですが、福満しげゆきの一種独特なネチッこさも、どっかでどう曲がっていたら山田花子のような作風に至ってたんじゃないかと思ったりもします)。<br><br>さて、「消えたマンガ家」「自殺直前日記」のブレイクで山田花子が一躍注目を浴びていた96年、こんな本がひっそりと発売されています。
<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1013a.jpg" alt="1013a.jpg" border="0" width="370" height="527" />
<br><br>長期にわたる連載では、後半巻数に至るほど刷り部数が減っていくという関係上、後半の巻数の入手が困難になります。この「ハロー張りネズミ＆ハリネズミ交遊録」は別巻ではなく24巻という巻数がきちんと振られていることもあり、正編23巻では中途巻セットになってしまうというのがなかなかややこしい。<br>またこの本もハリネズミシリーズが連載終了してからけっこうたった頃にぽつんと発売されたこともあり、ここまでそろえて全巻を持っている人はかなり少ないのではないでしょうか。<br><br>島耕作シリーズにおける「島耕作の優雅な日々」と同じような扱いですね。<br><br>内容はというと、当時のヤンマガ連載陣と弘兼さんの文字通り交遊録というか、あってみたときの印象が語られているのですが、これがなかなかに読ませます。<br>「すぎむらしんいちは大のソニー狂」<br>「有間しのぶは毎日オナニーだけはする」<br><br>「きうちかずひろの背中にはモンモンが入っている」<br>「楠みちはるはファミレスの回数券を集めたり、けっこうセコイ」<br>「木内一雅はソープランドのボーイをしていた」<br><br>といったように、ここでしか知れない情報が満載。まあ弘兼さんだからここまで書いても怒られなかった、というのもたしかにありますが・・・<br><br>そんななか、「神の悪フザケ」でデビューしたばかりの山田花子も、何の縁なのかこの交遊録に登場するのです。これが誠に、僕らが考えている山田花子象を裏切らないもので・・・。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1013c.jpg" alt="1013c.jpg" border="0" width="449" height="696" /><br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1013d.jpg" alt="1013d.jpg" border="0" width="450" height="683" /><br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1013e.jpg" alt="1013e.jpg" border="0" width="450" height="679" /><br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1013f.jpg" alt="1013f.jpg" border="0" width="450" height="668" /><br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1013g.jpg" alt="1013g.jpg" border="0" width="449" height="680" /><br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1013h.jpg" alt="1013h.jpg" border="0" width="450" height="704" /><br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1013b.jpg" alt="1013b.jpg" border="0" width="449" height="112" /><br><br>それにしても、弘兼氏は似顔絵が抜群に上手いですね。特にこの目つき。僕らが写真で知る山田花子にそっくりで。このエピソードの初出は89年ではないかと推測ですが、ヤンマガに「神の悪フザケ」が連載されていた当時、亡くなる数年前です。<br><br>しかし、自殺した人、精神を病んだ人・・・というフィルターを抜きにしても、かなり稀有な、相当のコミュニケーション能力の欠如が傍目からもわかる人だったのかもしれません。なにしろ対談相手は間違いなく社交的でおしゃべりな弘兼氏なんですから・・・。氏も彼女を「緊張して黙っていた」といったさまでは表現しておらず、あまりに特徴すぎる新人として扱ってますが、これが表現できるギリギリだったのかもしれません。<br><br>しかしこれを見て「いかにも自殺に縁がありそうだ」などと考えるのは早計です。ぼくらは情報をすべて知った後から読み返している立場なので、そういう風に「読んで」いるからです。山田花子を何も知らない最近の若い子に見せて、彼女が自殺しそうに見える？ときいても、たぶん答えは陰性だと思うのです。<br><br>山田花子の消費のされ方が良くも悪くも上記のように偏ってしまったことは反省として持っておくべきかもしれません。青山景さんについても、個人的願望ですがちょっぴりそう思います。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/kiga14.jpg" alt="kiga14.jpg" border="0" width="360" height="492" />
<br><br>なんか体のイイこといってて自分で自分が気持ち悪くなったので、いちまいくだらない画像をどうぞ。<br><br>






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<dc:subject>こねた</dc:subject>
<dc:date>2011-10-13T23:05:42+09:00</dc:date>
<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
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<title>現実逃避</title>
<description> ちょっと個人的に煮詰まっていますので、ちょっと現実逃避します。ありていにいうと「何かモヤモヤするへんなものを皆さんも見てください」ということなんですが。口声音でタイトルをきくと「たちんぼの詩」なんていうと街娼の類の本かと勘違いしてしまいますが、野球の審判のマンガです。これって唯一のジャンルコミックかも。こんな風にヒヨッコ審判の主人公が「アウトーッ！」なんてフォームの練習するんですがなんかどうもね、
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<![CDATA[ ちょっと個人的に煮詰まっていますので、ちょっと現実逃避します。<br>ありていにいうと「何かモヤモヤするへんなものを皆さんも見てください」ということなんですが。<br><br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1051.jpg" alt="1051.jpg" border="0" width="400" height="579" /><br><br>口声音でタイトルをきくと「たちんぼの詩」なんていうと街娼の類の本かと勘違いしてしまいますが、野球の審判のマンガです。これって唯一のジャンルコミックかも。こんな風にヒヨッコ審判の主人公が「アウトーッ！」なんてフォームの練習するんですが<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1052.jpg" alt="1052.jpg" border="0" width="416" height="451" /><br><br>なんかどうもね、この「リラックス！」が全然力が抜けてる感じがしないのが素晴らしくいいと思いまして。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1053.jpg" alt="1053.jpg" border="0" width="213" height="451" />
<br><br>「とりあえずリラックス！って宣言はしたかんな」というか、ふつうはリラックスせよ、ってこんなリキんでいわんでしょうよう。<br><br>つぎは過去にも取り上げた
<a href="http://www.mandarake.co.jp/information/column/iwai/animal/023/index.html" target="_blank" title="なめねこパチ">なめねこパチ</a>のぬりえの新バージョンが出てきました。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1054.jpg" alt="1054.jpg" border="0" width="449" height="335" />
<br><br>本当にネコが経ったり制服を着てるからこそ面白いのに、ハサミで切った貼ったでネコのアタマに服装をくっつけコラージュしてやりくりする子供だましのチープゆえの味わいは捨てがたいものがありますね。「ぬりえ」のフォントもいい。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1055.jpg" alt="1055.jpg" border="0" width="449" height="650" />
<br><br>で、中の塗り絵も瞳孔が開いてらりぱっぱなネコ、背景によくわからない集中線ついた、いわば「開きまくった短ランネコ」に色を塗るという、あんまり子供の情緒教育にはおすすめしかねる局面になってますね。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1056.jpg" alt="1056.jpg" border="0" width="347" height="538" />
<br><br>さっきはスルーしたけれど拍子のネコもデコヘゴ感を隠そうともしない。筋肉質なのか？　元素材なんなんだろうこれ。<br><br>次はマンガじゃなくて読み物なんですが<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1057.jpg" alt="1057.jpg" border="0" width="399" height="564" /><br><br>まあ、内容的にはありがちですよね。男子にとって、ケンカにせよ腕っ節にせよ「強い」事はどこまでいっても憧れの対象ですから、こういう専門書出てること自体は不思議でもなんでもない。ただ、中の人に絵心がないんですな。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1058.jpg" alt="1058.jpg" border="0" width="450" height="393" /><br><br>全ページこの絵です。全ページこの調子です。この調子をいささかも崩すことなく、つつがなくこの本が終了するのです。ストイックにも程があります。<br><br>まあこういう本格的でない軽ーい技術本にそこまで何を求めるの？っていうのもあるんですが、そこにマンガ的な絵があれば吸い寄せられてみて考えてしまうというのが古本マンガ屋のダメな習性でして。「相手がひじを出してきたらこう対応する」的なパターンの解説と、釣り目の目ぇつぶった男をひたすら殴りまくる。どこがおかしいのかといわれたら返事は難しいが、ヘンなのですそれはたしかに。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1059.jpg" alt="1059.jpg" border="0" width="416" height="423" />
<br><br>「相手が頭突き出してきたらこうする」の図ですが、生首が飛んできてるようにしか見えません。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/10510.jpg" alt="10510.jpg" border="0" width="418" height="423" />
<br><br>同時に手首が３つも。もはやどんな環境におかれたらこんな同時攻撃受けざるをえないのか、そこを解消した方がよいようにさえ思えてきます。人の女を寝取って借金を踏み倒し、借りた車を電柱にぶつけるくらいのことはしてるんじゃないでしょうか。護身だと張り切って突きや蹴りを出す前に、自分の生き方のせいでこんなトラブルを招いてることを先に反省すべきです。<br><br>それにしても人間はこんなに殴られているときでも冷静な判断下せるんでしょうか。「いずれもケンカ技の初歩的な応用である」とかいってるけど、そもそも実践積んでる人は護身の必要がない気もするな。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/10511.jpg" alt="10511.jpg" border="0" width="400" height="575" />
<br><br>貸本マンガ、宮本ひかるです。ひばりでも描いてましたね。中はありきたりな迫害されがちな美少女転校生の秘密とは・・・？って恐怖マンガですけれども、美少女以外のそんなでもない女子に対する振る舞いのスタイリッシュさにはシビレますね。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/10512.jpg" alt="10512.jpg" border="0" width="450" height="228" /><br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/10513.jpg" alt="10513.jpg" border="0" width="450" height="434" />
<br><br>「それならむこうへいってくれたまえ」「ぼくの考えのじゃまになる」。いまこんなこと言い放てる男子は、どっかにステータス異常があるはずです。<br>それにしても<a href="http://iwainohondana.blog85.fc2.com/blog-entry-116.html" target="_blank" title="「うばすてやま」">「うばすてやま」</a>もそうでしたが、この当時の貸本マンガは明確にチビデブブスバカ老人を差別してるので、いまとなってはなかなかにヒヤヒヤします。僕のように差別される側にいるものにとっては心痛みますね。<br><br>さてスタイリッシュといえば、「エコエコアザラク」でしょうなあ。<br><br><img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1061.jpg" alt="1061.jpg" border="0" width="227" height="347" />
<img src="http://blog-imgs-46.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1062.jpg" alt="1062.jpg" border="0" width="196" height="211" />
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<br><br>と、エコエコのラストのコマ「黒井ミサ姉さんがエコエコアザラク　エコエコザメラクとつぶやきながら去っていく」コマだけを集めてみました。なんかいいですよね、これ。<br><br>これね、5コマだから笑いっぽくなりますが、500コマ集めてカベに張ったりすると現代アートになったりしますよ。<br><br>そういえば黒魔術に美少女の組み合わせは露出もＳＭ的な要素も出しやすいからか、エコエコはＶシネで何作も作られていましたね。釣り目の黒髪美少女だったらみんなミサ姉になれますからね。<br><br>それにしてもちょっと前まではなんかミスったり女性としての商品価値が低くなって別展開考えるにしても、いきなりＡＶまで行かなくてすんだんですよ。ビデオ安売り王にだけ並ぶやっすいイメージビデオとか、背中からの尻みせ・手ブラ解禁写真集とか、ちょっとエッチなＶシネとかで「アイドル」「女優」の肩書きを程よく傷つけずにすんだ時代もあったのに、いまやダメとなったら即ストリップ、即ＡＶ。それもこれもオトコがそれじゃあその程度じゃあ納得しなくなったからですね。作る方も見る方も。<br>ミサ姉になってズタズタにやぶけたセーラー服着て乳首のひとつも見せてればオトコどもがリモコン片手にうんうんと納得してた時代が懐かしいですな。<br><br>やれやれ、しばらくは週に1回くらいの更新を目指していきます。でもツイッターでの「更新しました」は特にしませんからご注意の程！


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<dc:subject>こねた</dc:subject>
<dc:date>2011-10-06T23:18:48+09:00</dc:date>
<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
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<title>チクワで一話、あと表現なんかおかしい</title>
<description> 個別の食材を掘り下げるのではなく、レシピの公開がメインである「クッキングパパ」は、なにかのエピソード→それなら・・・と荒岩が料理を作る→おお、これこれ！で大団円・・・というパターンが大半で、とどのつまり「これこれ」の部分さえあってれば、どんな食べ物でも1話出来てしまうのが強みです。たとえ前号では、ちくわの磯辺揚げで一話。ギャグマンガだったら、ストーリーマンガだったら、やっぱりこのページ数を埋めるのは
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<![CDATA[ 個別の食材を掘り下げるのではなく、レシピの公開がメインである「クッキングパパ」は、なにかのエピソード→それなら・・・と荒岩が料理を作る→おお、これこれ！で大団円・・・というパターンが大半で、とどのつまり「これこれ」の部分さえあってれば、どんな食べ物でも1話出来てしまうのが強みです。<br><br>たとえ前号では、ちくわの磯辺揚げで一話。ギャグマンガだったら、ストーリーマンガだったら、やっぱりこのページ数を埋めるのは大変だと思うのですが、今回もまたどうでもいいようなストーリーにからめて、ちくわの磯辺揚げだけで一話成り立ってしまうのだからすごいですね。<br><br>だってちくわの磯辺揚げですよ？　のり弁当に入ってるメインディッシュだけどさ、でも磯辺揚げで1話はないだろうと。<br><br>その一話も「同窓会で友の死を知る、そういえばアイツ、ちくわの磯辺揚げ好きだったなー」という、ちくわでなくとも全然成り立つストーリーです。<br>冷蔵庫を開けると、ちくわばっかり。「なんだーちくわばっかりじゃねーか！」「ちくわが好きでね」。まあそりゃそうだろ、というアタリマエのやり取りもポイント高いですね。そんなダメなポイントを溜めていっても、それが何かに交換できんのかといわれても困りますが。<br><br>今回はうえやま表現のポイント、というか、詰めていうと僕の好きな表現を紹介します。<br><br><img src="http://blog-imgs-49.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/kuppapa1.jpg" alt="kuppapa1.jpg" border="0" width="438" height="431" />
<br><br>この春先のブロッコリみたいな、70年代アニメの妖精系お姉ちゃんが何かというと、荒岩が勤める会社の若手の女性社員で、まあお嬢様キャラというかアイドル的な存在。この髪型、この目、この造形、この存在感！　うえやま先生が「これがいまのお嬢様バイッ！」とキメ打ちしてるのはわかるのですが、そうとうにありえないことになっています。弘兼先生の若者キャラいまっぽくないよねという人は、まずうえやま先生がその先なのか後なのか、どうなってんのかを考えないといけません。<br><br><img src="http://blog-imgs-49.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/kuppapa2.jpg" alt="kuppapa2.jpg" border="0" width="400" height="480" />
