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マンガを生む苦しみ

ネタバレになるので触れませんが、早売りジャンプで読んだ今号の「バクマン。」はマンガを描きつづける苦しみと希望を感じさせる出来でした。実在のジャンプのシステム紹介に始まり、投稿から入賞、掲載から連載、ランキングに打ち切りという進路を明確にし、そのうえででも描きつづけるってことは苦しみも伴うものだよと主張しているバクマンは読ませますし泣かせます。

とはいえ最近のマンガで育った主人公たちが、全然PCでの作画に触れず興味も持たず、Gペン一本で乗り切ってるあたりには多少違和感はありますけれど。

苦しみはジャンプに載るような作家にだってありますが、エロマンガ家にだって平等にあります。成年マンガではときおりそういう苦しみの描写が現れますが、それを希望にもっていったのがゴージャス宝田「キャノン先生とばしすぎ」。で、ウツの方向に持っていって印象的だったのがしのざき嶺先生でしょうか。

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03年発行「はたらく奥さん」の作中に出てくる成年マンガ家と、そのファンの間でのやりとりです。

他にもいろいろなマンガにおいてこういった生みの苦しみのシーンはありますが、僕にはこのシーンが堪えます。それはやはり「千円ぽっちで評論家きどりか」の部分です。これが堪えるのです。自分の醜さを知らされるような気持ちになります。

しのざき嶺さんはこの栄枯盛衰の激しい成年マンガ界において大ベテランで、今でも作品をコンスタントに発表しつづけており、特に近年は静かだが狂ってる性描写(スカトロ多し)を描きつづけています。
ですが普通に考えて若手がどんどん出てきて読者層も変わっていくこの業界で知名度とともに描きつづけて人気を得つづけるのがどれだけ大変か心をすり減らすかわかるというもの。読んでいてこのシーンに当たったときはヘコみましたが、何故何度も読み返してしまうのかは自分でもわからないのです。
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  1. 2009/07/26(日) 22:50:27|
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