岩井の本棚、SAHRAの本棚

スタッフがマンガ界のニュースとおすすめマンガを紹介します!

『へんしん』するのは『たいへん』!?ドタバタファンタジーラブコメディ!




今回私が紹介するのは横山旬先生の『変身』


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主人公のヒデは8歳の頃に突如変身能力を身につけ、その後その力をめきめきと成長させていくのですが、
ある日同級生の女子、矢羽田マリに『へんしん』しているところを見られてしまいます・・・。


ここから2人のドタバタ劇が始まるのですが
最初にまずわたしが思ったこと

ヒロインのマリがめっちゃやべー奴です。
一番見られてはいけないタイプです。
その後マリはヒデの変身能力を楽しい玩具のごとく扱います。
しかしまあ、不思議な事に2人の成長と共にマリの憎ったらしさもだんだん可愛く感じてしまう・・・。
ほんとに不思議だ。



ヒデの変身能力ですが


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ヴェロキラプトルにもなれます。


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もちろん動物にも。


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極小生物のクマムシにもなれちゃいます!

しかし見た目のへんしんはできても質量は変えるのは難しく


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ゾウなのにマリに軽々とひっくり返されてしまいます。


そんな傍若無人なマリのわがままでヒデは初めて無機物(カメラ)のへんしんを試みる事に


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お、成功か?


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マリも喜んでる!


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あ、あかんかったーーーー。

次のページでマリは気持ち悪いヒデカメラを投げ捨てます。
ヒデの努力も虚しく、ほんとひどい奴です・・・。


無機物にへんしんしたヒデは自力で歩く事ができず、


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なんかもう謎の妖怪になってしまいました。

なんだかんだでマリのワガママを聞いてあげちゃうヒデは馬鹿だなあと思います。
ただこの2人の関係性ややり取りはスピード感もありおもしろいです。

マリのちょくちょく見せる顔芸もブスすぎて笑えます。

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ストーリーも一話完結なので読みやすく
少しずつ大人に成長していく二人、そしてその後の恋愛模様も必見です。


(中野店/伊東)


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  1. 2017/05/23(火) 11:00:06|
  2. スタッフおすすめコミック

鈴木みそ「銭」





今回おすすめするマンガは鈴木みそ「銭」
タイトル通り世の中のお金のまわり方・お金が生まれる瞬間を描いたマンガです。

と、ただのエッセイ風の漫画かと思いきや
しょっぱなから主人公が車に轢かれ生死をさまようことに。


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幽体離脱のままフワフワ浮いている主人公にジェニーと名乗る女性が現れ


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チョキンと言うえらく雑なあだ名をつけられます。
その後2人は幽体のまま、世の中のお金を観察していくことに。

一応幽霊なので、こんなホラーなシーンもチラッと。


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ただお金の儲け方の話だけではなく、その後の税金対策など普段知る事のない話題が多く勉強になります。
そして毎回登場する人物ひとりひとりちゃんと人間ドラマがあり、
伏線もきっちり回収と…読み応えがたっぷりです。


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同人誌の値段やアニメの値段、フランチャイズのコンビニ店・ゲーセンなど…
暗く闇の部分をどう切り開いて、そこからどう光を見つけて照らしていくか
そしてそこで最終的に手元に残る実体・達成感が「銭」

世の中愛もめちゃくちゃ大事ですが、やはり現実と向き合ってある程度充実した暮らしをするならば
「銭」とは切っても切れない大切な関係にあるんだな、としみじみ思います。

なんといっても「銭」!!!

なんだかネガティブになりそうですが、そこは業とともに生きる唯一の哺乳類
前向きに二人三脚で歩いていこうじゃないか!

で、銭のラストなんですが
そういえばチョキンは生死の境目を彷徨い中…
助かったのか!?学ぶだけ学んで死んだのか!?