<br><br>二コマ目、おっさんがいきなり黒くなってますが、この黒くなってるのか「これから回想シーンだからネ」という合図です。<br><br>もう一回そのコマだけ抽出しますが、これで回想シーン導入の合図ですよ。<br><br><img src="http://blog-imgs-49.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/kuppapa3.jpg" alt="kuppapa3.jpg" border="0" width="200" height="527" /><br><br>いや、フツウでしょ、なにがおかしいのと返されるとうまく言葉では返せません。しかし、・・・でもしかし、やっぱりなにかおかしいこのモヤモヤした感じ。この黒くなり方はないだろう、ってんでもないし、これで回想ってことないだろう！っというのでも違うし・・・言語化できないモヤモヤした感じが伝わりましたでしょうか？<br><br>最後、悪友と酒を飲み、ちくわをたべ、盛り上がるコマ。<br><br><img src="http://blog-imgs-49.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/kuppapa4.jpg" alt="kuppapa4.jpg" border="0" width="450" height="151" />
<br><br>この「たらん」というのは何の擬音なのでしょうか？　<br>野球マンガの「ワーワー」はじめの一歩における画面全体には描かれないパンチ音のように、マンガを読む人がすべての擬音に目を通しているとは限らないわけで、現に実際僕もこの擬音には初読時には気がつかなかったくらいです。だがしかしなにが「たらん」なんでしょう？全然わからないです。<br><br>最初は「(食い)足らん」かなと思ったんだけれど、違いますよねこれ。足らんだったら吹き出しにして「足らん！」って書くよフツウ。<br><br>ですが、クッキングパパは前述のストーリーと同じく、あまりにも様式美、形式が整いすぎていていまさら突っ込めない雰囲気すらあります。でもやっぱりおかしいですよ。そしてそのどうにもズレてるところがクッパパの味であり見所なんですよね。ズレてないとクッパパではないのです。<br><br>食べ物マンガって、連載長いからか作中キャラクターが既に雑誌の住人になりつつあることがワリにありますが、クッパパの住民度は著しく高いです。住民度が高いほど、あえては突っ込めない。僕らだっていままでずっとスルーしてた同じ会社の長い付き合いの人に、「そのもみあげヘンだよね」とはいえないじゃないですか。あれだけヘンなのに、改めてヘンだといまさらはいわれない境地っていうのもすごいのかもしれません。
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<dc:subject>こねた</dc:subject>
<dc:date>2011-09-28T22:34:01+09:00</dc:date>
<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
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<title>アニメ地獄</title>
<description> さて、今週もバキの親子喧嘩で溜飲を下げるか・・・とチャンピオンを開いたところ。あの独特な泥臭さを恐れないぶっとい線が目に・・・やった！　ブラックジャック創作秘話が今週は掲載されています！　ずいぶん久しぶりだなあ。断言します！　今すぐコンビニに行って、チャンピオンを購入してください！　損はしないはずです！　冒頭、明る～い笑顔でこういう御大。
そう、自身のプロダクション、虫プロがアニメの製作と労組との
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<![CDATA[ さて、今週もバキの親子喧嘩で溜飲を下げるか・・・とチャンピオンを開いたところ。あの独特な泥臭さを恐れないぶっとい線が目に・・・やった！　ブラックジャック創作秘話が今週は掲載されています！　ずいぶん久しぶりだなあ。<br><br>断言します！　今すぐコンビニに行って、チャンピオンを購入してください！　損はしないはずです！　<br><br>冒頭、明る～い笑顔でこういう御大。<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0526a.jpg" alt="0526a.jpg" border="0" width="400" height="414" />
<br><br>そう、自身のプロダクション、虫プロがアニメの製作と労組との争いの中疲弊し、倒産させてしまった昭和48年。<br><br>あらたにマンガに専念するぞと「手塚プロダクション」を立ち上げた手塚先生。マネージャーとして松谷氏を招聘するにあたり、アニメはもうやらないよと公言・・・。<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0526b.jpg" alt="0526b.jpg" border="0" width="420" height="175" />
<br><br>読者離れが進みダメかと思われた手塚先生もBJなどのヒットで復活、不死鳥のごとくよみがえったの、だ、が・・・<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0526c.jpg" alt="0526c.jpg" border="0" width="400" height="416" />
<br><br>会社が軌道に乗ったら、またしても御大はおんなじような笑顔で、高らかにこう宣言するのだった！　あけ悩まされたアニメの製作を、どうしてもやめられない。24時間テレビに、新作手塚アニメを特番で一挙放送したいのだという。その誘惑に耐え切れない先生。<br>手塚先生にとってアニメは本当に夢だったんですね。<br><br>しかし、悪夢はここから始まったのだった・・・。<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0526d.jpg" alt="0526d.jpg" border="0" width="420" height="251" />
<br><br>その原因はやっぱり手塚先生でした！　手塚先生が多忙のあまりコンテ書いてくれないので、原画も作れないし下請けにも発注できないし、すべてが滞る・・・荒くれる坂口尚！　<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0523e.jpg" alt="0523e.jpg" border="0" width="420" height="288" /><br><br>電話線をぶっちぎり電話を投げ捨て暴れ狂う坂口尚。「酒が入ってたといわれるが」とあるけれど、現場でも酒飲まないとやってられないほどのストレスだったんでしょうねえ・・・。
<br><br>下請けからは原画が来ないとギャーギャーいわれ、しかし一向に手塚先生から原稿が降りてこないので、しまいには制作進行が逃亡してしまう！　どうすると鳩首会議を開き、それぞれのパートごとに「だれいきますか？」と振ると、そこでは積極的に手塚先生が「これ手塚！」と挙手しまくるではないか！　<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0526f.jpg" alt="0526f.jpg" border="0" width="420" height="389" /><br><br>
バイトとして入って日が浅い、今回の語り部である清水氏は「神様が本気で取り組んでくれる！これで安心だ！」と無邪気に喜ぶのですが、現場のスタッフは非常に微妙な表情でみな無言に・・・。そう、これは解決の始まりなんかではなく迷走の始まり、<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0526g.jpg" alt="0526g.jpg" border="0" width="450" height="253" />
<br><br>アニメ地獄の始まりだったのです！！　アニメ地獄！！！　素晴らしいフレーズです！<br><br>さてあれやるこれやると言い放ったはいいものの、何本もの連載を抱えすぎてる手塚先生が、アニメのために専念なんかできるはずがない！　どこにでも口を出して自分で手を入れないと気がすまなくても、時間は無限にあるわけではないのです！　締め切りギリギリなのに！と清水氏のイライラは募るばかり。<br><br>しかしようやく手塚先生から仕事が降りてくるようになり、ああ仕事も回りだした・・・。清水氏に思い出を聞くインタビュアーは　じゃあそのあとは順調に進んだんですね？と聞くやいなや、清水氏は地獄のカマを覗いてきた後のように絶望のまなざしでこういうのです！<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0526h.jpg" alt="0526h.jpg" border="0" width="423" height="385" /><br><br>いい顔ですね～！<br><br>そう、やっと完成近くにこぎつけて安泰だ～！と現場は地獄からの開放だぜ！って喜んでも、ひとり芸術家の視線でしかみていない先生は、不満だらけでこういいだしたのです。<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0526i.jpg" alt="0526i.jpg" border="0" width="420" height="340" />
<br><br>「リテイク」<br><br>ええ～～っ！　この期に及んで？　もうみんな地獄見てきたんだよ！　時間だってないんだよと現場は言いたいのだが、御大には逆らえない。こうなった手塚先生はもう一歩も引かないのです！<br><br>せっかくの完成が何度ものリテイクでどんどん後退していって、俺はどうせアルバイトだ！神様だろうと知ったことかと直訴(怒鳴り込む)したるぜと意気込む清水氏だが、こんな手塚先生の姿を見て何もいえなくなってしまう・・・。<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0526j.jpg" alt="0526j.jpg" border="0" width="420" height="625" /><br><br>そう、今回はここできたんです、吉本氏の「なんだかみすぼらしくも神々しく見える中年・手塚治虫」スタイル！　この画面じゃカッコよく見えないはずなのに、だれよりもハードワークをこなしリテイクといっただけの仕事をきちんとやり遂げ、泥のように眠る手塚先生を見たら何もいえないですってば！　<br><br>これ以上説明しますと落ちになってしまうので、あとはチャンピオンを買って読んでほしいのですが、手塚先生のエピソードで善い部分だけを強調しない、人間臭くもわがままで孤独で、天才というよりも努力家、そして妙に肉ダルマな手塚先生はこの宮崎克×吉本浩二コンビでしか描けません！　いやー今回も最高でした！<br><br>そして7月についに単行本になるとのこと！　このブログをよんでくれている皆さんならば、絶対に買って損はしないはずです！　<br><br>正直、このコンビでのほかの仕事も見てみたい！　題材が手塚先生だから面白いのか？　いや、それを引き出すこの二人の力量が優れているのか？　両方だと思うのですが、後者のほうが強いのではと僕は考えています。<br><br>
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<dc:subject>こねた</dc:subject>
<dc:date>2011-05-26T23:20:12+09:00</dc:date>
<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
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<title>今日の気になる画像</title>
<description> まんだらけ中野店で、11時50分くらいに、オープン前の買取処で、ミーティングを行っていますが、実はここでは堅苦しい話はあまりしていません。各スタッフが「最近気になっているこんなもの」というお題で1分くらい話すのですが、今日紹介されたものに仰天しました。レディースの村山クンが「わたしは青池保子が好きなんですがぁ～」といって紹介したのは、2009年プリンセスゴールドのふろく、エロイカＮＡＶＩ。ちなみにマンガ界
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<![CDATA[ まんだらけ中野店で、11時50分くらいに、オープン前の買取処で、ミーティングを行っていますが、実はここでは堅苦しい話はあまりしていません。各スタッフが「最近気になっているこんなもの」というお題で1分くらい話すのですが、今日紹介されたものに仰天しました。<br><br>レディースの村山クンが「わたしは青池保子が好きなんですがぁ～」といって紹介したのは、2009年プリンセスゴールドのふろく、エロイカＮＡＶＩ。<br><br>ちなみにマンガ界でただ少佐、と呼ばれたときは、それがだれの口から発せられたかによってその対象が違いますので注意が必要です。<br><br>マンガ読みがいう「少佐」・・・ヘルシング「ミレミアム」の「少佐」。あのパタリロをモチーフにしたといわれる、小太りメガネ。「諸君、わたしは戦争が好きだ」で有名な彼は終始「少佐」で、実名は明かされなかった気が。「総統代行」「大隊指揮官」とも呼ばれてましたね。<br><br>アニメマニアのいう「少佐」・・・となると、異論はありますが「攻殻機動隊」の草薙素子少佐が思い浮かぶ方が多いかも。<br><br>そして少女マンガ読みがいう少佐はというと、こちら、「エロイカより愛をこめて」の、ＮＡＴＯ軍の情報将校、エーベルバッハ少佐です。<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0520a.jpg" alt="0520a.jpg" border="0" width="420" height="382" />
<br><br>ええっ！？　少佐って、こんなだったっけ！？　いつものような船乗り系キャラに髪、生えたただけじゃないの！　ファブフォーかえ！！<br>とにかくこのミスマッチぶりにはミーティングの途中から放心状態に陥らせるインパクトがありましたね。<br><br>これはなにかというとですね、この「エロイカNAVI」のふろくの企画で青池保子先生に近いマンガ家さんが、お祝いで少佐を描くという奴なのですが、他は木原敏江とか和田慎二など、危なげない作家セレクトなのに、何故か唐突にかわぐちかいじが。個人的に親しいのでしょうか？　でないとなかなかここまでは思い切れないというか・・・。<br><br>さて、では本家エーベルバッハ少佐はというとどんな顔だったかお忘れではないですか？<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/5020c.jpg" alt="5020c.jpg" border="0" width="354" height="322" />
<br><br>そう、青池先生の特徴である面長なこの顔だよ。<br>でもあれ？　となりになんだろう、どっかで、どっかで見たことあるような人がいるけれどナア・・・って、ブラックジャックですがな！　これは割りと有名な、ブラックジャック生誕を記念して発行された、ブラックジャックトリビュートで青池先生が描いたブラックジャックです。<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0520b.jpg" alt="0520b.jpg" border="0" width="222" height="405" /><br><br>・・・やっぱり、なんともいえない独特の色気がありますね。このブラックジャックには。<br><br>ちなみに「エロイカより愛をこめて」は、僕もそうですが男性ファンも多いことで有名です。僕は残念ながら連載が再開してからは離れてしまったので中途組(ベルリンの壁が崩壊してからの連載再開以降を読んでない組)ですが、少佐と伯爵、そしてアラブの富豪とミーシャを交えてのドタバタがたまらなく病みつきになります。「笑う枢機卿」から「皇帝円舞曲」の流れって何度読んでも飽きさせないですからねえ。<br><br><br><br>あとはきのう発行のヤンジャンから。<br><br>本宮ひろ志の新連載は美人の女房を二人でシェアするぜ！という耳を疑うようなストーリーですが、第4回にしてもう片方の主人公がこれ。<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/5020d.jpg" alt="5020d.jpg" border="0" width="400" height="627" />
<br><br>これ読んだ何人かが「左右ちょっとは見ろよ！って感じですよね」といってましたが、左右見てないってレベルじゃないような。「だれも予期せぬ危機！！」というあおり文句もいい！<br><br>次は今日発行のビッグコミックオリジナルから。<br><br>尾瀬あきら先生が落語マンガに挑戦、ということでかなり読ませる「どうらく息子」ですが、尾瀬先生の間の取り方にドはまり。<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0520e.jpg" alt="0520e.jpg" border="0" width="400" height="624" />
<br><br>主人公、落語家の見習い、銅楽は、新しい噺を教えてもらうためにある落語家の家に勉強に。そこでであったのは、自分の初・前座落語で笑ってくれた、若い娘さん。憎からず思っている主人公。<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0520f.jpg" alt="0520f.jpg" border="0" width="300" height="557" />
<br><br>彼女はこのときだけ自分のことをボク、とおどけていうんだけど・・・。まあ、自分のことをボク、と呼ぶ少女がいたらなかなかにいま同姓からも冷ややかな視線を浴びるというか、賭けとしてもボケとしても微妙な一人称ですが、銅楽はちがうね。バキと勇次郎の間の空間がグニャってなるようなモワモワーって感じで萌え上がってしまいましたよ。<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0520g.jpg" alt="0520g.jpg" border="0" width="196" height="374" />
<br><br>昂ぶったような、いきりたったような、そんな荒々しさを交えて萌え上がる銅楽の、なんかこの「間」がなんとも妙な感じがするんですが、これは僕の思い過ごしでしょうか！？　ぼくはこのコマなんか引っかかると思ったんですが！　ちょっと微妙かなあ？・・・。
<br><br><br> ]]>
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<dc:subject>こねた</dc:subject>
<dc:date>2011-05-20T23:03:29+09:00</dc:date>
<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
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<title>カテゴライズの問題</title>
<description> 今日、何日か遅れでビッグコミック読んで驚きました。ゴルゴ13で、です。最近、ゴルゴの舞台がうどん王国・香川だ！ということで、ゴルゴが讃岐うどんを食べるのではないかとか、そういった憶測が流れていたわけですが、うどんどころではないビックリが紛れ込んでいました。国際会議場がテロリストに狙われ、それをガードする職員たち。そのうち関西弁の女性はというと・・・
