岩井の本棚、SAHRAの本棚

スタッフがマンガ界のニュースとおすすめマンガを紹介します!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

大いなる80年代(1)

前前回は平野耕太氏のヘルシングに触れましたが、近作「以下略」。大爆笑しました。あとがきのテキトーさがホントに素晴らしいですね。お約束のカバーとった本体表紙も見所です。
そんな「以下略」に「ひぐらしのなく頃に」に触れたシーンがありまして、舞台が昭和58年、という設定にひっかかり、80年代? 83年ってどんなカンジ? 

八1

というところでこのコマです。 

八2

こんなカンジでしたねー。70年代の暑苦しい劇画を否定するかのように白っちゃけてデフォルメされたキャラたち。少年サンデーの匂い。
しかしマンガ界のみながこう、上手いこと80年代にあわせられたわけではありません。ぼくがこの絵を見て一番最初に思い出したのは西岡たか史でした。つまりこんな80年代です。

八3 八4 八5 八6 八7

81年発行です。
京成女子高の方々は男を惑わすために網タイツで★の入ったブーツでバスケやるんですよ。身体密着プレイで。男子にはいい表現ですよ、これは。
おそらくイメクラでは一年に1回くらいは「全身網タイツ娘と密着バスケしてて、ドリブルの最中に背中からプッシングされて、胸が当たった瞬間にビビっと電流が走り精通を向かえる、というシチュエーションでおねがいします」といってくる頑なな初老の人がいると思うですね。
あと左右同時にジャンプーッ、のコマも二人ということに何の利点があるのか、何がやりたいんだかわかりません。あとセクシーしかとりえのない女子たち相手にこんな高く飛ぶのは大人気ないですね。趣旨違うですもの。
ともあれ、これも「江口寿史の成功に続け!」とばかりに若手がセッセコ描かされたエイティーズには違いないのです。いまの論壇を背負ってる人の多くは80年代に青春や多感な時期を過ごした人が多いので、80年代はなにかと語られることが多いのですが、これを突きつけられると「まあそんな80年代もあるさ」と弱気にならざるを得ませんね。

今もそうですが、80年代も絵柄の変遷も激しくて、この5年後にはわかりやすい80年代の絵柄になります。こんなのに。

八10 八9 八8

みなづき由宇「これもん!アイドル」。
少年キャプテンの徳間SCコミックス、幼馴染の男子の気をひくためにアイドルになっていつのまにか大人気、でいつも最後には服が脱げる、で「いや~ん」といって両手バッテンさせて胸隠す、という展開。なにをとっても80年代中期でもう最高ですね。「少女のあどけなさ」っていう意味不明の描き文字もなごみます。
で、このちょいエッチ美少女モノ、は「校内写生」「ANGEL」につながるのですが、もうちょっとで90年代に突入、ですから絵柄の進化と流行り廃りの激しさが分かろうというものです。当時としてもこの手のジャンルで生き残りつづける、のは大変だったんでしょうね。
スポンサーサイト
  1. 2009/05/31(日) 23:57:06|
  2. こねた

まんだらけ 通販

まんだらけ オークション

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。