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GWに出るもの/5

「伝染るんです。」はわりと最近アニメ化されましたが、実はこれは2回目のアニメ化で、初アニメ化は92年のOVA化です。この92年度版はアニメ以外にも人形劇、また実写ドラマも封入されているのが特色で、吉田戦車自ら演出や構成に乗り出し、総監督吉田戦車、という名義にもなっているもの。

僕はこのビデオ未見ですが、当時こういうのでてたなという記憶はあります。この当時原宿にキャラクターショップもありましたし、たしかキャンギャルも何かで選出してましたし、スピリッツの「お遊び」好きはバブリーなまま、吉田戦車を取り巻いていたなとボンヤリと思い出します。

そのビデオが入荷しました。が・・・

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ご覧の通り、若干ジャケット(通常のビデオサイズではなく、ジャケットがB5箱入りというムダに大きいジャケです)が日焼けとシミあり。で

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付属のシールが一部欠なんです。さらに

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各巻にはこのようにキャラクターのキーホルダがついているのですが、これも欠品。つまり、ジャケとビデオしかありません。もともとVHSということもあり、本来は買取しないレベルのジャンクですが、このまま淘汰されるのがあまりにしのびなく、つい買取してしまいました。

それにしても実写ドラマ版に出てくる、ユーモラスでありながら忠実な肢体。このムダにリアルな山崎先生にはちょっとそそられますし、この食玩文化根付くはるか前のチープなキーホルダも素朴で惹かれます。それだけにこれが欠なのは残念です。

コミックスもデータ化されていくことを考えると、意義ある実本コレクションのひとつとして、人気装丁家くくりの美本コンプという方向性もまちがいなくあります。
そうなると祖父江慎はコミック界に及ぼした影響を鑑みるに大きな存在として浮かび上がってきますが、氏の知名度が一気に上がった「伝染るんです。」も、帯の特殊性、指脂が付着しやすい紙質、またその紙質からか帯と本体が乖離しやすい作りだったこともあり、当時あれだけ部数刷った本にしては、初版のシュっとした帯本、は滅多に見かけなくなりました。もっともこれは、大人気本の宿命「市場に飽和しやすく淘汰されやすい」という部分もあります(同じように飽和→淘汰されたA5本としては「ホワッツマイケル」もあげられますね)。

このビデオも、現在ビデオの買取をしていないショップがおおく、なおかつ祖父江氏が紙ジャケにこだわったせいか日焼けしやすいため、完品でも廃棄淘汰される確率が高そうです。二本セットで1050円。5/2日に出します。今回は欠品ありですが、次回はちゃんとした完品で出したいですね。

ちなみに実写ドラマ「風に飛ばされてきた少女」を演じるのは、子役時代の吉村涼。この子もいまは「渡る世間」ファミリーと考えると、時間の流れの速さを感じますな。
  1. 2010/04/30(金) 22:44:07|
  2. 古本ネタ

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