人の名前を覚えるのが苦手、でもイケメンやったら覚え
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<![CDATA[ 今日、何日か遅れでビッグコミック読んで驚きました。ゴルゴ13で、です。<br><br>最近、ゴルゴの舞台がうどん王国・香川だ！ということで、ゴルゴが讃岐うどんを食べるのではないかとか、そういった憶測が流れていたわけですが、うどんどころではないビックリが紛れ込んでいました。<br><br>国際会議場がテロリストに狙われ、それをガードする職員たち。そのうち関西弁の女性はというと・・・<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0514a.jpg" alt="0514a.jpg" border="0" width="420" height="154" />
<br><br>人の名前を覚えるのが苦手、でもイケメンやったら覚えられるんにゃわ！と逆女子力を発揮。しかしＳＰの人が人の顔をおぼえるのが苦手、って致命的なんじゃないかしら。<br><br>と、怪しい人影がないかをチェックしつつ、会場近くを漂う軍艦に目を向けると、<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0514b.jpg" alt="0514b.jpg" border="0" width="400" height="196" />
<br><br>そこには・・・<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0514c.jpg" alt="0514c.jpg" border="0" width="450" height="254" />
<br><br>まあ予想どうりゴルゴがいるのはいいとして、この表現はいかがなものでしょうか！<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0514d.jpg" alt="0514d.jpg" border="0" width="420" height="248" />
<br><br>「あのイケメンは忘れようにも忘れられへんわ！」<br><br>イケメン！　ゴルゴが！　イケてる面とかいてイケメン！　女性がゴルゴを評するときに今までいわれていた「セクシー」「精悍な」「ワイルドな」といった穏当な表現から一歩踏み出して、しかしその踏み出しは大きな大きな過ちの一歩だったのではと感じる不適当な呼称です。<br><br>そもそもゴルゴのルーツ説では終戦時に満州やモンゴルで活躍しただれそれとか、帝政ロシアアナスタシアの隠し子だとか、陸軍の諜報機関にいた大物の息子とか、昭和の匂いしかしない老齢なはずなのにのに、イケメンってことないだろ。80ちかい石原都知事がトシのワリにはカッコよくたって、イケメン都知事とは言われません。<br><br>これは関西でのイケメンという意味なのか、それとも全国津々浦々、歌舞伎町でも通じるイケメンなのか謎はつきません。あとゴルゴが妙に寸詰まりというか、肩幅とかも気になりますね。<br><br>

というわけで、今後このブログではイケメン、の最上級がゴルゴということにしますので、特にぼくがなにも触れずに「イケメン」という単語を出すときは、おおむねそれはゴルゴのことと考えていただければと思います。<br><br> ]]>
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<dc:subject>こねた</dc:subject>
<dc:date>2011-05-14T23:40:59+09:00</dc:date>
<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
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<title>最近気になった画像</title>
<description> すっかりブログの更新がおざなりになってしまい、申し訳ありません。お呼ばれしたイベントで「バリバリくん」を紹介し、ＧＷのいい気分の夕暮れを、セブン対メトロﾝ星人の時のような陰影の強いアカダラまっ赤に染め上げてしまった岩井です。コレ笑ってよいの？みたいにみながキョロキョロしているのが壇上からも分かり「ああー、ヤッチャッター」とカタカナで僕の頭上に吹き出しが浮かんだのが見えた人もいるかと思います。さて、
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<![CDATA[ すっかりブログの更新がおざなりになってしまい、申し訳ありません。お呼ばれしたイベントで「バリバリくん」を紹介し、ＧＷのいい気分の夕暮れを、セブン対メトロﾝ星人の時のような陰影の強いアカダラまっ赤に染め上げてしまった岩井です。<br>コレ笑ってよいの？みたいにみながキョロキョロしているのが壇上からも分かり「ああー、ヤッチャッター」とカタカナで僕の頭上に吹き出しが浮かんだのが見えた人もいるかと思います。<br><br>さて、気になった画像をいくつか。<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0513a.jpg" alt="0513a.jpg" border="0" width="420" height="586" />
<br><br>コミックスに挟まってるチラシですが、東京３大アングラコミックが「猿ロック」「新宿スワン」「ＩＷＧＰ」か・・・最近のアングラはみんなドラマになるんですね。ドラマがアングラなのだとしたら、じゃあメジャーは何か。これが地下なら地上はどこなんだって気がします。<br>アングラなマンガ探してるんですよね～と問われ、はいじゃあ「猿ロック」で、と渡したとして、本意は達せられるのか。難しいところですね。まあたしかに３作とも街に群れるヤクザやギャングが出てくる話ではあるけどさ・・・。<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0513b.jpg" alt="0513b.jpg" border="0" width="450" height="197" />
<br><br>美味しんぼ18巻についていた帯(意外かもしれませんが、美味しんぼにも初刷り時帯付の巻はいくつかそん存在するのです)の、番宣帯なんですが、雄山でっかくないですか？<br>これはアニメ的表現なのか？　それともリアルにおおきいのか？　山岡と雄山の二人の縮尺は微妙にあってそげですが、そうなると栗田ゆう子が小さくありませんか？　<br><br>だがしかし、「雄山は大きくないと。傑物なんだから」というアニメーターの心がこの縮尺を生んだとみると、彼らスタッフは本質をわかってるよなと褒めてあげたくもなります。<br><br>ところでこの18巻というのは<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0513c.jpg" alt="0513c.jpg" border="0" width="400" height="566" />
<br><br>生肉勝負の回なんですよね～。雄山がユッケ、山岡が馬肉のタルタルステーキで対決するやつ。時節柄この表紙もいかがなものかと思ったのですが、帯だけだとどうにも絵が映えないというかしまりが悪いので一応。<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0513d.jpg" alt="0513d.jpg" border="0" width="400" height="562" />
<br><br>さて、話変わってこれは少年チャンピオン86年新年号の表紙の一部。<br><br>新年号っつったらアレです。ジャンプだったらお揃いのコスチューム着て、作家陣が実写でニッコリ集合写真、というのがその頃の定番ですが、高校生くらいから編集と純粋培養されたマンガエリートと、カネががっぽがっぽ入ってきて巨人のベテランみたいな生活してた古強者だらけのジャンプ連載メンバーと違って、やはりチャンピオンはチャンピオンなんだなと感じるのです。<br><br>たとえばこの表紙のレッツダチ公の主人公、瞬。ダチ公といったら吊りあがった眉、そして髪型なのかソリコミなのか分からない領域に達しているリーゼントですが、これをリアルでやろうとしたらこうなります。<img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0513e.jpg" alt="0513e.jpg" border="0" width="360" height="518" /><br><br>まあ3次元で試みたらこれが限界だなというのは分かるのですが。何故トンファー持ってるんでしょうか。なぜゴルフん時に着るようなポロシャツなんでしょうか。髪型のお遊び感と、服装の日常ぽさ、そしてトンファー。何がなんだか全然分かりません。ちぐはぐです。
<br><br>これから分かるように作者が自分の作品のキャラを演じる！という趣向なのですが、<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0513f.jpg" alt="0513f.jpg" border="0" width="430" height="647" /><br><br>どうにもチャンピオン作家陣というのがジャンプとは比べ物にならんなというため息が出ます。ここには写ってませんが、例によって野球のユニフォームを着る水島先生は別としても、小山田いく先生のこわばった笑顔、繊細そうな内崎まさよしのひょうげ方、そして新人作家があばれはっちゃくみたいになってる姿など、なんなのこれ!？と、ジャンプ作家陣の子供ウェルカムなムードとは反対のダラダラした雰囲気。これは子供はうれしかったのかしらん？　<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0513i.jpg" alt="0513i.jpg" border="0" width="450" height="675" />
<br><br>どう見ても本職にしか見えない松田一輝と、実生活ではホントに元暴走族の顔役だった服部かずみなんかは貫禄がありすぎて漫画家がコスプレしてるように見えない。なんだかヘンな空気になってますね。どおくまんのはしゃぎっぷりとか、何がこんなにいい年をした男たちがこんなことになってるのかと思ったんですが、<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0513g.jpg" alt="0513g.jpg" border="0" width="400" height="698" />

<br><br>マンガの神様・手塚御大がここまでやってるんじゃあ。中堅も若手もおざなりで終らせるわけには行かないよなあ・・・と思いますね。<br><br>かつてプロ野球界では「長島茂雄ですら年棒○○万円なんだから」といって契約交渉のときに大幅アップを防がれたといいますが、同様に「手塚先生だって頭にロウソクつけて大喜びしてるんだから」といわれたら、若手はパン一になって笑うくらいはしなきゃだめですよね。<br><br>そんななか、1人だけ迎合せず、ニセの人間を登場させてお茶を濁した作家さんがひとりいます。<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0513h.jpg" alt="0513h.jpg" border="0" width="420" height="304" />
<br><br>立原あゆみ先生は、女じゃないですよ！　めっさごつい男性のはずです！　まあ「本気」以前の立原先生は少女漫画家だったから、こういうのが公式なのかもしれないけれど・・・。

<br><br><br><br>ひさしぶりにブログ更新しましたが、マンガとはちょっと離れて、ほんとうにどうでもいいことのみを書くブログを準備中です。ツイッターもやっていますので、是非見に来てください。 ]]>
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<dc:subject>こねた</dc:subject>
<dc:date>2011-05-13T22:20:35+09:00</dc:date>
<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
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<title>好きなコマ、猫と犬</title>
<description> 僕はマンガの中で、好きな表現や好きなコマが一つでもあると物語がダメでも結構許してしまいがちです。そして、一度見覚えたコマはなかなか忘れようとしても忘れられませんし、意外に細部まで覚えていたりします。そんなので最近気になったのではこれ。

ひばり白本、いばら美喜の「くろねこ」。ジャケの題文字、その背景色、背表紙にタテひらがなで「くろねこ」の4文字のたたずまい、そして御丁寧にめくってもやっぱり
くろね
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<![CDATA[ 僕はマンガの中で、好きな表現や好きなコマが一つでもあると物語がダメでも結構許してしまいがちです。<br>そして、一度見覚えたコマはなかなか忘れようとしても忘れられませんし、意外に細部まで覚えていたりします。<br><br>そんなので最近気になったのではこれ。<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/20110111214922081.jpg" alt="くろ1" border="0" width="450" height="687" />
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<br><br>ひばり白本、いばら美喜の「くろねこ」。ジャケの題文字、その背景色、背表紙にタテひらがなで「くろねこ」の4文字のたたずまい、そして御丁寧にめくってもやっぱり<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/20110111214922a01.jpg" alt="くろ3" border="0" width="400" height="565" />
<br><br>くろねこ、のダメ押し。フォントがいいですよ。<br><br>あとはこれ。<br><br><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/201101112138529e4.jpg" alt="名称未設定 3_R" border="0" width="450" height="359" />
<br><br>特定個人ではなく全ての高校生に対する恨みなのがいいですね。<br><br> ]]>
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<dc:subject>こねた</dc:subject>
<dc:date>2011-01-11T21:55:28+09:00</dc:date>
<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
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<title>更新しました</title>
<description> しばらくぶりの更新になりますが、何故更新できなかったというと、そう、いま宇都宮店に出張中でちょっと忙しくてなかなか・・・というわけでして。大宮駅から新幹線でたった25分とわりに近いところにここ宇都宮はありますが、メロンブックスさんやアニメイトさん、ボークスさんなど名だたるショップの各店が集うここフェスタビルの４Ｆに、まんだらけ宇都宮店があるのです。僕の故郷新潟にも、こういったおたくビルが出来たと聞き
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<![CDATA[ しばらくぶりの更新になりますが、何故更新できなかったというと、そう、いま宇都宮店に出張中でちょっと忙しくてなかなか・・・というわけでして。<br>大宮駅から新幹線でたった25分とわりに近いところにここ宇都宮はありますが、メロンブックスさんやアニメイトさん、ボークスさんなど名だたるショップの各店が集うここフェスタビルの４Ｆに、まんだらけ宇都宮店があるのです。僕の故郷新潟にも、こういったおたくビルが出来たと聞きますが、街の雰囲気含めて似ているところは感じますね。<br><br>で、しばらくぶりに更新だと意気込んだら、気がついたらＦＣ２から一番上に広告入れられてますがな。新規にブログかかないとイヤなことするぞ、すなわち広告入れる、というのは、広告主としてはどういう心境なんだろうなあ・・・と思うが如何。<br><br>だってこのコラムときたら基本マンガネタ、それも下劣な、というものですよ。<br><br>もちろん来られる方もそれなりにそれなりの変態紳士系・・・身にまとうのはブリーフにネクタイのみ、耳にはGRADO、繋がってるのはDATウォークマン(もしくはHiFiman)、小脇には東スポと漫画ゴラクと快楽天、リュックからはポスターがはみ出ている・・・くらいの読者を想定しているのですが、そこに「銀座カウンターレディ募集」とか書かれてもな、と思うわけですよ。だいいち書いてる僕が銀座に行ったら自警団に「ゲラウト！」と怒鳴られて射殺されそうなオーラが出てるのに。ここはぐっと落として｢十条・板橋居酒屋マン短期募集」くらいじゃないと。<br><br>さて、年始にふさわしいかどうかはともかくとして、年始に2つだけ品物を出そうと思います。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/teiai1_R.jpg" alt="teiai1_R.jpg" border="0" width="400" height="461" />
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/teiai2_R.jpg" alt="teiai2_R.jpg" border="0" width="400" height="364" />
<br><br>「帝愛ユニフォーム」<br><br>闇金ウシジマくん・いまの話の前章で、丑嶋の同級生・竹本が押し込められているタコ部屋が「誠愛の家」というのですが、これ初めて見たときやっぱり思い出すのは「帝愛グループ」でしたね。班長が私服を肥やすためにカップラーメンを何倍もに吹っかけて売るとか、過酷過ぎる労働で体がやられるとか、帝愛リアル版というか。<br><br>さて帝愛とはなんぞやというと、ご存知「カイジ」シリーズ第２作目・パチンコ「沼」編の冒頭の３巻くらいまでに収録されている「地下チンチロリン編」であきらかになった、前編・賭博船エスポワールの主催者・利根川のさらに上の会長・兵頭が収める一大財閥です。<br><br>とはいえまっとうなものではなく、拝金主義どころか金至上主義。そしてものすごい競争主義。帝愛グループでのし上がると、何がおきても安全な地下に巨大なシェルターを持つことが許されるというくらいです。日本ではなかなかない発想ですね。<br>で、その地下シェルターは誰が作るかというと、低愛グループに多額の借金を持つ者たち。借金分の期間地下で穴掘って灰燼で肺をやられ、手元にはわずか9000円(9万ペリカ)しかのこらないという地獄のような生活なのです。<br><br>その帝愛グループの制服である作業着が入荷しました。なんでもヤンマガで読者プレゼント用に作られたものということで、胸にはでっかく「帝愛」の文字。半そでシャツ、色は薄緑、未着用です。<br><br>ブツとして粋というか、カイジで作るんならこれでしょ！と迷いなく選ぶあたりのセンスにバンザイですね。盛り上がるなあ！　一番くじ「カイジ」作るんなら、<br><br>Ｅ賞　Ｅカードor限定ジャンケンカードorペリカ札束型メモ帳<br>Ｄ賞　耳につける鼓膜破り装置(リモコンつき)or焼き土下座ミニチュアセットor限定ジャンケン時のグーチョキパー電光掲示板ミニチュア　<br>Ｃ賞　「ざわ・・・」擬音つき黒服3体フィギュア(トランシーバー・焼きコテつき・きゅんキャラ)or遠藤・利根川・兵頭3体セット(花束・ティッシュ箱つき(きゅんキャラ)<br>Ｂ賞　すっぱだかで股間がもやっとした色で塗りつぶされているカイジフィギュア(ミニチュア石田さん付)or鉄骨の上を走る佐原フィギュア(突風で落ちるときの驚愕顔つき)　<br>Ａ賞　可動カイジフィギュア帝愛ユニフォームバージョン　100ミリビール缶・焼き鳥・チンチロリンつきセット<br><br>・・・どうでしょう、バンプレストさん！！　俺、パチンコの当たり演出もそうだけれど、一番くじの設定考えるのも向いているかもしれないな・・・。個人的にほしいのはやっぱりＣ賞のきゅんキャラの利根川ですね。<br><br>この帝愛、どういう心なのかは分かりませんが、ここまで搾取されるとむしろそこに属して身も心も捧げたい、という心境になってしまうことはあるのではないかと強く感じます。かつて<a href="http://iwainohondana.blog85.fc2.com/blog-date-200908-14.html" target="_blank" title="三国志フェアの旗">三国志フェアの旗</a>を紹介したことがありましたが、作業するときに帝愛ユニフォームを着ると作業効率は目に見えて変わるんじゃなかろうか！　未着用です。1月2日に出します。<br><br>「コミックドラゴン　士郎正宗NEURO HARD掲載号全話セット」<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/dorago1_R.jpg" alt="dorago1_R.jpg" border="0" width="400" height="315" />
