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ツンデレ? ま、いいやそれでお願いします

「黄昏流星群」は弘兼先生お得意のヒューマンドラマで、いままでもよいエピソードが数多く生まれています。中でも中年女性の業の深さを学べる怖い話が多く、個人的には異常人格者の女性殺人犯が婦警のコスプレして男とやり狂う話がけっこうなトラウマです。

そんな「黄昏流星群」で、雑誌掲載時からこれ早く単行本で読みてえなーと待ってた「遊星萌ゆ」が収録の35巻が先日発売されました!

黄昏流星群の登場キャラはいずれも壮年から初老。セックスはするが活発ではない。でもリビドー自体は全然あるし欲望も・・・という男女たちのエピソードが多いです。そんな黄昏流星群にメイド喫茶?

主人公は50代の大学教授。裕福な家、厳しい環境にしつけられたため、女性には母親を投影してしまい女性嫌悪で独身で通してきた・・・という経歴。ついでにいうとその年まで女性経験もない。もう魔法使いを通り越して聖人とかそのクラスになってるレベルですね。ゴッドハンド的発想だと「体内の溜まりきった精液の濃い腐ったものが強さを生む」みたいな事いうので怪力無双のはずですが、見るからにお坊ちゃんで育ちがよい風貌です。
たまたま秋葉原で公園があったので、コーヒーでも飲むか・・・と、知らぬままメイド喫茶に入ってしまう。

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フィギュアの店の名前が「シマコー」・・・島耕作、喫茶店の名前は「TASO龍」・・・黄昏流星群なんて言葉遊びが。

入ってみると「お帰りなさいませ御主人様」とあいさつされるが「いまどきの店にしては丁寧だな、子供のころを思い出す」などと感じる主人公。家にお手伝いさんがホントにいたほど裕福な育ちだから違和感がないんですな。

メイドさんが来てどのコースにしますか?と聞くも、意味が全然分かってないので

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「ツンデレ? ま、いいやそれでお願いします」とアッサリ。たぶんなんかのセットメニューだと思ってるよ。しかしそのコースとは・・・

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「は?じゃねーよ。「ありがとう」だろ」

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「ミルクは入れるの? 砂糖はどうなの? 早く言えよ!」

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「まったくグズなんだから!」「・・・申し訳ない。」「小難しい本ばっかり読んでるとどんどん白髪が増えるよ」

ぼくはメイド喫茶もツンデレ喫茶もいったことがないのですが、これは相当なことになってますね。知らずにこんな態度とられてヘコむ教授。この顔いいですね。

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それ見て「じゃそろそろお返しに思いきりデレデレしてあげようかな」。

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これじゃドSじゃないんじゃないかって気もしますが。クネ、っていう擬音もいい!心が晴れる教授は

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「へんな店だったな・・・」

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「ある種の若者の少し歪んだ性的嗜好をくすぐる企画だ」と冷静に分析。しかしすっかり心は盛り上がりメイドにメロメロ、ふとした事でメイドの子と付き合い、とんだ犯罪に巻きこまれることになる・・・。

しかし主旨を理解してなかったからのギャップはあるものの、こんな一発でメロメロになるものでしょうか。「畜生、一生女となんかやるものか」という鋼の意思がないと50まで童貞、という大聖人にはなれないと思うんですが、あれよあれよという間の篭絡されっぷりに納得いきません。

あとやはり「弘兼先生がツンデレ喫茶を描く」というのもかなりなことになってる気がします。島耕作のころから世間の流行には言及してきた実績があるとはいえ(ちなみに「ヤング島耕作主任編」では最近インベーダーやウォークマンが登場してぼくも盛り上がりました)、ビッチなメイドと大童貞の恋愛物語が描かれるとはちょっと驚きですね。取材で弘兼先生もメイドになじられたのか、と思うと感慨深いです。

それにしてもぼくがいったことがないから知らないだけなんでしょうが、ツンデレ喫茶ってホントにこんなカンジなんでしょうか? どっちかというとこれはヤンキー喫茶です。コンプレックスの竹下さんだったら、ツンデレだから、と分かってはいても、メイドを小一時間は説教すると思います。

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  1. 2009/07/18(土) 23:31:04|
  2. こねた

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