当コラムでも何回か触れた「とろける鉄工所」の新刊、3巻出ましたね。とりあえず今回もスムーズに読めるのに濃いところとイヤミの無さは相変わらずで安心して買える優良銘柄です。あと小島さんの娘、さと子がめちゃくちゃカワイイ(前髪パッツリで家ではどてら着用、でも将来の夢はホームランガール!)のがイイですね。
1巻で不評だった担当K添女史の欄外コメントは2巻では消えたのですが、3巻ではK添が自分の趣味である灯台についてのウンチクを語る、と言う趣旨と、K添女史から作者の野村宗弘あてにとどいた直筆の手紙を公開、というカタチで1Pずつ切られています。
もともと1話のページ数が4パージとすくなく、扉ページといえる1枚扉がない「とろ鉄」は、話の先頭を通常通り左ページから始るようにすると1話の終わりは右ページになり、ブランクがないと次の話がすぐにその隣左ページから始ってしまうこともあり、1話ごとに1枚2ページの埋めページがあります。
今回はその埋めページに溶接についての注釈や説明、一言メモが挟まれていますが、収録話数が多いほど埋めページも必要となるので、なんとなくK添女史のページが突っ込まれたという感じで、そんなに違和感はありません。
あと気になっていた
2巻の背表紙表記。2巻では表紙は「TOROTETSU」と記されてましたが、背表紙では「TROTETSU」。どちらが正しいのか? とひっかかってたのですが・・・って多分日本で僕以外に3人くらいしか引っかかってない些細な問題ですけども・・・さあ3巻はというと
と「TOROTETSU」表記でした。2巻のカバーは2版までは修正されてませんでしたが(それ以降の版は未確認です)、この先修正されるんでしょうか。僕は別カバの存在があるものは無性に気になるタチですので動向注目ですね。
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- 2009/10/25(日) 21:58:58|
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