<br><br>またずいぶん懐かしい色彩だなーと思う方も多いやもな90年代カドカワなセットです。ドラゴンマガジンで連載のラノベ(当時はラノベとは呼ばれずファンタジー小説とかジュニアノベルと呼ばれてましたが)や、OVA化された作品のコミカライズなどメディアミックスとコミカライズ中心のコミックスが月刊コミックドラゴンです。統合されて今のドラゴンエイジに繋がる、富士見ファンタジアの系列ですね。<br><br>連載陣はというと奥田ひとしに麻宮騎亜、見田竜介に円英智・天王寺きつね・田沼雄一郎あらいずみるい、MEEと90年代満喫なラインナップ。電撃系もそうだけれどこういうの作ろうとすると構成員がどうしてもアニメーターとエロ漫画家になるんですね。そんな中にあの士郎正宗も入っており、月刊誌なのに別格扱いで不定期連載していたのが「NEURO HARD　蜂の惑星」です。<br><br>未来の地球は他惑星生物とのコンタクトも進んでおり、調査も行っていた。蜂が支配するある惑星に不時着したクルーは・・・という話だったと思いますが、内容はマンガオンリーではなく文章での説明、設定などをともにしたコンテ的なもの。たった数ページではありますが内容は濃いです。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/dorago2_R.jpg" alt="dorago2_R.jpg" border="0" width="400" height="352" />
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/dorago3_R.jpg" alt="dorago3_R.jpg" border="0" width="400" height="397" />
<br><br>(NEURO HARD　蜂の惑星掲載号に関しては<a href="http://www.shirowledge.com/neurohard.html" target="_blank" title="こちらのサイト">こちらのサイト</a>様が詳しいです)、とはいえ例によって例のごとく、不定期に連載されきちんと終わらずに消えてしまったので単行本にもなっていませんし、あんまり知名度は高くないのではないでしょうか。<br>とくに事実上のラストになった94年6月号は表紙も士郎正宗で特集号なのに「次号から4号お休みします」「戻ってくるから心配しないで」ということばを最後に未完で終了。「心配しないで」っていうのはみんなが終わるのかなあ、と危惧してるのが前提の発言だと思うのですが、やっぱり心配しといて損はない結末になってしまいました。<br><br>近年は新作のイラストは精力的に公開されていますが、設定、背景、キャラクターや歴史など世界観を構築することをあまり行っていないので、未読のファンの方にはオススメです。<br><br>今回は掲載されたコミックドラゴン10冊分(92年1号～94年6月号まで)を全話そろえました。<br><br><br><br>これに限らずですが、90年代以降のマンガ雑誌に関しては、現状でスペースの問題から、取り扱いのないマンガ雑誌が大半です。たとえばコミックドラゴンも、これ以外の号はほとんど買取出来ません。ただ、今回のような未収録作や何か特別なものが掲載されている号に関しては積極的に買取をしています。<br><br>家に大量にマンガ雑誌があるんだけれど・・・という場合は、捨ててしまう前に是非まんだらけにご連絡下さい。よろしくお願いします。<br><br>ブログのほうはそんなに頻繁に更新できないかもですが、マイペースにやっていこうと思います。ツイッター(右上)もやってますし、相変わらず雑誌「SPA！」にて「マンガ極道」を隔週で連載中です。単行本「マンガけもの道」もでてせわしい2010年でしたが、今年も当コラムをのぞいていただいてありがとうございました。<br>2011年は恒例の「まんだらけスタッフが選ぶマンガベスト」を年明けてすぐに掲載しますので、こちらもご期待下さい。<br><br>それでは(早いですが)良いお年を・・・。 ]]>
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<dc:subject>こねた</dc:subject>
<dc:date>2010-12-30T20:00:00+09:00</dc:date>
<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
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<title>悲しげな女が踊る/4</title>
<description> かつてＮＨＫの放送終了時に流れていた、宇宙から見た地球が、くるくるとまわる画像をみて「あのスピードでは1日があっという間にすぎてしまう。また人間が振り落とされるに違いない」と大真面目で苦言を新聞に投書してきた老人がいたのですが、人間が振り落とされるようなことがあるのかどうか。それは少年時代謎でした。この地球が秒速30キロ、時速にすると10万キロ以上というとてつもないスピードで地球が廻っているなんてこと
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<![CDATA[ かつてＮＨＫの放送終了時に流れていた、宇宙から見た地球が、くるくるとまわる画像をみて「あのスピードでは1日があっという間にすぎてしまう。また人間が振り落とされるに違いない」と大真面目で苦言を新聞に投書してきた老人がいたのですが、人間が振り落とされるようなことがあるのかどうか。それは少年時代謎でした。この地球が秒速30キロ、時速にすると10万キロ以上というとてつもないスピードで地球が廻っているなんてことは子供には実感できませんからね。<br><br>さてその画像も無音だったのですが、地球がそのとてつもないスピードで廻っていても、そこに音というのは生じません。<br>しかし、ある難解な女性・・・女力のある女性・・・つのだ先生でいうところの「おんな」たちに言わせると、「地球の廻る音」というおは確かに聞こえる。聞こえるのだというのです。<br><br>さて「悲しげな女が踊る」シリーズ、京都編・「地球のまわる音が聞える」をご覧下さい！<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a01.jpg" alt="0a01.jpg" border="0" width="400" height="365" />
<br><br>舞台は岬、岩をたたく大きな波、荒れる海。そこに浮かぶモノローグ・・・<br><br>「・・・そんな時どした　うちには　地球の廻る音が聞こえてきたんどす　ほんまです・・・」<br><br>例によって難解な出だしです。先方の言うがまま、口を挟む余地ナシ、こりゃ仕切られるままになるなという空気が漂いますね！　<br><br>そしてそこに皆さんおなじみのつのだフォントと、見開きいっぱいの全裸女性！　<br><br>で、さあ！来ちゃいましたよ始まっちゃいましたよ！<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a02.jpg" alt="0a02.jpg" border="0" width="450" height="327" />
<br><br>ヌーディストビーチみたいに開放的におどる全裸の女性は何を意味するのか・・・<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a03.jpg" alt="0a03.jpg" border="0" width="420" height="200" /><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a04.jpg" alt="0a04.jpg" border="0" width="389" height="322" /><br><br>セーラー服を着たこの少女が、初めて地球のまわる音を聞いたのは17のとき。京都から和歌山に遊びに行き、そこで、かねてから文通してた男性と落ち合う予定だった、というんです。まあ今だったらメル友ですね。リアルで会わずにメル友2年って聞くと長い気がするから不思議ですな。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a05.jpg" alt="0a05.jpg" border="0" width="450" height="242" /><br><br>ところが、2年もかけて約束の日、やっと会う会えるというその日、なぜか会わなかったというんです。そんとき彼女がなにをしてたのかというと・・・<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a06.jpg" alt="0a06.jpg" border="0" width="420" height="411" />
<br><br>「うちは<br>その約束の時間<br>灯台から１キロほど<br>はなれた草ムラで<br>一糸もまとわんと<br>大の字なりに寝て<br>地球のまわる音を<br>聞いてたんどす」<br><br><span style="font-size:x-large;">・・・えっ？</span><br><br>なんで大事な約束すっぽかして、全裸で草むらに寝っ転がる必要があるの！？　何してたかというと地球のまわる音を聞いていた、という・・・しょっぱなから来たなー難解な女性特有の思想！　女力を隠してた皮をペロッと剥いてまろび出してきましたね。<br>これはまあ前回でいう「道のど真ん中を歩いたことある？」ですね。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a07.jpg" alt="0a07.jpg" border="0" width="420" height="196" />
<br><br>風邪を押して約束の地に向かったのに全裸でねっころがったりしたため風邪をこじらせ、半年入院する羽目になったと。まあそんな前衛的なことしたらそうなりますわな・・・と信じそうになりますが、やはりここにラストの大どんでん返しがあるのがつのだ先生のすごいところです！　<br><br>そして会う予定だったペンフレンドの真下さんにはこんな手紙を出して謝ったそうな。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a08.jpg" alt="0a08.jpg" border="0" width="450" height="160" /><br><br>すまんことどした<br>うち　地球の回る<br>音を聞いたんどす<br><br>手紙まで京都弁かえ！<br><br>何の説明もなく、地球のまわる音を聞いたんだよねアタシ、と詫び状にすらなってない抽象的な一文を送りつけて終了！　しかも方言で！　<br>方言手紙、これはほんとにどうなんですかね。やる地域あったりすんだろうかしら。僕新潟県人ですが手紙で「だっけさー、そん時わたし地球のまわる音をきいてたんらてばー」などと書いたりはしませんよ。<br><br>とわれわれの疑問を置いてきぼりにして話は現代へ。あのときの少女も２０年たち今はすっかり妙齢に。少年が「すまんことどした」の問題の手紙を見つけて、この婦人を問い詰める。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a09.jpg" alt="0a09.jpg" border="0" width="450" height="314" /><br><br>なんでこんな手紙あなたがもってはりますの？<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a10.jpg" alt="0a10.jpg" border="0" width="420" height="190" />
<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a11.jpg" alt="0a11.jpg" border="0" width="349" height="302" />
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a12.jpg" alt="0a12.jpg" border="0" width="420" height="312" /><br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a13.jpg" alt="0a13.jpg" border="0" width="403" height="309" /><br><br>
代替わりして、真下の息子が父の遺品からこの手紙を見つけたというのですね。父は生前、機嫌のいいときに「地球のまわる音ってどんな音なんだろうなー」と息子に語っていた、と。死ぬ間際まで地球のまわる音が聞こえる・・とうわごとを。父はこの手紙の主を思い慕っていたのではないか。一目会いたかったのでは・・・
ずっとそれが心に引っかかっていた息子(名は進)。<br>住所を調べ東京からここまでわざわざやってきた、そこで婦人に問い正すんです、あの父を生涯悩ました抽象的な文言「地球のまわる音」ってなんやねん！って。困りきった顔をする婦人。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a14.jpg" alt="0a14.jpg" border="0" width="450" height="236" />
<br><br>でここで大事なのは、真下進の顔はつのだ先生ではなくアシスタントによるものだということ。基本的に<a href="http://www.mandarake.co.jp/information/column/iwai/animal/008/index.html" target="_blank" title="メインキャラクターのみつのだ先生が描くという特異点">メインキャラクターのみつのだ先生が描くという特異点</a>から推測するに、この真下進という男は前回の「消耗しすぎるほどやりまくる男」北島ほどの器ではないんだな、と推測できてしまうのがつのだ作品の趣のひとつですね。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a15.jpg" alt="0a15.jpg" border="0" width="420" height="248" />
<br><br>外は嵐に。そこに婦人の娘、美弥子が帰ってくる。あれ？美弥子はつのだ筆だぞ！ということはこの女もおとなしそうな顔してそうとうなアレなんだな、とわかるのがつのだ作品の趣のひとつですね。<br>婦人と父親の文通が、その息子と娘の世代で縁を結ぶ・・・そしてこの娘も、謎の単語「地球のまわる音」が引っかかっていた・・・<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a16.jpg" alt="0a16.jpg" border="0" width="450" height="198" /><br><br>母親が地球のまわる音を聞いたという岬に出かける二人。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a17.jpg" alt="0a17.jpg" border="0" width="450" height="281" />
<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a18.jpg" alt="0a18.jpg" border="0" width="450" height="190" /><br><br>
同じ謎を共有できて、わたし進はんと会えてよかったどすわ・・・という美弥子。美弥子の母も進の父も、文通が終ってしまったあと、本人の意ではない相手と、家の都合で結婚せざるを得ず、そこで生まれたのが美弥子と進。お互い会ったことさえないペンフレンドの関係だったのに、一生忘れないなんてロマンチックよね昔の人は・・・そしてこの地でぼくら二人が・・・なんていってふたりでホッコリしてるところへ急報が！<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a19.jpg" alt="0a19.jpg" border="0" width="334" height="385" />
<br><br>はい出た、つのだタテ線！<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a20.jpg" alt="0a20.jpg" border="0" width="450" height="222" /><br><br>なんと七重こと婦人はいきなりガス自殺！　進が問いただした、たった数時間後に！　どう考えても「地球のまわる音」を誰何した真下進がやってきたからですよ！　母子家庭なのにあっという間に孤児になってしまう美弥子。真下進は不幸を呼んできた男だった！<br><br>そして遺書にもまた謎の文言「地球のまわる音」。その音を明らかにするくらいなら死んだほうがマシ！　天国で真下はんにお詫びしたい！　いったいどういったことなのか地球のまわる音！　一家を壊してまで明らかにするべきなのか真下進！　<br><br>葬式も終わり、放心したようになったふたりは両親の思い出後、岬へと向かう。一応だけど、ここまでで進は空気読まずにしゃしゃり出で自殺に至らしめたことになんの謝罪もしてません。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a21.jpg" alt="0a21.jpg" border="0" width="450" height="228" />
<br><br>地球のまわる音が聞こえてきたのは、一糸まとわぬ姿でいたときに聞こえた、とだけ・・・<br><br>というがはやいか<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a22.jpg" alt="0a22.jpg" border="0" width="450" height="209" /><br><br>脱ぎだした！　<br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a23.jpg" alt="0a23.jpg" border="0" width="450" height="252" />
