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“ONE AND ONLY COMIC MAGAZINE”




Re:LO画集の2冊目が9月末に出ると聞いて狂喜乱舞の私がグッときたバックナンバーの画像を貼りまくるだけの記事

日本を代表するロリ漫画専門の成年雑誌COMIC LO(コミックエルオー)。
2002年の創刊時から話題になったのは内容もさることながらその表紙の美しさ。イラストレーター兼漫画家のたかみち氏による絵は、少女たちの日常のふとした情景をトリミングしたよう。特に雨、川、海、温泉といった水の表現に関してはハイセンスで、一見すると少ない情報量ながら他の追随を許さないクオリティを誇ります。そしてその絵に添えられたキャッチコピーもすばらしく、twitterにはこれだけをまとめたbotが存在するほど。今日はその絵とコピーの中から、独断と偏見により選び抜いたというか単純に大好きなやつを片っ端から貼っていこうと思います。
申し遅れました、中野店白石です。
今回はもう文章なんて全部読み飛ばしていいので画像だけ眺めて帰ってください。

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BEST.1(11年11月号)
「孤独をつぶやくな。沈黙を誇れ。」

問答無用のベストワン。コピーも絵も最高。



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BEST.2(12年01月号)
「さよならは、またあした。」
手前の白線と奥の店の明かり。二人の会話。海岸線沿いの国道なのだろう。



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BEST.3(No.22/06年01月号)
「僕は、ロリコンであってよかったと、時々思う。」
土間の階段。きっとドライフラワー。そしてタートルネック。とにかく上品。




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BEST.4(No.21/05年12月号)
「ほら。拍手が止んだ。」
雨を「拍手」と表現するセンスと、空気感の余白がすさまじい。



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(No.12/05年01月号)「脱 (衣) 子供宣言」


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(11年12月号)「ひとは、ひとりでに、恋を知る。」
個人的にこの2枚は同じストーリー上にあると信じて疑わない。



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(13年10月号)
「この夏は、シビア過ぎる。」
スク水部門ダントツ1位。しずく程度の水と、びしょ濡れの髪。この水着の張り付き具合はずっっと見ていられる。



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(14年10月号)「夏はそこにあって、少女はここにいる。でも僕はどこにもいない。」
キャッチコピーの身を切るような切なさと、夕日の光を唯一飲み込んだようなビーチボールのハイライト。



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(07年10月号)「―(中略)―僕は単純に興奮していた。」
エロさでいうならこの絵。硬いコンクリに腰かけたスパッツのやらかい尻と、ド直球に吐露した訳アリのコピー。この背徳感である。



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(06年12月号)「…ぬおっ!」
重たいカメラを持たせてみてくれた叔父さんが、自販機から自分の好きな飲み物を抱えて戻ってきたのを見つけてこの子が言ったセリフが「…ぬおっ!」という設定(が自分の中にある)。



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(12年03月号)「きれいなお日様を見つけた」
この薄氷の表現力。パキッと踏んで割っちゃわないでそっと抱えて透かして見たんだねって。



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(09年02月号)「NO MORE UNHAPPY TV -正月番組なんていらない-」
その氷も一瞬で溶けそうなアツい場面。誰かと話してるっぽいコタツの外との温度差がすごく好き。



最後に、キャッチコピーと絵のストーリー性が秀逸な2枚。


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(15年02月号)「そういえば前に一度だけ、あの娘から年賀状をもらったことがある。」

文章は同級生だった男の回想、絵はその年賀状を送った女の子。年末年始の家族旅行めいたワンシーンと、その子の書いた年賀状を受け取ったであろう冬休みの朝。決して交錯しないのだけど綿密に関わっているような、複数の時間軸がシンクロしあうように感じた一枚。


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(16年04月号)「捨てられる って思うと、胸が詰まって苦しかった。」

…たぶん、一時的に父方の実家に預けられているのかなと思う。服も靴もリュックもお気に入りなんだけど実はちょっとよそゆきで、じーちゃんばーちゃんは優しいんだけど内心肩身が狭くて……みたいな状況下での冬の日没。オレンジと青紫の水面に不安感が滲んでて、もうなんかロリ雑誌の表紙どころの話じゃないだろうこれと思った一枚。




以上すべて妄想。
LOの表紙に関して、雰囲気があるとかサブカル受けがいいとか、それはそうかも知れないけどほんとは違うと思うんだ。そういう文脈に乗せながらも、三次元レベルで本当に小さい女の子が好きな人たちの需要にこっそりしかし堂々と応え続けているんだと私は思う。これが救いになるのならと。

***

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以上のうち約1/3ほど収録されているのが既刊のLO画集。ページをぜいたくに使い、No.1~No.50まで各号のイラストが雑誌と同じ大判で見られる。文字の入った表紙ver.が並べてあり、見開きで比べられるところもいい。描き下ろしも多数。


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何より読みごたえがあるのが、後半の解説。絵(たかみち)・コピー(編集長W)・デザイン(宮村和生)を担当する三者が、いかに試行錯誤を経て表紙を作りあげているのかがヒシヒシと伝わる。3枚も4枚も並べられたデザイン案をつぶさに眺めると、コピー・ロゴ・号数・作家名一覧という必須の項目を配置するにあたり、絵を邪魔せず且つ効果的に、表紙としてしっくりまとまるようにという尋常ではない手腕のプロの仕事が垣間見える。何度引っ越しても家宝として本棚に置いておきたい。
9月28日発売予定のLO画集第2弾については、たかみち氏のHPにてちょろっと告知があります。正式なアナウンスは本誌にてといったところか。

Amazonが取り扱いやめちゃっても「ロリコン ジャパン アタマ オカシイ」と世界中から言われても構わないから、この雑誌だけは永遠に続いてほしいと願う。

COMIC LO  バックナンバー
https://order.mandarake.co.jp/order/listPage/serchKeyWord?categoryCode=100298&keyword=comic+LO

LO画集
https://order.mandarake.co.jp/order/listPage/serchKeyWord?categoryCode=00&keyword=%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%BF%E3%81%A1+LO%E7%94%BB%E9%9B%86


5~6年後に『好色少年』でまったく同じ記事が書ける日を今から楽しみにしている。


担当:白石
  1. 2016/07/21(木) 11:00:45|
  2. 中野店白石

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