衝撃のラストが待ち構えています。
かなり賛否両論あるこちらのラストも必見です。
ちなみに私はポカンと開いた口が塞がりませんでした。

気になる方は読んでみて下さい!
内容は濃いのに全7巻と読みやすくお値段もお手頃です。


(中野店/伊東)



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  1. 2017/04/16(日) 10:37:42|
  2. スタッフおすすめコミック

まんだらけスタッフがえらぶ2016ベストコミック




お久しぶりです。厄年を終えた岩井です。

2016年のコミックランキングもおおむね出揃いましたね。
このマンガを読め!の1位が「中間管理録トネガワ」
フリースタイル版が「盆の国」と、納得のいく順位。
きのうは「俺マン2016」のランキングが発表されました。こちらも見ごたえのあるランキングでした・・・。

まんだらけでもコミックスタッフが今年読んだ本のよかったものをレポートしていますのでどうぞ。

各社主催の各ランキングは票によってランキングの順位をだしますが、うちのコミックベストは個人の好みを強引に点数にして集計してもあんまり意味ないかなと思うので、総合順位とかはありません。
まただいたい各ランキングは「2015年11月から2016年10月までに単行本になったもの」みたいな縛りがありますが、まんだらけは古本屋ですので、過去に発行された本すべてから選んで可、です。
WEB媒体や雑誌に発表されて本になってないのでも、べつに構いません。

http://mandarake.co.jp/information/column/iwai/2016best/index.html

なお2015年など過年度も「岩井の本棚」トップの右下ーのほうにションボリとありますのでこちらからどうぞ。

http://mandarake.co.jp/information/column/iwai/

え? なんで2009年から2015年まで妙に開催されてない期間長いのかって? 2010年度の原稿をつくったのに、WEBマスターが載せてくれなくて大喧嘩になったからです! つまりはしがらみ! しがらみなのです!

  1. 2017/01/16(月) 11:00:15|
  2. スタッフおすすめコミック

奇跡なんて言葉は知らなかったが奇跡は江ノ島に実在した…松本大洋「ピンポン」聖地巡礼レポート





こちらでははじめまして、こんにちは。まんだらけ札幌店にてヴィンテージコミックを担当しているいわきと申します。
(ブログ『ヴィンテージ毎日入荷情報』を日々更新中☆よろしくネ)
VINコミック担当ですがまんが全般が好きなのでVINコミ以外も読みます。今回レビューを書かせてもらえる機会をもらったので、自分的に気が狂うほどハマッた作品を紹介させていただきます。お付き合いください。

気が狂うほどハマッたその作品とは、松本大洋先生の「ピンポン」。
1996年からたった1年間の連載、単行本もオリジナルで全5巻とコンパクトな作品ですが、その後工藤官九郎監督により実写映画化、そして3年前に湯浅政明監督によりアニメ化され、それぞれの出来が大変良かった事から長きに亘り愛されている卓球漫画です。
ただのスポ根枠に収まらず、
「天才的な卓球のセンスを持ちながら生きることに無気力なスマイル」
「親友スマイルのためにヒーローを演じ続けざるを得なかったペコ」
「卓球大国で挫折し不本意さと傷心を抱え日本にやって来たチャイナ」
「ひたすらに努力するも現実の厳しさを叩きつけられるアクマ」
「周りの期待に押しつぶされそうになりながら王者の座を護り続けるドラゴン」
というなにやら複雑な5人の主人公の感情と血と汗がこれまた複雑に交差し、卓球シーンも松本先生にしか絶対に出来ない映画のような繊細かつ大胆なコマ割で息つく間もなく、卓球及びスポーツに興味がない人でも絶対に楽しめる作品という事は断言できます。
実写映画は原作の再現度が高く、アニメは更に再現度が高い上に原作になかったエピソードが補完としていくつか追加され、それぞれがこの星の一等賞という仕上がりです。
原作から20年ちかく経った今、なぜアニメ…?と思いつつ見始めたそれに私の心は完全に奪われ、毎話泣きながら視聴し、最終話の後ブルーレイボックスを予約し、原作を20回程読みかえせどなおも埋まらぬ胸の穴。