<br><br>わてはなんも恥ずかしいことおへん、再現するためにやってみようやおまへんか・・・と誘う美弥子。いやあ、なかなかのタマですねやっぱり。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a24.jpg" alt="0a24.jpg" border="0" width="389" height="429" /><br><br>そして二人で草原に横になってみるも、音は聞こえてこない。やっぱりね、男の全裸っていうのは草原でははえないですね。<br>進は鈍感だから何で脱ぎだしたかもわかってないし、脱げいわれたらすなおに脱ぎ、ふにゃちんのまま寝転がる１８歳とは思えない下半身低血圧ボーイですが<br><br>美弥子はやはりそれにはご不満の様子。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a25.jpg" alt="0a25.jpg" border="0" width="385" height="198" />
<br><br>草食にも程がある、若い小鹿をじいっと見ていたかと思うと、業を煮やした美弥子はこういうのです。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a26.jpg" alt="0a26.jpg" border="0" width="385" height="273" /><br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a27.jpg" alt="0a27.jpg" border="0" width="256" height="291" /><br><br>
その気にさせるために夜誰もいない岬にさそって、その気にさせるために一糸纏わぬ姿で再現しよう、といったのに手ェひとつ出してこないバカ進。鈍感ですね。女性にここまで言わすなんてダメな男ネ、とはここまでは美弥子に同情していたんですが、次のコマ。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a28.jpg" alt="0a28.jpg" border="0" width="450" height="380" />
<br><br><span style="font-size:x-large;">「犯して！」</span><br><br>「ちょっと休んでかない」どころではない超直接的口説き文句。男だって「やらせろ」くらいはいっても「犯させろ！」とはいわんよ。<br><br>やっぱりつのだセンスのある女性は違う！　いくつになっても下っ腹にはくすんだ女の性のゆらぎってものがあるものやで・・・という売春婦のババ、立ったまま抱き合ってたら彼のアレがいつのまにか入っちゃってたのよね、という玲子、そして「地球のまわる音を聞くには全裸にならんと」などといって男を誘惑、「犯して！」と叫ぶ美弥子・・・いやいや、花札で言うなら手札でもう三光ですよ。あいてが何そろってても、これでまず負けはない手札。<br><br>そして美弥子は、じつはあたし「地球のまわる音」の正体知ってるの・・・と暴露。うち、昔の新聞調べて分かったンどす・・・と。それは・・・<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a29.jpg" alt="0a29.jpg" border="0" width="191" height="249" />
<br><br>まあね、それさえ事前に進むが知らされてたら進の父親こんなに悩まずにすんだわけだし、美弥子の母も自殺しなくてすんだわけですからな、もっとはやく知ってたらと思うんですよ、で、何なんですかその音って・・・と前のめりになるわれわれを見て、本の向こうのつのだ先生は「そんなに知りたいのかい？」とニヤっと笑ったに違いありません！<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a30.jpg" alt="0a30.jpg" border="0" width="405" height="249" />
<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a32.jpg" alt="0a32.jpg" border="0" width="450" height="164" /><br><br>
<span style="font-size:x-large;">ぎゃーっ！</span><br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a31.jpg" alt="0a31.jpg" border="0" width="365" height="345" />
<br><br>・・・まあ要するに、約束の地に向かう最中に男数人がかりでレイプされてしまった、と。それでこれではとても真下はんには合わす顔がない！と呆然として横たわっていたときに聞こえたのが「地球のまわる音」＝つまり絶望の音、だった、と・・・。真下の父親や美弥子の母が死の直前になって地球のまわる音が聞こえたのも当然。絶望の音なんだもの・・・という怖いオチ。ああーっ、もう聞きたくない！聞きたくありませーん！！　<br><br>あと、おそらくつのだ先生は、このときに処女を失ったこと、犯されたから聞こえたことにひっかけて「子宮の輪姦る音」ともかけてますね。犯されれば地球のまわる音が聞こえるって美弥子がかたくなに信じてるから・・・。スカッともしないです。またほうれい線の数が増えた気がする。つくづく顔面の美容によくないシリーズです、「おんなシリーズ」は！！　<br><br>僕らは絶望の中にいるんじゃない！僕たちはここで希望を生むんだ、僕と美弥子さんは運命で結ばれているんだ！結婚しよう！　と言い出す進。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a33.jpg" alt="0a33.jpg" border="0" width="450" height="278" />
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a34.jpg" alt="0a34.jpg" border="0" width="450" height="192" />
<br><br>僕は犯さない！　結ばれるんだ！　と優等生的発言をする進。ちがうよ！　美弥子はぐちゃぐちゃに犯されたいドＭなんだもん！　ボクサー北島だったらとっくに入れてますよ。<br><br>　<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a35.jpg" alt="0a35.jpg" border="0" width="420" height="239" />
<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a36.jpg" alt="0a36.jpg" border="0" width="432" height="331" />
<br><br>最後は結ばれて終る二人。希望に満ちた二人の交合、地球のまわる音は、進には聞こえなかったという・・・という終わりです。なかなかキレイにまとめましたが、・・・つのだ先生の本領はこっからです！　さて、はじめに戻って、地球のまわる音、という単語のところを「あなた輪姦されたあとどんな心境でしたか」と言い換えて、もういっかい読み直してください！<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a12.jpg" alt="0a12.jpg" border="0" width="420" height="312" /><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a16.jpg" alt="0a16.jpg" border="0" width="450" height="198" />
<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a14.jpg" alt="0a14.jpg" border="0" width="450" height="236" />

<br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0a08.jpg" alt="0a08.jpg" border="0" width="450" height="160" />
<br><br>１つぶで２回鬱になるとはこのことです！なにもかもあーあ、としかいいようがない暗黒の展開。アソビに遊んで得たものは、一番下までだれもたどり着けないし光も届かないような真っ暗な深い穴。ドラゴンヘッドのｒストに出てきた富士山の噴火口のような代物。まだまだつのだ先生の本気を僕らは知れてない気すらします。<br><br>隔週とか週刊スパンで、しかもたった２２ページでこんな話をまとめて来て、毎回レベルが落ちずに描いてきていたというのはすごいと思うんですよ。手塚先生が「おんなシリーズが君の代表作」、といったのはあながち間違ってないのかもです。<br><br>しかしまだ、もう花札で言う２０点札が３枚出てきたのに。まだまだあとすうまいすごい手札が残っていたりするのが「悲しげな女が踊る」のすんごいところ！　７０年代百合事情、フラメンコ、お父さんだーいすき、まーだまだ紹介してないアレレレな女子がまだ数人残ってる！　五光どころじゃないよ！　次回紹介をお待ちください！<br><br><br><br>で、さて本題です！　「悲しげな女が踊る」も紹介している拙著「マンガけもの道」(扶桑社/1,470円)、まだまだ全国書店とまんだらけ各店で絶賛発売中です！　<br><br>あと、埋もれた異端マンガを掘り出しレビューするサイトなら日本トップ級の「ＢＬＡＣＫ徒然草」のＪ君さんの本<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A0-%E3%81%93%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%81%AF-J%E5%90%9B/dp/4883927695?ie=UTF8&amp;s=books&amp;qid=1286939839&amp;sr=8-1" target="_blank" title="「なんだ！？このマンガは！？」">「なんだ！？このマンガは！？」</a>もついに発行とのこと！　絶対のおすすめなので是非！<br><br>









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<dc:subject>こねた</dc:subject>
<dc:date>2010-10-16T00:05:32+09:00</dc:date>
<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<item rdf:about="http://iwainohondana.blog85.fc2.com/blog-entry-184.html">
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<title>悲しげな女が踊る/3</title>
<description> 板垣恵介先生によると、ほぼすべての男は最強を目ざし、かつ、あきらめてきた歴史を経ているものだという説があります。しかし、ほぼ全ての男が、より強いものより自分よりも上のオーラをまとっているものを目の前にして、自らが最強になることをあきらめるというわけです。それが幼稚園の頃、小学生の頃であることがほとんどでしょうが、中高生である程度ケンカや格闘技をやって周囲に一目置かれてはいても、こんどはメディアによ
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<![CDATA[ 板垣恵介先生によると、ほぼすべての男は最強を目ざし、かつ、あきらめてきた歴史を経ているものだという説があります。<br><br>しかし、ほぼ全ての男が、より強いものより自分よりも上のオーラをまとっているものを目の前にして、自らが最強になることをあきらめるというわけです。<br><br>それが幼稚園の頃、小学生の頃であることがほとんどでしょうが、中高生である程度ケンカや格闘技をやって周囲に一目置かれてはいても、こんどはメディアにより上のクラスの猛者を知ると、自分が最強などとは言えなくなります。<br><br>しかしそれでも自分が最強であることを周囲に常に認めさせ、最強をあきらめないものも一握りいる。それが「バキ」における範馬勇次郎であり、「餓狼伝」における松尾象山なんでしょうね。<br><br>「体重65キロまでの立ち技で史上最強」などと限定しているのではなく、「場所はどこでも、男と男がぶつかり合って最後に立ち上がってるのがオレかオマエか」のぶっとい理屈で最強。これが背景にあるから板垣先生のマンガは強さのインフレをある程度回避しつつ(愚地克己以外)、読まずにはいられない魅力に満ちているんだと思うのです。<br><br><br><br>そんなようにケンカをしたことがある、それが日常的であるの如何に関わらず「強いかどうか」はある種の男にとって重要事項だったりするのですが、男同士だと、ケンカするしないはともかくとして、ツッパってる中学生くらいだと「お互いが別方向から歩いてきて、どっちが道を譲るか」でモメたりします。中にはわざと肩をいからせてぶつかってきたりもします。社会人同士だとこんなことでぶつかったりモメたりはしませんが、そういうことで面目を保つことが大事な時期もあるわけです。<br><br>ところがこれは当然、男と男だからケンカに発展するだけで、男と女が道でぶつかったら、どうなるのか。<br><br>70年代少年少女マンガでは「トーストかじった女子が「ちこくちこく！」と走ってきて、転校生男子とぶつかる」「ケンカの強い転校生が、女子委員長キャラにぶつかって服装などを注意される」などは恋愛フラグとして機能していましたが、そんなのは酸いも甘いも知り尽くした男から言わせればジャリのママゴト。甘っちょろくって見てられないという話になります。<br>なんていうのかな、今日はとびきりの女が来るから酒用意しとけ、と部下のチンピラに命じたら、氷結果汁やビンに入った炭酸入りのカクテルがテーブルの上においてあった､みたいな。<br><br>ここに出てくる「酸いも甘いも知り尽くした男」というのはもちろんつのだじろう先生ですが、つのだ先生の理屈で言うと、男女が一本道でぶつかったら、即挿入。挿入以外の事は起こりません。起こらないのです。<br><br>それも、出会ってナンパしてアポとってメールしてメシくってカラオケして後日やっと挿入、ではなく、出合って即・挿入です。<br><br><br>そんなバカな！　おれたち毎日のように一本道で向かいから来る女と出会ってるけど、一回だって挿入に至ったことないよ！　そう思うのもごもっとも。僕だっていま、中野駅からブロードウェイに至るまでの5分間に百人以上の女性とすれ違ってますが、挿入どころか目すら合わせてはもらえません。<br><br>しかしそれは、われわれの男の格でありオーラが足りていないのではないかという結論にならざるを得ない実例を見せましょう。最高レベルの男と最高レベルの女が一本道でぶつかったら、それは挿入に至るのです。一読いただければ、われわれ氷結果汁や炭酸の入ったビン入カクテルでは最高の女(女力が高すぎて難解な思考の女性)は落とせない、ということがお分かりいただけると思います。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a101.jpg" alt="a101.jpg" border="0" width="350" height="545" /><br><br>あーあ、始まっちゃいましたよ！　来ちゃいましたよシビれる表紙が！　<br>黒バック、故・高橋悦史のように分厚い唇と精悍な顔立ち、そしていまいちどこ見ているんだか分からないし、どうも一筋縄でいかなさそう、「難解そうだなあ」という印象の半裸の女、そこにつのだフォントでバーンと「玲子の歩いた道」。下のにいちゃんが玲子でないことだけは分かりますね。それ以外はまだなにも分かりません。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a102.jpg" alt="a102.jpg" border="0" width="398" height="309" />
<br><br>舞台はキャバレー。レミ･マルタン(つのだ先生はレミ党です)を傾けつつ、余裕タップリに女を口説くこの男。夜シリーズ、女シリーズによく出てくるキャラですが、先生の分身的ﾅ存在で名前は「鹿目」といいます。<br>ショートカットの女性に、ボクシング見に行こうと誘うんですが、北島浩二という名前にひっかかった模様。北島浩二・・・？フェンスオブフディフェンスの・・・？　それは北島健二です！<br><br>女にひっかかりがあるそぶりがあったので、そこですぐに「あああの人！」というのは子供のキャバ嬢。大人の女はこう、返してくるのです。こう返すのがプロというものです。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a103.jpg" alt="a103.jpg" border="0" width="305" height="264" />
<br><br><span style="font-size:x-large;">...？</span><br><br>最近耳も目も歳のせいかね、どうもおぼろげになったんだよね、もう一度いいかなぁ・・・。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a103.jpg" alt="a103.jpg" border="0" width="305" height="264" /><br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a104.jpg" alt="a104.jpg" border="0" width="280" height="276" /><br><br>さあ、難解なやりとりが始まりましたよ！　ボクシングに誘ったのに帰ってきたことばは<br><br>　<span style="font-size:x-large;">「立ったままアレしたことある？」</span><br><br>つづく言葉も<br><br>「車道の真ん中を歩いてみたいと思ったことある？」<br><br>ですからね、さあこっからは全て先様に仕切られるままで会話が進んでいくほかないな、という覚悟がピンと場に漂うカンジです。この2文がどうつながるのかもわからない。しかし「立ったままアレ」の1コマ前のちょっとした間。このわずかな間で、鹿目に対する論法がシャシャキーンと組みたてられるのだから、この玲子という女は相当に頭の回転速い女ですね。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a105.jpg" alt="a105.jpg" border="0" width="238" height="313" /><br><br>『ナニ言い出すんだ、このちょっとアレな女は』などと思っていても、「君は・・・あるのかい？」と穏やかに返すのが夜の闇を理解した男。待ってましたとばかりに生まれから語りだす玲子。素晴らしい間合い、素晴らしい演武だ！<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a106.jpg" alt="a106.jpg" border="0" width="294" height="558" />
<br><br>「自分からはよけないの」。鼻っ柱は弱くはなさそうですね。しかし女だから男同士のように殴り合いには発展しない。じゃあ、男となら・・・と思った矢先に奴はやってきた！<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a107.jpg" alt="a107.jpg" border="0" width="294" height="558" />
<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a108.jpg" alt="a108.jpg" border="0" width="400" height="317" />
