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『ふつう』の基準ってなんでしょうね?




スクウェア・エニックス刊 原作:城平京 作画:水野英多 『天賀井さんは案外ふつう』

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城平京と水野英多のコンビといえば『スパイラル推理の絆』が真っ先に思い浮かぶのは
個人的にその頃のガンガンコミックにはまっていた影響もありますね。
城平京原作のコミックでいえば『ヴァンパイア十字界』も個人的にはなかなかのものでした。
どちらも設定がもりもりであったことが印象深かったかもしれません。
とりあえず今回はそちらのほうはひとまず置いておきますね。

今回はどんなお話になるかと思いきや
二匹の化物がかつて住んでいたという地域の高校に転校してきた今作のヒロイン天賀井悠子さん

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なかなかのメガネ美少女。
と思いきやいきなりなかなかのものをぶっこんできました。


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お兄さんの無実の証明のため真犯人を探しにやってきたことを転校のあいさつでにこやか言ってのけます。
某○○○団の団長さんも顔負けのあいさつですね。
さらに注目。


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まさかの変身です。今回は日常異能力ものがきましたよ。
天賀井さんはふつうじゃなかったです。

さらにもう1人、今作の中心人物である真木正輝くん。


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なかなかのイケメンくんですが只者ではありませんでした。


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教師と恋仲だったなんてのは序の口でした。


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8年間意識不明で身体的変化もほとんどなく最近になって目を覚ましたとのこと。
さらにはお兄さんの事件の重要参考人であることが発覚します。
天賀井さんと共にお兄さんの事件の真相を探ることになっていきます。
すでにここまででもこれでもかといろんなものを詰め込んできているのですが
極めつけは実際にお兄さんに会おうという展開になり天賀井さんの実家に行くのですが、


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来ました。まさかのロボです。
この展開はさすがに読めませんでした。
というか斜め上すぎてきょとんとなってしまいました。
今回はなかなかなものをぶっこんできましたよ。
さらには怪奇・伝奇要素もけっこう取り入れていてなかなかのごった煮になっているのですが、
あとがきによれば目指したものは日常系伝奇コメディだそうです。特にコメディをやりたかったそうです。
そういわれるとなにか納得いくような気もしてきました。
作中ではこういうことがある程度許容されているものだと思えば
キャラクターの性格や反応・やり取りなんかはコメディなのかもと思えてきます。
なによりキャラクターの日常があまりに『ふつう』だからこそ違和感のようなものがおもしろく思えるのかも。
変身能力あっても性格や考え方など天賀井さんってそう思えば案外ふつうかもと思ってしまえなくもないのです。
だから表題が『天賀井さんは案外ふつう』なんですね。
まあタイトルの真意はともかくとしてこのお話の結末はどう迎えるのか注目したいです。



うめだ店:森田



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  1. 2017/05/04(木) 11:00:09|
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これは父性に目覚めます。




昨今のライトノベル市場も大きく変わろうとしてきています。
今まではほとんどが文庫サイズだったところがB6サイズが主流となりつつあり、
その作品の多くが出版社への投稿から書籍化されるなどではなく
「小説家になろう」をはじめとするWEB投稿サイトから話題になり書籍化されています。
出版社へ投稿して日の目を見る事のなかったものがWEB投稿サイトという場で
たくさんの人に見てもらい良くも悪くも評価されるようになりました。
これも時代の流れというべきかネットがこれほど普及したからこそなのでしょうね。
書籍化されさらに話題になればコミカライズ化という流れも世の理というものでしょうか。
今回紹介させていただく作品もそのうちのひとつになります。


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メディアファクトリー刊 ほた 「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」
タイトル長いよ!というツッコミは今さら野暮ですね。
というかこの手の長いタイトルはなにかしら気になる雰囲気があります。
物語は凄腕の青年冒険者デイルが森で出会った魔人族の少女ラティナの保護者となり
そこからのふたりの絆と成長のお話になります。


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小説のコミカライズ化の特徴はすべてか映像化されること。
当然といえば当然のことですね。
そしてこの作品に関して言えばそれは作品の魅力を最大限に伸ばしてくれています。
とにかくラティナがかわいい。かわいさが限界突破しています。


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こんな娘がほしいだけの人生でした。
まさにタイトル通りでうちの娘の為ならば何でもできてしまいそうです。
ただこの作品はありきたりほのぼの系では終わりません。
ラティナが魔人族でありデイルと出会った経緯にもなにかしらの闇がありそうなのです。


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捨てられること・ひとりになってしまうことに対しての恐怖はなにかしら含みをもたせています。
今後どういう展開をみせるのか?
本当に魔王を倒すことになるのか?
ちょっと注目した作品です。

うめだ店:森田





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  1. 2017/03/28(火) 10:57:42|
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ゲームもコミックも名(迷)作?




