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澄んだ空気と思春期の男の子





こんにちは!最近遅ればせながらキンプリをキメ、プリズムの煌めきを感じた札幌店中谷です。エーデルローズのみんなを観ていたら男子校の話を紹介したくなったので、今回はこちらを紹介します。


売野機子「MAMA」


歴史あるギムナジウムで生活する少年達で結成された少年合唱団。天使に選ばれ、神に召される事がその学校での最高の名誉である…という設定を読んだだけでも涎が出てしまう乙女は多いはず。

ギムナジウムものといえば古くは「トーマの心臓」「風と木の詩」最近だと「Jの総て」なんかが記憶に新しいですよね。「MAMA」の掲載されていた「コミックバンチ!」は少女誌ではなかったのでお耽美成分はかなり薄め。群像劇で描かれた作品なので、主人公を軸にしてお話が進むというよりは学校に住む男の子一人ひとりにスポットが当たるので、読み進めると全員愛しく思えてきます!

思春期の少年たちのみに許された生活の場、毎日顔を合わせるのは同世代の男の子ばかり…上級生は一人部屋を持てるけど下級生は相部屋。悩みを話すのも男子。なので自然と話がBLっぽい展開の子もいるんですが、今回は「隣の宿舎に夏合宿に来たバレエ学校の生徒との、ひと夏の恋をする」話を紹介します。
早朝庭に出て練習していたシオン。「死体じゃないの?」と覗き見していた少女達が盛り上がってしまい、少女の中の一人、デボラが様子を見に来ます。


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似たもの同士に感じる事が恋の始まりだとまじめな二人はまだ気付かず、往来を重ね、夏至祭に姉弟だと偽って参加することに。


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ここー!!汗をかいてたまらなく色っぽいデボラ!「自分達はおかしなことにならないわ」なんて思っている少女のこんな姿ずるい!

そんなデボラの想いは知ってか知らずか、次の朝シオンは遂に想いをこぼしてしまうのですが…


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そう!言わなければこのままの関係が続けられたのに…

シオンとデボラってここまででは1度しか夜に会ってないんですよ。朝、しかも早朝に会うことが多いんです。夏の早朝って5時頃から既に明るいのに、行動している人が少なくてなんとなく空気が特別というか、夜の延長のような雰囲気があると思うんです。バレエとクワイアという打ち込むものがある、人生で大切にしているものがある二人だからこの朝の特別な時間がよく似合っていて、美しい。

このあとシオンの両親が「同じ少年合唱団とバレエ学校の生徒同士で、シオンを生んだあと入水自殺してしまった」という過去が明らかにされ、シオンはデボラとどうなりたいのか考えるのですが…そこはぜひコミックスでお読み下さい。
  
  
売野先生が群像劇が上手い!

売野機子の作品はこちら


(札幌/中谷)
  1. 2016/04/03(日) 10:41:01|
  2. 札幌店中谷

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