<br><br>ぶつかる玲子と浩二。そう、彼こそが冒頭にボクシングの話で出てきた北島浩二なのです。ボクシングをやっているくらいだから、ほとんどの男はおのずと避け気味にならざるをえないでしょう。が、女に対してもどかない退かない浩二。レディファーストくそくらえ、対する玲子もおっかない男相手に一歩も引かない。アレなやりとりですね。「ケンカはダメダメ」などと割って入る気にはこれっぽっちもなりません。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a109.jpg" alt="a109.jpg" border="0" width="278" height="447" /><br><br>ところが一コマ過ぎると、なぜかどっちがどいたのか分からないまま、温和なムードに。まあね、ケンカは仲良くなる早道だといいますからね、そんなことだってあるだろさ。<br><br>しかしよく見ると玲子の服装が変わってますね。コマ飛びがないかを今本誌を見返したんですが、このコマは連続しているので、どけどかないのやり取りのあとに次にいつあうかを算段してたということになります。<br>「おいよけろよ！」<br>「いやよあなたがどいて！」<br>「じゃあ今度遊びにいこうぜ」<br>「わかったわ」<br>こうはならないと思うんですがねえ。誘うほうも誘うほうだがほいほい行く奴もどうかしてます。<br><br>でもね、この初めてのデートでのやり取りを見ていると<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a110.jpg" alt="a110.jpg" border="0" width="302" height="447" />
<br><br>チャンピオン目指すことと結婚はほんとは別問題なんですが、ウムをいわせぬ直接的な口説き。<br><br>そして初めて結ばれる、んですが・・・ここがあまりにも難解です。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a111.jpg" alt="a111.jpg" border="0" width="327" height="445" /><br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a112.jpg" alt="a112.jpg" border="0" width="400" height="682" />
<br><br>「彼がグングン押してきたのよね！<br>
　あたしも負けずに押し返した・・・<br><br>
　気がついたら<br>
　彼自身が　わたしの中ヘ<br>
　入って来ていたのよね！<br><br>
　もちろんたったままよ！」<br><br>
単語は単純なのに、何を言っているのか分からない文章というのがあります。そして名文でもないのにガン見せざるを得ない文章やコマというのは確かにあります。これがそうです。<br>ケンカしていたのに、いつの間にか無言で性交していた、ということはあるのはわかりますが、屋外で、立ったまま、気がついたら入ってきてたのよ、彼自身が！などということがあるのでしょうか。すごい処女喪失です。素晴らしい処女喪失です。過ぎすぎている処女喪失です！　<br>下着の概念がどっかに行っているのもいい。僕はこんな経験したことないので本当にうらやましいです！　僕が女性だったらこういうスマートな感じで喪失したいものですね。<br><br>しかし初体験がこれでは、5回目くらいには浩二が天井から吊られてて乳首を洗濯バサミで挟まれてるところを玲子がスケッチする、くらいの変態プレイになってそうです。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a113.jpg" alt="a113.jpg" border="0" width="360" height="423" />
<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a114.jpg" alt="a114.jpg" border="0" width="420" height="329" />
<br><br>ヤリ終わって気が大きくなった浩二は「オレは道の真ん中歩くためなら、権力だってもつさ！」「強くなればなんだって出来る、東京に出るんだ！」。不穏すぎる上京案ですね。公安関係者がバリバリ権力持ってたら、函館方面からの上京志願者は思想チェックの必要があると勘違いしそうです。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a115.jpg" alt="a115.jpg" border="0" width="420" height="239" /><br><br>ボクサーとして大成するために上京する浩二と、家を飛び出して同棲に至る二人。若い二人が同棲すれば肉欲に抗えないのも当然といえば当然です、が・・・<br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a116.jpg" alt="a116.jpg" border="0" width="196" height="349" /><br><br>生活のために働くのは仕方がないとして、肝心かなめのボクシングの練習もママならないほど消耗する浩二。おまえら性に没頭しすぎだよ！　と思うのは凡人。そんな凡人はこうやって責めたてに来るよ。<br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a117.jpg" alt="a117.jpg" border="0" width="247" height="365" /><br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a118.jpg" alt="a118.jpg" border="0" width="363" height="240" /><br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a119.jpg" alt="a119.jpg" border="0" width="158" height="391" /><br><br>「オレはオマエの左に期待してたのに、全然精彩がないじゃねえか！」「ボクシングに傾注するんならセックスしすぎるな」。プロ野球界で連綿と語られている「登板日前夜は消耗せんためにセックスなしやで」。「いや、接して漏らさずならやっても可だ！」のような下品なやり取りですね。プロは何事にも厳しいものです。古い格闘技の人って「禁欲の末に溜めに溜めた精子の力で下っ腹からパワーを出す」って発想すきですね。<br>しかしパンチ出すのもままならないとは、どんなハードジョブを繰り返しているのか。浩二がすごいというよりも海綿のようになにもかも吸い取る玲子がすごいよ。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a120.jpg" alt="a120.jpg" border="0" width="416" height="236" />
<br><br>云われたことが顔に出て、別れを察知する玲子。あたしと一緒にいると浩二のためにならないワ・・・身を退くわ・・・というきれいな話になるのかと思いきや、<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a121.jpg" alt="a121.jpg" border="0" width="400" height="167" /><br><br>あーあー君たち、君たちってこういうセンスの人だろ？<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a112.jpg" alt="a112.jpg" border="0" width="400" height="682" />
<br><br>抱き合っちゃダメなんじゃないか！？　抱き合っちゃったら・・<br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a122.jpg" alt="a122.jpg" border="0" width="358" height="434" /><br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a123.jpg" alt="a123.jpg" border="0" width="225" height="362" /><br><br>結局やってしまいさらに消耗する、バカな二人。若いっていいねえ！というホメ言葉はよくよく考えるとホントは「若いって憎いよねえ」の略じゃないかと思うほどです。<br><br>こんな与太話をえんえんきかされる鹿目氏もカワイソウですが、まだ玲子のノロケは止まりそうにありません。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a124.jpg" alt="a124.jpg" border="0" width="198" height="276" /><br><br>まだあたしエロ話つづけるわよね！　という高らかな宣言。<br>セックスはしたい、別れたくない、ボクシングもやりたい・・・この三つを両立させるには「疲れないセックスをしよう」ということになるのですが、そぎおとしたセックスになりすぎており、かえって素晴らしさにあふれてしまっています！<br><br>やり方はこうです。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a126.jpg" alt="a126.jpg" border="0" width="420" height="141" /><br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a127.jpg" alt="a127.jpg" border="0" width="360" height="414" /><br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a125.jpg" alt="a125.jpg" border="0" width="400" height="276" />
<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a128.jpg" alt="a128.jpg" border="0" width="211" height="414" /><br><br>別に「疲れないため」にやるだけなんだから部屋でやればいいじゃないかとか、外でやることに意味があるのかとか、避妊はどうなっているのかとか、あまりある謎全てを打ち消す別の概念、これこそがワンダーというやつですね。<br><br>「ホテルでやればいいじゃないですか」<br>「君、そこにワンダーはあるのかね」<br>と返されたら負けです、はい。<br><br>結果同棲は解消、お互いがたまに会うだけの関係に・・・「セックスで消耗しすぎないために別居」ってスゴイな。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a129.jpg" alt="a129.jpg" border="0" width="405" height="278" />
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a130.jpg" alt="a130.jpg" border="0" width="420" height="151" /><br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a131.jpg" alt="a131.jpg" border="0" width="420" height="126" /><br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a132.jpg" alt="a132.jpg" border="0" width="376" height="244" /><br><br>もうあうのをやめよう！　次にあうのは俺がチャンピオンになったときだ！　お互いの道をまっすぐ歩くんだ！　けなげに身を引く玲子。<br>しかし女一人がこの東京で暮らしていくのは容易じゃない。引越しのお金のために始めたホステスになったことを、浩二に対して引け目に思うようになってきた玲子。彼は彼のまっすぐな道のために何もかも(セックスです)犠牲にしているのに・・・。<br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a133.jpg" alt="a133.jpg" border="0" width="350" height="433" /><br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a134.jpg" alt="a134.jpg" border="0" width="305" height="365" /><br><br>玲子のべしゃりは基本語尾「・・・」で終わるのですが、「会いたい」連呼のときはちょっと怖いのでやめたほうがよいやもですね。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a135.jpg" alt="a135.jpg" border="0" width="307" height="492" /><br><br>鬱々として歩行者天国をフラフラと歩いていると、向こうから見慣れた男が、やっぱり道のど真ん中をあるいてくるじゃあありませんか！私以外に、道のど真ん中をよけようともせずにブリブリ歩いてくる人なんてひとりしかいない！<br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a136.jpg" alt="a136.jpg" border="0" width="300" height="407" /><br><br>そう、浩二です！<br><br>会いたかった会いたかった・・・と抱き合う二人ですが、<br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a137.jpg" alt="a137.jpg" border="0" width="260" height="322" /><br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a138.jpg" alt="a138.jpg" border="0" width="260" height="536" /><br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a139.jpg" alt="a139.jpg" border="0" width="318" height="396" /><br><br>「どうしてもしたかった・・・」<br>「気の毒に・・・出来なかったんだな！」<br>「みんな見てるし･･･それはそうよ」。常識人である鹿目氏までオルグされてますがな。<br><br>会う会わないじゃなく、入れた入れれなかったの話なんですね。要約してしまえば愛とはこんなもんです、若いっていいね、憎いよね・・・。<br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a140.jpg" alt="a140.jpg" border="0" width="400" height="361" /><br><br>でも、肉の陰茎は入ってないけど、精神的な陰茎は確かにあたしのエルドラドに迎え入れたわ！と悦に浸る玲子。やっかいな思想ですね。<br><br>この◎状のバック、新潟のテレビ局ＮＳＴの放送開始のサイケデリックアニメーションみたいで非常にしびれる効果です。僕生まれてから自分のバックにこんな◎効果が出たこと一度もない。若さとはなんてまぶしいものでしょうか！<br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a141.jpg" alt="a141.jpg" border="0" width="345" height="465" /><br><br>鹿目氏に浩二とのあらましを全て話した玲子。じゃあ浩二が間違いなく勝つだろう明日の試合こそ、明日こそが玲子と浩二の新たなる門出じゃないか！　もちろん試合には行くんだろう？　さあ乾杯だ！　と盛り上がる鹿目に対し　、どこ見てるんだか分からない暗～い目つきで「私はいかないわ」とポツリ。あとはダダダダっと。<br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a142.jpg" alt="a142.jpg" border="0" width="418" height="451" /><br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a143.jpg" alt="a143.jpg" border="0" width="420" height="480" /><br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a144.jpg" alt="a144.jpg" border="0" width="302" height="621" /><br><br>ホステスになったことで自分の信じるまっすぐな道をズレた玲子。生活のためにカネのために。そしてそれを隠して生きてきた玲子。<br>まっすぐな道のためにすべてを犠牲にし、まっすぐな瞳のままで歩いてきた浩二に合わせる顔がない・・・そういう暗さが玲子を包み込んでいます。<br><br>会えばいいじゃんやればいいじゃんというのは氷結果汁を飲みながらする話です。それは「女性シリーズ」「少女シリーズ」ではあっても「おんなシリーズ」ではない。カタカナの「オンナシリーズ」ではあってもひらがなの「おんなシリーズ」ではないのです！　<br>ソファーにどっかりと座ってレミ・マルタン(つのだ氏はレミ党です)を傾けながらする話は、やっぱり女性は自分が光と闇のどっちに属するのかって履歴が大事なのヨ、というションボリする話の持ってき方になっちゃうんです！　<br><br>あと<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/a130.jpg" alt="a130.jpg" border="0" width="420" height="151" /><br><br>ここですね。住所をお互いに知らせずに変えて「今回限りにしてくれないか」「新聞に俺の名前が出るからさ」。って。新聞には住所までは載らないんだから会いようないじゃんか！　チャンピオンにならなかったら新聞にも名前でないじゃんか！　これじゃ玲子捨ててるのと同じじゃないのか！？　と勘ぐれないこともないのがつのだ先生の深いところです。それを察しての玲子の発言なのか？　分からないですね。<br>しかし答えがすんなり出るのはこどものマンガです。こっちは大人のマンガ、おんなシリーズですから。正しい答えがあるとは限らないってのは「ひとりぼっちのミチコ」でも学びましたよね。<br><br>
始まりこそは「立位最強説」中盤は「セックスしすぎてパンチの手数が出ません」な話だったのに、いつの間にか「光の道を歩む男にはブレのある女性は向いてないワ」というラストに。１メートル近いマウスクロールで紹介しなくちゃなこの話をたった２２ページでまとめてくるつのだ先生のすごすぎる腕力にはうなるほかありません。<br><br>読み終わるとほうれい線が2本くらい増えたような気にさせられる老けるマンガ「おんなシリーズ」。まだまだ日本には僕が知らないだけで素晴らしい女性がいるんだなって気にさせられるアレーな女性がまだまだ登場！　玲子、ババにまけず劣らず破天荒で野放図なおんながあと３人以上いるのがこの本の素晴らしいところです。<br><br><br><br>さて本題です！　「悲しげな女性が踊る」も紹介している「マンガけもの道」まだまだ絶賛発売中です！　よろしくおねがいします！！












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<dc:subject>こねた</dc:subject>
<dc:date>2010-09-14T19:59:19+09:00</dc:date>
<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>悲しげな女が踊る/2</title>
