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原点はゆらぎの中に




中野店の臼井です。
前回は「パンダ漫画」をご紹介しました。
最後のひとコマ、おわかりになりましたでしょうか?

今回ピックアップするのはこの作家です。


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清村くんと杉小路くんと/土塚理弘 エニックス

「BAMBOO BLADE」「マテリアル・パズル」シリーズですっかり有名になった土塚理弘先生です。
子供の頃、アニメの「魔法陣グルグル」が大好きだった私は、当然のように「月刊少年ガンガン」読者でありました。
当時(90年代後半)の連載作といえば「魔法陣グルグル」は勿論、創刊からずっと連載していた「ハーメルンのバイオリン弾き」「ロトの紋章」などのビッグタイトルばかり。
そんな中、いかにもガンガン然としたギャグ漫画「清村くんと杉小路くんと」が始まります。
私個人としてはちょうど入れ替えのように連載終了した「突撃!パッパラ隊」を少しマイルドにした後継作という風な認識です。

今でもそうかもしれませんが、当時のギャグ漫画は結構バイオレンスでした。
特に主人公がひどい目にあう漫画が多いです。
同時代では「ジャングルはいつもハレのちグゥ」などもそう。
たとえば「清杉」シリーズでも、


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とにかく清村の流血シーンがとてつもなく多い。
大体は杉小路のおちょくりが原因によるものが多いのですが…。


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うん、ナチュラルにひどい。

ところでこの作品、簡単に紹介しますと人をおちょくる天才であり何故かサッカー部部長である杉小路と、中学の頃サッカーをやっていた不良で甘党の清村による青春サッカーギャグ漫画。

まずつっこみどころが、サッカー部のくせに部員が5人ところでしょうね。


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いや5人て。フットサルならできるのに、あえてのサッカー。
当然メンバーは足りませんが…


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大丈夫!ねことぱんだがいるよ!


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なんならパンダが一番サッカーうまい説もあります。

オチから先に作り、それに至るまでのストーリーを練り上げていく。
そういったスタイルで描かれている漫画で、オチに辿り着くまでの全体的なグルーヴ感が大事なので、この場ではなかなか魅力を伝え切れません。
なので、私の大好きなコマを貼っておきますのでこれだけ覚えていってください。


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人じゃん!

「清杉」ワールドが伝わるいい1ページです。

土塚理弘先生の凄い所は仕事量の多さで、「清杉」シリーズ2作目の連載中に「マテリアル・パズル」も同時に連載し、一時期はガンガンの総ページ数の1割は土塚理弘という時代もありました。

今でこそ自身で描くことは減り、原作が中心となっています。
しかし他の追随を許さないギャグセンスは未だに健在です。
ガンガンの「鬼才」の作品、一度ご賞味あれ。



「清村くんと杉小路くん」シリーズはこちら
※と→よ→ろ の順に続きます


初期短編集「1/Nのゆらぎ」はこちら


土塚理弘原作コミックはこちら


(中野店/臼井)
  1. 2016/07/12(火) 10:56:53|
  2. 中野店臼井

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