ピンポンの舞台は松本先生が若かりし頃を過ごした江ノ島。実在の風景が多く作中に取り入れられている事は知っていました。

「この穴を埋める為にはもう江ノ島に行くしかない…」

発作的に飛行機と宿を予約し、私は生まれてはじめての「聖地巡礼」へと旅立ったのです。
実際の江ノ島の刺激は想像を絶するもので、「ここにペコやスマイルがいた」としか思えず胸がいっぱいになり、一人マジで大号泣しながらひたすら写真を撮りました。はたから見た姿はお察しです。クソ重いソニーのα700で撮った写真は400枚超、その殆どが斜めになってしまっており興奮の程が垣間見えます。
その中からコミックスもしくはアニメに近い写真と原作シーンを並べながら紹介していきます。

※以下、「コミックス○巻」表記はオリジナル版(小学館ビッグスピリッツコミックススペシャル版)のものとします。
写真は厳選したものの超!長いです。スクロールしてお付き合いください。これを書いてる今も泣きそうです。思いが重くてすみません。ピンポンはすばらしい作品です。

コミックス1巻、バタフライジョーの指導に心を閉ざしまくり部活を放棄したスマイルを江ノ島に連れ出すペコ。
江島神社すぐ脇のこのシーン
1巻江ノ島龍江ノ島龍

アングル違いますがココ!です。

同じく1巻江ノ島シーンのコイン式望遠鏡
1巻江ノ島望遠鏡
望遠鏡

エスカーのりば
1巻江ノ島エスカーエスカー

原作にはありませんがアニメの同シーン(コンプリートアートワークスより)。ここは見つけたとき本当に鳥肌が立ちました…
アニメ江ノ島階段江ノ島階段

同じくアニメにて、ペコとスマイルが並んで座る岩場。
アニメ江ノ島江ノ島02

二人が食べたであろうたこせんも食べ、(これもアニメにのみ食べるシーンがあります)
たこせん

日が暮れてきたところで、1日目終了。
江ノ島01

2日目は江ノ島以外の聖地をメインで回りました。
江ノ島もそうですが、江ノ電周辺のあのあたりは坂が多くてけっこう体力がいります。私は10キロ程度なら難なく歩くくらいに体力と筋力はある方ですが、それでも途中から腿が上がらなくなりました。
あと行ったのは11月末だったんですが快晴でものすごくあったかかったので、道民の私は汗だくでコートを脱ぎ腕まくりをして巡礼。まわりにそんな人は一人もおらずはたから見た姿はこれまたお察しです。

江ノ電02

作中アイコン的に何度も登場する江ノ電。これは鎌倉高校前駅そばの踏み切りで撮りました。
ここ写真を撮ってる人がすごく多くて、みんなピンポン好きなのね…と菩薩のような顔になりましたが、スラムダンクの聖地でした。
それもまたよし。江ノ島近辺はスラムダンクのほかにも湘南爆走族やつり球など多くのまんが・アニメの舞台になっています。

幼少時代のペコとスマイルの重要なエピソード、スマイルにとってペコがヒーローになる瞬間の舞台となった諏訪神社。
作中繰り返し登場します。(原作画像はコミックス4巻より)
4巻諏訪神社諏訪神社01

アニメはこんなかんじ

アニメ諏訪神社

…ここが一番枚数を撮っていて、諏訪神社だけで100枚超えるくらい撮ってるのですが、使える写真が殆どありません。全部ぶれてるか斜めになってます。平常心を保てませんでした。一人ヒーロー見参のポーズをとりました。

コミックス3巻にて、全てに挫折した状態のもう一人のペコ「ポコさん」が飛び降りる橋。
実写映画は窪塚洋介の「アイキャンフライ」が有名ですね。

3巻湘南海岸公園駅湘南海岸公園駅

細胞が壊れていくのが分かる。インパルスがもたつく…永久記憶がとぎれる。
このシーンは湘南海岸公園駅前です。

そして…アイキャンフライ!
3巻橋
橋01橋03

さすがに飛び込みはしませんでしたが、小道具でポコさんのアイコンであるたばこを用意していきました。
そして飛び込んだポコさんが再度ヒーローとして覚醒、鈍り切った体を鍛えなおす為の修行の場、上諏訪神社。
(コミックス3巻より)