<description> 人はなんのためにマンガを描くのでしょうか。それはもちろん功名心、表現で人を魅了したいといったものから、稼ぎたい、生活のため、気がついたら、などなどいろいろな理由が挙げられましょう。しかしマンガを掘っていくと、そういった名声や金銭や表現欲求といったいわば欲のためだけでは出てこない類の作品にぶち当たることもしばしばあります。カネのために割り切ったとも思えず、自身の表現欲を満たそうと書きなぐったわけでも
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<![CDATA[ 人はなんのためにマンガを描くのでしょうか。<br><br><br>それはもちろん功名心、表現で人を魅了したいといったものから、稼ぎたい、生活のため、気がついたら、などなどいろいろな理由が挙げられましょう。しかしマンガを掘っていくと、そういった名声や金銭や表現欲求といったいわば欲のためだけでは出てこない類の作品にぶち当たることもしばしばあります。<br>カネのために割り切ったとも思えず、自身の表現欲を満たそうと書きなぐったわけでもなく、もちろん芸術的な評価をされるわけでもない、よく分からないテイストのものが。読者にとっても編集にとっても作者にとっても？でしかない、ほんとうに誰得なものが。<br><br>後々のことを考えたら、この作品かいて次の発注来るとは思えないよな。<br>これ読んだ人いい気分になって自分の名前覚えてくれるのかな？<br>まあ読者置いてきぼりかもしれないよな・・・<br><br>などと思いつつ、しかし描いてしまうのです。思ったが最後、描かざるを得ないのです。表現者とはそういうものなんでしょうね。<br><br>そういったものは、意外に作品数を多く残している大作家でも多く見られがちです。新人が誰得なものを書いても編集に叩きつけられて終わり次のチャンスがなくなるだけですから。描きたいものはあらかた書き、そして次の機会もまた相応に多く回ってくる作家ほど、迷作を残しやすいのかもしれません。<br><br>話変わりますが、いまデリヘルは2兆円産業なのだそうです。<br><br>ということは1日に55億円の金が使われているということになります。<br>一人の客が2万使うとして275000回。<br>さらに一人の嬢が1日に2回客取ったと仮定するとデリヘル嬢は14万人いる計算になります。それくらいいたら、そりゃデリ嬢を主人公にしたマンガがヤンジャンに載ってたっておかしくはないよね。<br><br>これはあくまで計算上なので、指名がバンバン入る子もいるかとおもえば、中にはお茶をひく子もいるでしょうし、チェンジされてばかりで客がつかない子もいるんだと思います。<br>だってね、14万人もいるんだもの。アイドル級の子もたくさんいるでしょうが、人はそれぞれ。顧客の発注と、カスタマーセンターからの技術ご提供に大幅な齟齬が生じているような案件も少なくはないんじゃないかと想像されます。<br><br>熟女ホテトルを愛用する東陽片岡先生は「熟女ホテトルに遊びにいくことは地雷原にピクニックに行くようなもの」と述べています。熟女と単なるババ、は限りなく近いからです。<br>しかしその地雷原を上手く渡ってイイ思いをしたことが一度でもある人は、なぜかもう一度危険を知りつつもおそるおそると足を運んでしまう。たとえ5回わたって4回地雷を踏む羽目になっても。<br><br>そういった地雷をたくさん処理した作家とそうでない作家では、作品のもつ深みは違うのではないかというのが、今回紹介する「ひとりぼっちのミチコ」を読んで感じたことですね。<br><br>大作家つのだ先生が
「女」を語ろうとするあまり、自らの体験した深みがドンドンあふれ出してきて「女」どころか「萎え」についての話になってしまいえらいことになっている有様をぜひご覧下さい。長いですよ！<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0101.jpg" alt="0101.jpg" border="0" width="320" height="459" />
<br><br>スカートの短い幼女と、故・峰岸徹のようなシブイ顔をしたババ、そこにつのだフォントで「ひとりぼっちのミチコ」。ババがミチコじゃないことだけはすぐに分かりますね。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0103.jpg" alt="0103.jpg" border="0" width="250" height="492" />
<br><br>舞台は大阪、ミナミ。心斎橋のほうです。光あるところに闇がある・・・ミナミには日本橋や心斎橋、御堂筋もあるけれど、その近くにはドヤ街もあるのです。木造バラック、湿気とよどんだ空気の匂いが漂うガックリな舞台紹介。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0102.jpg" alt="0102.jpg" border="0" width="450" height="227" />
<br><br>大阪であそぶなんてとんでもない！　なにもかもあのキチガイ万博のせいやで！しょうもない・・・と嘆く声。歌舞伎町浄化作戦でビデオ村が消失しアジアンマフィアが跋扈するようになったり、オリンピック誘致のために六本木を浄化しようとしてかえって治安悪化したりといった例を思い出させますね。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0104.jpg" alt="0104.jpg" border="0" width="307" height="465" />
<br><br>バラックの一室、化粧するババとミチコ。早く帰ってきてとせがむが、夜の仕事やさかいなと念押しする。2本指でつまむように口紅を塗り一張羅に身を包む。生活臭しかしません。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0105.jpg" alt="0105.jpg" border="0" width="420" height="284" /><br><br>うちの父ちゃんどこいったん？と無邪気に聞くミチコ。あんなんはわてら捨ててどっかいったわ！とののしるババ。稼ぎもせんくせに・・・と悪し様に。そう、子連れのババには稼ぐというのは何よりも大変なんです。それが今から分かりますよ！。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0106.jpg" alt="0106.jpg" border="0" width="420" height="176" /><br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0107.jpg" alt="0107.jpg" border="0" width="420" height="158" />
<br><br>場所は変わってタクシーにて、東京から来たサラリーマンが「いまから泊まるところ探すくらいなら女の子はどうでっか！」と誘惑される。泊まりで1万円ポッキリや、しかも3発もできまっせ！　と70年代当時にしても安い金額のような気がするナ・・・と思うのもつかのま、アレ？　なんで母子家庭のあとに買春示唆話が出るの？　とチラと不穏なことを思う。夜の仕事、まさかね。。。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0108.jpg" alt="0108.jpg" border="0" width="420" height="234" /><br><br>ハイ、思ったとおりです、ババヘルス嬢でした！　稼ぐンだ！　胸の谷間を強調して、似合わない若い服を着、リアルエスパー魔美みたいな髪型にしないといけないんだ、ああ・・・まだ始まって4ページなのに疲れが指先にまで押し寄せてきますね。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0109.jpg" alt="0109.jpg" border="0" width="420" height="156" />
<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0110.jpg" alt="0110.jpg" border="0" width="420" height="235" /><br><br>「わての股倉貸して1万円もとって、わてらの取り分3千円かえ！」最もな言い分ですが「トシ考えろ」「明るいところで仕事できるのか」などというあまりにミもフタもないやり取り。そして最後のコマで疲れきったババの顔。一応ですが、この先には幻想とかロマンとか愛とか希望は一切でて来ません！　そういうのを求めてうっかりこのブログに来てしまったのであれば、大きな間違いです。ババの現実しか描かれませんから！<br><br>搾取される弱い立場が描かれた後は、さらに搾取される立場。つまりカネを払う側の悲劇です。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0111.jpg" alt="0111.jpg" border="0" width="420" height="184" />
<br><br>「ええ子でっしゃろ・・・21やで」。<br><br>かつて「サバは読んでも1割、30だったら27までが限界」という女性のリアルな年齢のサバ読み術を「ＯＬ進化論」にて「サバいちの法則」と読んでましたが、サバを5割も読むのは既にサバどころじゃなく、大きく出世魚化しているといいたいです！　大きさ的にマグロ読みくらいです。<br>先ほどのコマに「闇から闇へ」という比喩が出てきたと思うのですが、これがヤミです！　夜だからって、こんなババが21になんかなるわけがない。サラリーマンの沈んだ表情がここぞというほど続くのです。風俗っていくまではともかく、いったあとはいかなきゃよかったナ・・・の後悔の嵐ですが、こんなにその心境を上手く表現できているマンガはありません。タクシーのドアを閉めた瞬間に負けが決まった。ここまでコールド負けだと棄権したほうがイイのですが、そこは払ったんならそりゃヤルヨ、という男のみじめな気持ちも含ませているのつのだ先生わかってますね。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0112.jpg" alt="0112.jpg" border="0" width="420" height="160" />
<br><br>「チップ払ってえな」「一万だろ！」のやり取り、負け度合いがさらに強くなる。ケチといわれるのがなによりもイヤな東京人の性分を理解してますね。そしてこの顔！！<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0113.jpg" alt="0113.jpg" border="0" width="400" height="502" />
<br><br>萎え、しなび、ＥＤ、中折れ、インポ、単語で伝えようとすれば確かにいくらでも表現できるのですが、表情に勝るものはありません。トホホとかいってるうちはまだいい、本当にガッカリしたらただただ無言になるよねという頬コケさをうまく魅せてくれますね。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0114.jpg" alt="0114.jpg" border="0" width="356" height="258" />
<br><br>暗い路地に入ると連れ込みが。悪態つく男、そして安さと無愛想が直結する女フロント。ここでも金がかかるけど、まあポッキリだしいいか、と思うのはまだ早い！<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0115.jpg" alt="0115.jpg" border="0" width="400" height="411" /><br><br>
まだカネ取るよ！　やらせるまではなんだってやる！取れるだけ取る！　さっきまでババが搾取される弱者に見えたのは大間違いだったことに気がつかされますね。<br>「チップ決めとかな」「5枚でどうや」。<br>関西弁の悪い使い方を理解しきってる用法です！<br><br>そしてこのブラジャー！　日本で萌えるブラジャーをかける絵師はあまたいますが、萎えるブラジャーが描ける人はほとんどいません！　<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0116.jpg" alt="0116.jpg" border="0" width="309" height="229" />
<br><br>最初に払った1万、運転手へのチップ千円、部屋代5千円に、さらにこのババに5千円。ここまでつっこんだら、フテ寝するなんてできるか！　となるのが男のバカなところですね。なんか指先まで真っ暗になってきた気がするドヨンド具合です。つまり1万円の取り分は3千円でもかまへん、取れるところからトルヨ・・・という竹の子剥ぎモードです。何をするのにもオプションの金がかかるという。<br><br>それでもしぶる男に、ババはこういうんだよ。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0117.jpg" alt="0117.jpg" border="0" width="400" height="317" />
<br><br>「別に出してくれたらサービスが違うがな」。<br><br>この口、この歯、この笑顔！　この化粧！この目線！　そして何もかもがどうでもよくなる下品極まりないセリフ！　あらゆる場面で応用が利くセリフですが、それは「コイツとは一回こっきりで終わるから」といった目算がつく場合のみです！　<br><br>　で、さてやるヨ・・ちがうサービスってのをみせてもらおうじゃないの！と勇気を振り絞って挑むヤセ男だが・・・<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0118.jpg" alt="0118.jpg" border="0" width="392" height="218" /><br><br>「刺青！」<br>前戯もクソもなくガバっと開かれた脚には刺青が・・・！　玄人臭に一気に萎えるヤセ男。追い討ちをかけるように・・・<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0119.jpg" alt="0119.jpg" border="0" width="350" height="389" /><br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0120.jpg" alt="0120.jpg" border="0" width="400" height="153" /><br><br>どんどんぶっちゃけていくババ。もう股倉まで開いたんや、何を隠すことあるかいな・・・てな開き直り。21って触れ込みなのに子供はいるわ5年前に亭主が逃げた話はするわ、不当表示にも程があります。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0121.jpg" alt="0121.jpg" border="0" width="400" height="363" /><br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0122.jpg" alt="0122.jpg" border="0" width="349" height="224" />
<br><br>そしてハイハイ、おしまいおしまい！　立たへんやないかい、もうパンツはいてええのんか？　と店じまい。だれが立つか！！　全ての男性の拳が宙を突く様子が目に浮かぶようです。いやむしろ最後までよくがんばったヤセ男！　と賞賛したいほどです。あとババのブラジャー、キカイダーに出てくるビジンダーのおっぱいみたいですね。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0123.jpg" alt="0123.jpg" border="0" width="450" height="352" />
<br><br>「大阪も変わったよな・・・」と嘆くヤセ。「恨むんなら警察を恨めや」。解決にならないですね。こういう話聞くと、飛田新地はなくならないで欲しいです！<br><br>そんなこすっからい男女のカネと性欲の駆け引きが薄暗い連れ込みでされているときにも、ミチコはひとり・・・<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0124.jpg" alt="0124.jpg" border="0" width="420" height="156" /><br><br>ジワリ、かわいそうミチコ！　<br>そうなんだよな、このババも苦労しつつもミチコのために懸命に働いてるんだよな・・・そうだ、社会が悪い政府が悪い！　急に尖鋒の向きを変えてうやむやな方向に攻めをむけようとしたとき、まさにそのときです。<br><br>「・・・ほんとうにかい？」　とつのだ先生がニタリと笑ったように感じたんですよ。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0125.jpg" alt="0125.jpg" border="0" width="450" height="333" /><br><br>「お父ちゃん連れてきたでえ！」<br>「えっ！」<br><br>しかしそこには・・・<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0126.jpg" alt="0126.jpg" border="0" width="420" height="252" /><br><br>おとうちゃんとは似てもつかない見たこともないダボシャツのおっさんが！　何のことはない、「内縁の夫」と称する人物が家族に闖入してきただけの話なのでした！　ミチコーミチコー！<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0127.jpg" alt="0127.jpg" border="0" width="420" height="201" />
<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0128.jpg" alt="0128.jpg" border="0" width="420" height="181" /><br><br>「こんなん違う！」「父ちゃんちゃう！」泣きわめくミチコ。しかし泣き叫ぼうがわめこうが、ババの下ッ腹にほのかにただよう、くすんだ女の性のゲンジツの前にはかなわない、と打ちのめさせる一コマをさあどうそ！！<br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0130.jpg" alt="0130.jpg" border="0" width="400" height="570" />
<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0129.jpg" alt="0129.jpg" border="0" width="420" height="176" />
<br><br>この目、この額タテ線、この涙、この唇噛み！　ウンザリします。ゲッソリします。体重減ったわ！　<br><br>かつてリリーフランキー氏は中年の女性の「いつまでも漂う女の性」を「好いたらしい」、と表現したことがありますが、このババを見ると好いたらしいというより憎たらしくなりますね！<br><br>家に一日中いて飲んでるだけの内縁の夫と称する男、がイヤでイヤでたまらないミチコ。そりゃそうだ・・・。男の機嫌を損ねたくないババはＤＶに。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0131.jpg" alt="0131.jpg" border="0" width="420" height="216" />
<br><br>ここまでの展開で笑える個所がひとつもありません！　<br><br>現実逃避して、繁華街に出て「うちのお父ちゃんどこ・・・」とたずねてまわる。泣けます、泣けます、十倍泣けます！　<br>しかし思慮が足らないミチコは浮浪者に声をかけてしまう・・・<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0132.jpg" alt="0132.jpg" border="0" width="420" height="252" />