早速ですが今回紹介するのはこちらになります。
メディアワークス ☆よしみる 最終機攻兵メタルスレイダーグローリー エイミアの面影


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ファミコンソフト「メタルスレイダーグローリー」のコミカライズでゲームエンディングからの続きのストーリーとなります。
ゲームソフト自体をご存知の方もいらっしゃるでしょうか?
いろいろといわくありげと言ってしまうと失礼でしょうか。
SFロボットものを題材としたADV形式の内容で
ファミコンとしては他に類をみない高水準のグラフィックと練りこまれた設定とストーリーで
高校時代に友人におもしろいと進められどっぷりはまった記憶があります。
今思えばかなりオタク向けな内容でロボットものが好きな人にとってはどストライクな内容だったと思います。
ただ早すぎた名作とでも言いましょうか、発売当初のユーザーの反応はいまひとつだったのか
流通量は少なく製作会社も倒産といろいろありプレミアムソフトの代表的なタイトルとなりました。
後々リメイク版としてニンテンドウパワーやWiiUのバーチャルコンソールでの配信があったり
約15年もたったあとでドラマCDが制作されたりと根強い人気があるのは間違いないでしょうね。
今回紹介するコミック版も連載された当時は友人と共に盛り上がりましたね。
ゲームのキャラクターデザインとストーリーを担当した☆よしみるさんが執筆を担当されたことで
イラスト・ストーリーと違和感なく楽しめるものでした。
個人的にはメカ関連の描写がお気に入りで全体的にシャープなデザインが今までになかったところで新鮮でしたし、
戦闘シーンもスピード・臨場感ともどもかっこいいの一言につきます。


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ただ悲しいかな約コミック1冊分の連載が続いたところで休載となり
コミックスもこの1巻が出たきりとなりとなってしまいました。
なにもコミックでも伝説を作るらなくてもよかったのに。


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この続きを期待してはや20年。
普通なら忘れてしまってもいいぐらいなのにこれも作品の持つ力なんでしょうか。
まあ気長に待ってみるとしましょう。


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(うめだ店/森田)
  1. 2017/02/01(水) 11:00:22|
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あなたの知らない農家の世界




エッセイコミックはその作者が実際に体験したことがネタになっており
実際に体験したことない人にとってはギャグや冗談ともとれることが実は本当のことであったりして
そういったところに驚いたり納得したりして楽しむものだと思います。
実際のところ私もだいたいはそうでした。この本に出会うまでは。
というわけで今回紹介するのはこちらです。


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新書館 荒川弘 百姓貴族

実は自分は農家の生まれ。とはいっても兼業農家だったのですが
それでも「そうそう」「あるある」などと思ってしまう内容がちらほら。
エッセイコミックで共感できるとは思いもしませんでした。

といわけでウソのようなホントの話


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こんな堂々としたドロボーがいるものかと思うかもしれませんが
昨今は高齢化もあって作業自体を業者に任せるケースも少なくないのです。
かくゆうウチの実家も田んぼの管理(田植えや稲刈り)などは任せてるくちなので
逆に堂々としてるとわからなかったりするものなんです。
正直こんなに堂々としたものはお目にかかったことはないですが
近所で夜中のうちにコンバインで稲を刈り取って持ち去るなんてのはありましたね。
刈り入れ時期ということでコンバイン自体を田んぼに置きっぱにしてあったのも問題ですけどね。


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これもだいたいその通り。
全てといわけではないですが、そうそう野菜を買うことは少なかったです。
特に季節ものの野菜には困らず、今でいうと白菜なんかはシーズン中は常にあります。
ジャガイモ・タマネギなんかは年中あったりします。
羨ましく思う方はいらっしゃると思いますが実はそうでもない部分もありまして
調理の仕方は違えど毎日のように食卓に並ぶ野菜たち。
別にキライになったりイヤになるわけではないですけどたまに「う~ん」と思うことがあったりなかったり。
ただ正直つらかったのは夏場のスイカ。あれは正直しんどかった思い出があります。
荒川さん家の冷凍庫が国産牛肉で満杯のように夏場の冷蔵庫はスイカでいっぱいでした。


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こういゆうこともやっぱりあります。農家特有なのかなぁ。
自分の場合はトラクター・田植え機・コンバインと運転はさせられましたね。
さすがに無免許のときではなかったと思いますが記憶は曖昧です。
ただなにかしら乗せられるのは事実かも。
コンバインで稲刈りはかなりやった思い出があります。

ね、ウソのようなホントの話でしょ。
みなさんは荒川さん家のエピソードはどういうふうに映りますかね?
共感できる人はぜひ自分と握手!


うめだ店 森田


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  1. 2016/12/12(月) 11:00:05|
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「かわいいは正義」は普遍的?




女の子だけが数人出てきて何をするわけでもくありふれた日常を描いたマンガ。
おそらくまんがタイムきららの刊行から掲載作品のアニメ化の影響でいちジャンルと定着してきたと思います。
もちろん日常を描いたマンガはあったでしょうがポイントは「女の子だけが数人出てくる」というところ。
前述した通りまんがタイムきららの影響が強くてぱっと思い浮かぶのは同系統の作品になるのですが、
それ以外になにかあったよなとふと思い、結果として行き着いたのが今回紹介するこの作品。


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メディアワークス刊 ばらすぃー「苺ましまろ」

女の子だけが出てくる日常マンガとして自分のなかでひとつの基準となった作品だと思います。
久しぶりに読み返してみたのですが何かしらの特別感を感じました。
当時をおもえば青年誌で女子小学生だけ(高校生が1人いますが)でお話をまわしていくのは珍しかったように思います。
またキャラクターのかわいらしさとギャグの冴えも最高で癒されては笑わせてもらいました。


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こういうマンガはいかに頭をからっぽにして読めるのかが大事ですね。
美羽のタイツマンとライダーキックは単純明快で大好きです。

改めて読み返してみて感じたことが当時と変わらず楽しめたということ。
自分にとって思い入れのある作品というのもありますが
もしかしたらこのかわいらしさと笑いは普遍的なものがあるのかもしれません。
とりあえずばらすぃー先生、続きよろしくお願いします。


うめだ店 森田


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  1. 2016/11/03(木) 11:00:49|
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