岩井の本棚、SAHRAの本棚

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まんだらけ中野店で僕と握手!





子供の頃、親父に仕事へ行って欲しくなくて大量の怪獣ソフビで玄関を封鎖し通行妨害をしていた金井です。




「愛さえ知らずに育ったモンスター、叫びはおまえの涙なのか」




これウルトラマンガイアのOPの一節なのですが僕大好きなんですよね。

ただ急に現れて町を壊しウルトラマンに倒されるのではなく、そうなるまでに一体何があってこうなってしまったのか考えさせられる一文だと思うんです。ウルトラマン、30分間の中にたくさんの夢やドラマが詰め込まれていて時には優しく時には狂気的に語りかけてきます。




中でも実相寺昭雄の作品、「故郷は地球」を初めて見たときの衝撃といったらない。



じゃみら




ウルトラマンも人間を殺すのかと子供ながらいろいろ考えてしまいました。

ジャミラの怒り、悲しみどれほどのものだったのだろうか。

村を襲うジャミラに向けてイデ隊員が「ジャミラてめえっ! 人間らしい心はもう無くなっちまったのかよ!!」と言ったときのジャミラの悲しそうな顔、同じスーツを使っているのに表情の変化が見える。本当に生きているようにしか見えない。とまあ語りだしたらキリがない。

要するに私は生まれたときから特撮が大好きでした。ウルトラシリーズ、メタルヒーロー、スーパー戦隊、仮面ライダー。

今でも東光太郎には憧れております。




そしてこれら今では一部のお蔵入りを覗いてBlu-rayなど購入すればいつでも見れますよね!しかし私はその一部の作品のBlu-ray化を心より待ち望んでいる。『どうせ遊星より愛をこめてでしょ?』って違う、それはもう諦めている!私が真に待ち望んでいるものそれはウルトラシリーズの海外作品ウルトラマングレートである。

ジャック・シンドーが変身し強敵ゴーデスや環境破壊で生まれた怪獣とのバトルを繰り広げ、最終回は伝説深海怪獣コダラー、伝説宇宙怪獣シラリーと壮大かつ強大な敵を仲間と力を合わせて戦う。映像化されたのはVHSまで…レコーダーがなければ見れない。ネットでも画質は悪いですよね。
そこで今回紹介したい一つがこちら、島本和彦先生がテレビマガジンで連載していたウルトラマングレート。


グレート1


1話25分を8ページにまとめて描くのは相当大変だったようですね。全13話を単行本1冊にまとめてあります。ストーリーは忠実に再現していますが物凄い凝縮してあるので内容を知っているのであれば楽しく読めると思います。島本節も健在で暑苦しいくらいですね。



グレート2



そして2つ目、ここからが本題で我々のような特撮オタクにスポットが当たっている漫画ありますよね!










そう!







週間ビッグコミックスピリッツで連載中の丹羽庭先生が描く”トクサツガガガ”です!




我が城、中野ブロードウェイも2巻に登場してますよー!!


トクサツガガガ1



すみません、当店8時で閉店となります(笑)。


トクサツガガガ2



特撮オタクなのを職場で隠しながら生きているOLの中村さんの日朝ヒーロータイムを録画してあってワクワクしながら再生すると全米オープンゴルフによる特撮放送休止、テレビくんを買うのが恥ずかしいなど特撮のあるあるを描いた作品です。

中でも子供の頃誰もが通る道、特撮離れの描写がうますぎる。


トクサツガガガ3



サンタさんなんていないと同じでヒーローの中にはおっさんが入っていると知ってしまう。作中にも魔法の解ける瞬間…2.5次元特有の、取り払えない分厚い壁が見えてくるーとかかれていますが、みなさんありましたよね!小学生の頃オーレンジャーで離れギンガマンで舞い戻るという戦隊離れをしたことがある自分にとってこれには共感せざるをえませんでした。



トクサツガガガ4



トクサツガガガ5



トクサツガガガ6






まあそれでもアピタなどでやっているヒーローショーがあれば偽物だからと思いながらも足を止めずにはいられない。

心の底からワクワクする。

なんでかなあ?これまさに書いてあります。



トクサツガガガ7




ああ、そうか、そうだよなぁ…本物じゃなく、ニセモノでもない。深い、いい言葉だ。

数年前ゴーオンジャーショーでレッドが子供達と撮影しているのを見かけたときキメポーズをして写真を撮る前に子供達の緊張をほぐすように頭を撫でていました。確かにそれをやって笑う子もいれば余計に怖がる子もいる。だけどそこに、そこにこそ、僕は…ああこれがヒーローだ!ヒーローなんだ‼と思えてしまう熱いものがあると感じるんです。一度も行ったことがない人に本気でオススメします!後楽園遊園地で僕と握手!!おっと、今は東京童夢シティーっていうんだっけか……




――まあ、なんにせよカッコよすぎて翻弄されます。



話しは戻りますが自分、これできていたかな?見て見ぬ振りしていなかったか?この気持ち忘れていなかったか?など心に語りかけてきて自分を見つめ直すこともできてしまう。
ヒーローは諦めない!

私にとってのトクサツガガガとは自分が言葉に言い表せない特撮の魅力、忘れてはいけないことを代弁し心の奥底に眠ってしまっていた子供心を呼び起こしてくれる、そんな作品です。

本棚の一番下にある子供の頃のアルバムを開くと泣き噦る僕とファイブマン。僕の大切な宝物です。



トクサツガガガ8


(中野店/金井)
  1. 2016/05/08(日) 11:00:14|
  2. 中野店金井

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