<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0133.jpg" alt="0133.jpg" border="0" width="420" height="296" />
<br><br><br><br>え、浮浪者はいい、ひざまくらもいいけど、ちょ、ちょっと待って、なんで最後のコマ、暗くなってるの・・・？<br><br><br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0134.jpg" alt="0134.jpg" border="0" width="420" height="606" />
<br><br><span style="font-size:x-large;">ギャーッ！！</span><br><br>そんなこととも知らずに内縁の夫とチチくりあうババ。そこに警察が「ミチコちゃん死んだで！」といいにきたときのババの顔がまたムカつく！<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0135.jpg" alt="0135.jpg" border="0" width="420" height="177" />
<br><br>読者の厭世気分を代弁して刑事は言うが、ババの反応がいちいちムカつく！<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0136.jpg" alt="0136.jpg" border="0" width="405" height="420" />
<br><br>「いわんといてーッ」。<br><br>なんだそのバンザイみたいな手は！！<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0137.jpg" alt="0137.jpg" border="0" width="420" height="138" /><br><br>「うちのミチコを！」「犯人殺したる！」いきり立つババ。お前がオトコつれてきてＤＶすっからこんなことになるんだろうが！　そして警察につれられて犯人がやってきた、が・・・<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0138.jpg" alt="0138.jpg" border="0" width="420" height="302" /><br><br>「あ、あんたッ！！」「あ・・勢津子ォ　おまえなんで？」<br><br>知り合いかえ！！　どころか・・・<br><br>
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0139.jpg" alt="0139.jpg" border="0" width="420" height="165" /><br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0140.jpg" alt="0140.jpg" border="0" width="420" height="355" /><br><br>って、親子かえ！！　あーあー！　もう聞きたくない、聞きたくありませーん！！<br><br>泣きじゃくるババ、狂乱する浮浪者・兼・ミチコの実父。<br><br>こんな真っ暗で毛ほどの先も希望がないマンガ、どうやってオチつけるんだ？　答えはひとつ！<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/0141.jpg" alt="0141.jpg" border="0" width="400" height="540" />
<br><br><br><br>ハイ、留置場の中で実父は首を吊って死にました、と。・・・<br><br><br><br><br><br><br><br>　<br><br><br><br>べつにノンフィクションを描こうとしてるわけではなく、フィクションで「オレが女ってものを描いてみせるッ！」と意気込んだ結果、おそらく自身のボラレた経験が先走ったか、とんでもない結末にいってしまった「ひとりぼっちのミチコ」。これが「なんのためにマンガを描くのか」という問いからはみ出てしまっている作品です。カネのためでも芸術のためでもなく、描かざるを得ないから描いた作品。悪意に満ち満ちて描こうとして描いたんじゃなく、気がついたらこうなった、というのが正しいようにすら思えてきます。<br><br>まあ、よほどの人じゃないと「さあて、オレが女ってモノを描ききってみせるぜ」って思わないだろうってのもありますし、本ソデで「手塚治虫に「女シリーズは君の代表作といえるのではないか」といわれた、と自信満々に切り出したりしてきません。つのだ先生はトキワ荘時代は堅物でガンコものだったが、いざ遊びを覚えたら、メンバーきってのアソビ人になってしまった・・・とＡ先生も述懐していました。このアソビの経験、はたしかに作品世界に深みを与えていますが、深くなりすぎて穴に向かって懐中電灯を向けても底にまで光が届かない有様になっている。つのだ先生はそういう印象です。<br><br><br><br>よく考えてみると、死んだのはミチコと浮浪者で、肝心のババは悔やんで泣いてで終わってます。このババは3日後にはまた「なんやあおまえ！立たへんのんか！」とのたまってそうですよね。<br>そういった女の図太さを含めて「女を描く」とするならば、花沢健吾なみの女性嫌悪なんですが、それだけじゃないのが曲者なのです。海千山千、夜の女との駆け引きをやりつくし、酸いも甘いもしりつくしたつのだ先生じゃないと描けない世界、というのは間違いなくあると断言します。それがこの「女シリーズ」なのです。<br><br>
あ、ちょっと待ってください、その地図記号の果樹園のマークみたいなボタン押す前に、聞いてください！　<br><br>「ひとりぼっちのミチコ」は、確かに陰惨で救いがまったくない話ではありますが、「悲しげな女が踊る」の中では、まだマトモな話なんです！　陰惨グルーヴはないけれど、アタマがちょっとアーレーな雰囲気の女性がまだまだ登場するのが、この本のすごいところなのです！　次回「玲子の歩いた道」をお楽しみに！<br><br>　
<br><br>
<br><br>拙著「マンガけもの道」でも「悲しげな女が踊る」取り上げてます！　まだまだ全国書店にて絶賛販売中ですから、ぜひ買ってください！　










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<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
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<title>悲しげな女が踊る/1</title>
<description> 数ケ月がかりだった「マンガけもの道」の単行本作業も終わって、やっとこ発売にこぎつけたわけですが、実際に読んだ方の意見をうかがったところ「５ヤーダー」とともに気になったものとして声が上がったものが、つのだじろう「悲しげな女が踊る」でした。この本は自分と國澤さんの間で「困ったときにすがる本」「ネタがなくなったときの最後の砦」「ヘコンだ時に読む本」として、大魔神のように頼りにされてきた、まあ一種の御本尊
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<![CDATA[ 数ケ月がかりだった「マンガけもの道」の単行本作業も終わって、やっとこ発売にこぎつけたわけですが、実際に読んだ方の意見をうかがったところ「５ヤーダー」とともに気になったものとして声が上がったものが、つのだじろう「悲しげな女が踊る」でした。<br><br>この本は自分と國澤さんの間で<br><br>「困ったときにすがる本」<br>「ネタがなくなったときの最後の砦」<br>「ヘコンだ時に読む本」<br><br>として、大魔神のように頼りにされてきた、まあ一種の御本尊みたいなマンガなのです。ぼくら古書マンガファンの好きなものが全て詰まってるんだ。<br>そう、夢や希望や勇気とともに、カラ元気と落胆と暴利もしっかりとつまったドラえもんのポケット。紺とグレーのネクタイ柄みたいなチェックの入った大人のドラえもんのポケットです。普通のドラポケと違って、大人のポケットには角の丸くなった風俗嬢の名刺が入っているのが特徴です。便利な道具なんかではけしてなく、ただの割引券なんだけど！<br><br>ページをすこし開けただけでタバコの煙と洋酒の甘い匂い、額のアブラと紺の薄い靴下の混ざったくっさい匂いが漂ってくる。でもこの本を読む前はいつだってどんなときだって、ガチャポン機のハンドルをこれからまわすぞ！というようなドキドキがよみがえってくるのもまた事実なのです。<br><br>折り返しで「女シリーズは君の代表作といえる作品ではないか？」と手塚治虫氏にいわれたことがある、と語るつのだ先生。このとき昭和49年、つのだじろうといえば心霊というイメージもガッチリものにしていた頃、しかし青年誌中心に、つのだ氏は夜の蝶と男の社交場をテーマにした「おんなシリーズ」も手がけていたのです。やがて80年代から「心霊+夜の蝶」でビッチシリーズに展開するこれら「おんなシリーズ」は女の孤独、悲しみ、生き様を描いて描いて描きまくって、背中の皮がむけるほどに締め付けてきます。よくよく考えたらマンガにそんなもの望んでないんだけれどナ、と考える間を与えずに<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/T1.jpg" alt="T1.jpg" border="0" width="420" height="336" />
<br><br>ああ、女がきちゃったよ！<br><br>さあ悪夢の始まりです！　覚悟はいいですか！　サイフから万札が飛び、万札が飛んだのに愛や夢どころか心にキズばかりが増えるマンガの始まりです！　第一話「瑞枝の手口」。<br><br>ネエネエ、とつのだ顔の美女がキャッチして来たかと思うと、男が釣れないと分かるや否や、わずか一コマあとには<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/T2.jpg" alt="T2.jpg" border="0" width="350" height="449" />
<br><br>「けちんぼっ！」「貧乏人！」「インポ野郎っ！！」と豹変。深夜の渋谷でラップしてるニィーちゃんたちの気の利いたディスよりも直感的でストレートなだけこころに響きますね。キャッチ＆リリースならぬキャッチ＆ディスです。<br><br>それを見ていた<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/T3.jpg" alt="T3.jpg" border="0" width="331" height="425" />
<br><br>「最低よネ」と常識的な意見を言うかと思ったが、私らだったらもっと上手くやるワ、というもっと玄人衆の登場にあいなっただけでした！　<br><br>そのやり口もカネもってそうな温厚な男に近づき、3人がかりで男をカモり、最後でもこれだけカネ払ってもまあ一発できるならいいか、と男らが自分を慰めようとしたとたん、「私ナントカスピロヘータの遺伝持ってるの！」と爆弾発言。男は「用事が出来た！」と退散、というなにから何までウンザリする展開が続いた後、女は勝ち誇ったようにこういうよ。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/T4.jpg" alt="T4.jpg" border="0" width="420" height="238" />
<br><br>ハイ、男3人ダマして8マン5千円アガリです！　と勝ち誇る玄人女。だがその玄人女も、ヒモみたいな男に貢いでダマされてる・・・という、だれもうれしくならないラスト。頬がゆるむどころか、眉間にシワばかりが増えるあんまりな展開です。昭和版闇金ウシジマくんです。<br><br><br><br>かつて「ＣＤジャーナル」誌で、谷山浩子の旧作がＣＤで再発されたときの評で「あまりに暗く、当時このレコードを裏返し針を落とすにはそうとうの気力が必要だった」とあったのですが、そんな気にさせるのが「悲しげな女が踊る」。早くもマウスをいじる指が重くなってきたかと思いますが、「瑞枝の手口」、この短編集の中でもっともライトなんですよ。<br><br>本領発揮の第2話「ひとりぼっちのミチコ」はこのあとすぐ！<br><br> ]]>
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<dc:subject>こねた</dc:subject>
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<dc:creator>まんだらけ岩井</dc:creator>
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<title>8/14にでるもの2</title>
<description> さて、8/14日に出す予定のものの続きです。
この画像だけではなんのことやら分からないと思いますが、アダルトゲーム「スマガ」のキャラクターのねんどろいど化が企画され、そのときに組まれた主要ヒロインキャラ「スピカ」「ミラ」「ガーネット」3名の設定画です。企画は結局ボツになったとのこと。キャラ3名分合計7枚、すべて出力で直筆部分はありません。しかし、いまの人気を考えると数多考えられ練られたであろう「ねんどろ
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<![CDATA[ さて、8/14日に出す予定のものの続きです。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/8010r.jpg" alt="8010r.jpg" border="0" width="350" height="510" />
<br><br>この画像だけではなんのことやら分からないと思いますが、アダルトゲーム「スマガ」のキャラクターのねんどろいど化が企画され、そのときに組まれた主要ヒロインキャラ「スピカ」「ミラ」「ガーネット」3名の設定画です。企画は結局ボツになったとのこと。キャラ3名分合計7枚、すべて出力で直筆部分はありません。<br><br>しかし、いまの人気を考えると数多考えられ練られたであろう「ねんどろいどにならなかったキャラ案」がこうして世に出ることは稀だと思います。最終的にどの程度まで企画が通っていたのかは分かりませんが、幻のねんどろいど企画として資料を見てみたい人は多いのでは。<br><br>ちなみにスピカの近似値としてはらきすたのこなた。ミラは「きょん妹の頭部+こなた」でハメコミ合成でモデリングされています。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/8010s.jpg" alt="8010s.jpg" border="0" width="300" height="481" />
<br><br>以前も紹介した泉晴紀の新書読み物「便所はどこだ！」。一冊丸ごとウンコ、下痢、公衆便所、立ちション、便座です。マンガも収録されていますし、なかなかの読み応えありです。泉昌之コンプリートを目指すとなるとたぶん難関になる1冊でしょう。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/8010t.jpg" alt="8010t.jpg" border="0" width="400" height="324" />
<br><br>拙著「マンガけもの道」でも取り上げた爽快なバカサッカーマンガ「スターダスト11」。チビ男をバットの代わりに振り回して顔面でボールを蹴る、シュートにあおられて上空100メートルまで飛ばされる、11人中半分以上が大怪我してるのに試合続行など、なんも考えてないのを勢いで全て「アリ」にしてしまうこの腕力。昨今の少年マンガに失われた種類の筋力でしょう。破天荒なのも当然、作者こうのこうじはあの「マウンドの稲妻」のゴッセージ」ですから。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/8010v.jpg" alt="8010v.jpg" border="0" width="250" height="356" />
<img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/8010w.jpg" alt="8010w.jpg" border="0" width="300" height="522" />
<br><br>カラスヤサトシが「カラスヤサトシ」中で、前売れない漫画家だったときにはその編集部で散々センスやら言動を嘲笑されバカにされ屈辱を味わった旨を記していましたが、ではその前の掲載誌はというとコミックアレ！、親会社はマガジンハウスなのです。<br>そりゃオサレなマガジンハウスのスタッフからしてみればジーンズをボロボロまではき、ベルトのかわりに荒縄を使い、金を惜しんで自転車で田無から総武線沿線まで走ってしまうようなカラスヤサトシとあうわけもない。コミックアレ！が廃刊になったため両者の縁は切れたのですが、それがなくとも縁が続いたのかどうかは微妙ですね。<br>そのコミックアレ！の連載をまとめたカラスヤサトシの初単行本は片岡聡名義での「石喰う男」。当時ほとんど売れなかったようですが、ギャグセンスはというと「カラスヤサトシ」1巻と2巻のころの「なんといっていいか分からない間」「もやもや」を提示していくようなギャグセンスにあふれていて、面白いです。爆笑するというものではありませんが、気になって何回か読み直してしまうような種類の本ですね。<br>この「もやもや」が「カラスヤサトシ」をこなし売れ知名度があがっていくうちに薄くなってしまったのが残念です。<br>あれだけ売れても、一向にもやもやが消えてなくならない福満氏のすごさはカラスヤサトシと比べてみると分かるかもしれません。いまのカラスヤサトシよりも「おのぼり物語」以前のカラスヤサトシが好きという人にはお奨めです。<br><br><img src="http://blog-imgs-38.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/8010u.jpg" alt="8010u.jpg" border="0" width="400" height="441" />
<br><br>最後はというと、マンガではありません。遊佐未森のツアーパンフ「空耳読本」の1～5までです。<br><br>遊佐未森はエピックソニー時代、シュワルツネッガーがヤカンもってポージングするカップヌードルのＣＭのタイアップ曲で注目を浴び、独特の歌唱法で90年代のネオアコ層とアニソン層に人気を博していました。<br><br>その遊佐さんのツアーパンフは布張り金箔押しという豪華な作りで、3000部限定で販売されていたのですが、毎回必ずツアーで購入していた方も少なかったのかもしれません。ツアーパンフコレクションをしていた友人もハルモニオデオンツアーの1部目は持っていなかったですし、人気にかげりの出てきた「モモイズム」あたりも同様です。<br><br>今回は1～5号までまとめての販売ですが、空耳読本という冠のツアーパンフでは6の「水色」ツアーまでだったかなという記憶です。「水色」はケルトミュージックのナイト・ノイズとのセッションをしており、まだケルトが流行していなかった日本ではけっこう異色だったのですが、水色発売からしばらくしてから両者でまわったツアーではナイト・ノイズの演奏がとにかくすごかったという印象があります。<br><br>それなりに古いため、内部に若干シミがありますが、痛みやすい金箔はほぼ、無傷です。<br><br><br><br>いやあ集まったものを挙げていってみたら、ガロ系の私家本からねんどろいどのボツ設定まで。もう次にはどんなラインナップになるのか想像もつきません。<br><br>いずれも8/14日に本店2のショーケースに出します。マンガを読み続けていった細い細い先の道にあるニッチ過ぎる要求にこたえるのは最終的にネットなのかもしれませんが、僕はそれに少しでも抗いたいですね。今回のラインナップを見て、自分もこんなものを探しているんだけどという方は、是非教えていただければと思います。<br><br>
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