3巻上諏訪神社上諏訪神社



オババ視点。ペコの卓球の師匠である卓球道場タムラのオババはこの階段を1分でダッシュというノルマをペコに課します。
実際ダッシュしましたが運動靴じゃないのを差し置いても相当キツかったです。
上諏訪神社03

ちなみにこの上諏訪神社、前途の諏訪神社にめちゃくちゃアバウトな地図が掲示してあるんですが、超迷って1時間くらいはさ迷い歩いたと思います。
…とりあえず写真はここまで。時間がなく行けなかった聖地がまだたくさんあるので、リベンジはするつもりです。その際はまたコラムにてお知らせできればと考えてます。

まんがは好きだけど、どちらかと言えばインドア派の私をここまで駆り立てた…という点でピンポンという作品の恐ろしさの片鱗はお分かり頂けたでしょうか。
頭に書いた通り、スポーツや卓球に興味がなくとも、更に年齢性別関係なく必ず楽しめる作品としてオススメします。
初めて読んだ時にはわからなかったペコやドラゴンの葛藤が大人になってからの再読で見えたり、偏屈に見えたスマイルの純粋な欲望が見えたり、チャイナの高校生らしいセンチメンタルに切なくなったり、アクマの慟哭に同調してしまったり…。いろんな読み方、見方の出来る作品です。
あわよくば私の二の舞を踏み江ノ島観光して頂きたい。ピンポンも江ノ島もすばらしい作品であり観光地なので!

というわけで通販はこちらから!画像クリックでサーラの通販ページにジャンプします。ここまで長すぎでほんとにごめんなさい!

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『ヴィンテージ毎日入荷情報』もよろしくお願いします~。

担当 札幌店 いわき
  1. 2017/01/11(水) 11:00:51|
  2. スタッフおすすめコミック

アニメとはまた違った楽しみを




2回目の投稿でまだ緊張気味ですが、頑張っていきます。
今回紹介する作品はこちらです。


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今年夏クールで放映されたアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』のコミカライズ版です。

国立音ノ木坂学院スクールアイドル《μ's》に憧れる《高海千歌》は幼馴染の《松浦果南》を誘い、スクールアイドルをはじめようとする。学校で勧誘活動を行うもみんなスクールアイドルには興味なし、いったいどうすれば?
そんな時、千歌のクラスに音ノ木坂学院からの転校生《桜内梨子》が現れる。さっそく千歌は梨子の勧誘に乗り出るもあっさり断られてしまう。
前途多難すぎる千歌のスクールアイドルライフ、この先いったいどうなってしまうのか?

見所は、とにかく千歌ちゃんが最高にかわいいです!千歌ちゃんの取り柄はなんといっても持ち前の明るさと元気なところです。仕事で疲れたときに元気な千歌ちゃん見るだけで疲れなんて吹っ飛びます!千歌ちゃんの梨子ちゃんへの勧誘アタックはアニメ版より激しいです。それに翻弄される梨子ちゃんもまた可愛いですよ。


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さらに、果南ちゃんの立ち居地がアニメ版での曜ちゃんなので出番は中々多いです。アニメで果南ちゃん成分が足りていないそこのあなた!是非どうぞ!
第1巻では千歌、梨子、果南がメインのお話になっているので他の子達の出番はあまり多くありませんが、続作に期待できる内容になっています。(アニメ版に比べ、曜ちゃんの存在がかなり薄いのでちょっと笑えます)
アニメとはまた違った内容で描かれる『ラブライブ!サンシャイン!!』を是非ご堪能ください!

(コンプレックス/山田)

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こちらの『ラブライブ!サンシャイン!!』のファンブックには今回紹介したコミカライズ版の第1話が掲載されている他スクールアイドル《Aqours》の情報が盛りだくさんなのでご一緒にどうでしょう?
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  1. 2016/12/04(日) 11:00:46|
  2. スタッフおすすめコミック

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