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亜人とモンスター娘の境界線について語り合いたい


 初めまして名古屋店の山田です。2日目は私が担当させてもらいます。

 普段ラノベやネット小説ばかり読んでいて仕事でもそっち方面ばかりやってはいますが今回は漫画ということでかなり趣味に走ってモンスター娘もので好きなものを書こうと思います。

 モンスター娘というのは各国の伝承などで伝わる神話や民話等に登場する怪物が元になっており、例えばメデューサやセイレーン、ハーピィーなどがメジャーなものですね。日本ではゲームやファンタジーモノの漫画や小説などで敵モンスターキャラとして登場し名前とイメージが広く知られています。
 ちなみに最近よく見るスライム娘などはかなり新しいもので不定形の地球外生命体として手塚治虫の漫画に登場したのが最初だとか、クトゥルフでジョゴスというスライムっぽい表現のものがいるのでこれがモチーフになっているだろうからジョゴスが最初だとか色々と諸説はありますが詳しいことはわかっていません。

 そんなモンスター娘が登場する漫画の中で私が好きなのがこれ。

                   亜人ちゃん表紙
                      亜人ちゃんは語りたい/ペトス

 亜人と書いてデミと読みます。半分って意味ですね。モンスターであり人である、半々の存在、つまりモンスター娘です。
 ファンタジーモノならそういう種族として当たり前に存在している場合がほとんどですが、現実社会にそういったモンスター要素を加えると大体がモンスターの特性だけをキャラクターに付加させたり、バトルモノで半獣人化したりなどキャラを作る個性の一つの要因として存在していて、人間社会では受け入れられない異質な存在として語られるものばかりでした。
 ところがこの漫画だと世界観として既に亜人というものが世界で容認されていて、当たり前のように人間社会の中で亜人が暮らしているんです。
 そうなると今まで犬耳っ子は鼻がいいだとか、猫っ子は自由気ままだとかそういう軽い程度でしか語られてこなかった種族としての性質が問題となって浮き彫りになってくるんです。それを現代社会に生きる思春期の女の子の亜人に落とし込む、それがこの漫画です。

                   亜人ちゃん画像1

 表紙で出てくるバンパイアちゃんも血を吸うという行為はやっぱりなんかちょっとエッチっぽくて女の子にはおふざけで真似みたいなことはできるけど男の子には恥ずかしいしだとか、

                   亜人ちゃん画像2

 2巻表紙のデュラハンちゃんは頭と体が分離しちゃうからもし恋人ができてデートする時はどうしたらいいのか困ってしまったり。
 ストーリー性やアクション性は薄いですが読んでいて思わずなるほど確かに、と思わせられるのでついつい考え込んでしまうんです。

 他にも現代社会に暮らすモンスター娘が出てくる漫画は最近多く発売していて、その種族も多種多様です。講談社から出ている『彼女はろくろ首』(二駅ずい)だとか、徳間書店から出ている『ヒトミ先生の保健室』(鮭夫)、集英社の『温泉街のメデューサ』(轍平)なども同系統の作品ですので亜人ちゃんが気に入った人にはこちらもオススメです。
 モンスター娘についてもっと熱く語れるようになりたいならやはりこういった方向性からも彼女たちのことをと考えてみないとダメなんだなと思いますね。可愛い!だけじゃ表面しかみれないですもんね。

 余談ですがモン娘属性とケモ属性は分けて考えるべきだと思っている人です。4割ケモぐらいまではモン娘でもいい気がするけど6割以上はもう人の部分少なすぎてモン娘とは言えない気がしちゃいます。ケモは線引きが難しいです・・・。


(名古屋店/山田)





《 今回紹介のコミックス通販&買取情報 》

講談社 ペトス「亜人ちゃんは語りたい」こちらから
講談社 二駅ずい「彼女はろくろ首」こちらから。
徳間書店 鮭夫「ヒトミ先生の保健室」こちらから。
集英社 轍平「温泉街のメデューサ」こちらから。
  1. 2015/12/02(水) 00:05:00|
  2. 名古屋店山田

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