深夜、中野区のとある公園にて一人全力でブランコを漕ぎながらブログを書いてる金井(28歳)です。
いや〜この歳になるとそろそろ子供とか欲しいなあとか思い始めているんですよ〜。
漫画やアニメを見ていて、「おっこの名前かっこいい!子供ができたらこの名前つける‼︎」とすぐスマホのメモ帳に保存して、ネットで字画占いのサイトに行っては悩んでいます。
近頃ではジュウオウジャーの敵幹部のナリアって名前いいなあ…と速攻メモ!金井鳴愛‼︎略したらカナリアになる!いいんじゃね⁉︎可愛すぎ‼︎検索!検索!
総合運5点満点中5点
これですわ!候補上位確定!ゲッターズ飯田さんの意見も聞かんと!
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ふと俺なにやってんだろ…その前に彼女作らなくちゃじゃん…と我に帰ります。
よつばと!のよつばやうさぎドロップの凛ちゃんみたいな棚ぼた展開を妄想して現実逃避に走る今日この頃です。
では本題はここから。
みなさん子供の頃、親からアニメや漫画、ドラマで悪影響があるから見させてもらえなかったものってありましたよね〜。
私の家では「ドラゴンボール」が残酷かつ暴力的、「マジカルたるルートくん」「クレヨンしんちゃん」は下品すぎる、「渡る世間は鬼ばかり」OPまでは可。というような感じでしたね。
いや〜ドラゴンボール見せてもらえないのは正直しんどかったですよ。放送日の次の日クラスの友達がその話で盛り上がってるのについていけないんですもん。何度隠れて見ようとしたことか…、大人になったら全部見てやるぞ!と心に決めた少年時代でした。
そんな私が大人になって出会ったんですよ。
そらのおとしものに!
水無月すう先生が描くこの作品、ストーリーとしましては九州にある空美町に住んでいる桜井智樹の前に町の上空にある大陸シナプスから天使の姿をした愛玩用エンジェロイドtypeαイカロスが降ってきます。
そして智樹とイカロスは契約を交わし鎖で結ばれ一緒に暮らすことになります。その後、シナプスから何体も敵が地上に送り込まれ戦い、イカロスが本当は愛玩用ではなく`空の女王(ウラヌス・クイーン)」と恐れられた戦略エンジェロイドであることがわかってきます。そして「平和が一番」をモットーにしていた桜井智樹の日常は非日常へと変わっていくのです。
幼馴染で怪力女の見月そはら、智樹たちが入っている新大陸発見部の部長守形英四郎、腹黒生徒会長の五月田根美香子、そしてイカロス回収の命令を受け地上に降りた電子戦用エンジェロイドtypeβニンフ、桜井智樹抹殺の命令を受け降りてきた近接戦闘用エンジェロイドtypeΔアストレアの6人がメインキャラクターになります。
始めてパンツが群れをなして空を飛んだということでも有名ですよね〜。
もうホント下品極まりない笑
しかし、この作品のコンセプトとして"愛"とはなんなのか?
エンジェロイドで常に無表情のイカロスが心の痛みを知った時、心が理解できず"動力炉が痛い"と呟き訴える姿の切なさがね.....
私としてはtypeβニンフが本当に可愛くてお気に入りなんです。
始めて地上に降りた時はもう本当に悪いやつでした。
しかし、空に帰れなくなり智樹たちと同居することになり優しさに触れ少しずつ情が移っていきます。昼ドラを見ながら煎餅を食べてる姿がもう可愛くて…祭りでリンゴ飴を買ってもらって喜んでる顔は反則すぎる。
空にいた頃は痛めつけられ、これでもかってくらい酷い扱いばかりされていて。
「やめろーーー!やめてくれーーーーー!! もうこれ以上俺のニンフいじめるなーーー!!わーーー!」漫画に向かって叫ぶしかないもどかしさ。
そして、追い詰められたニンフに智樹がかける言葉が本当にいい!
「エンジェロイドが夢を見ちゃ......駄目か....?エンジェロイドはマスターの命令を聞かなきゃ駄目か.....?エンジェロイドは羽がなきゃ駄目か.....?りんご飴食べて泣いたりお菓子が大好きだったり動物園で動物見て....喜んだりしちゃ駄目なのか....?」
「俺は…いいと思う・・・・」
この言葉が大好き。
ニンフは本当に救われたと思う。
そして命令でしか行動しないアストレアに投げかける言葉。
「自分で決めろ、お前が何をしたいのか!」
「それは本当に自分で決めたことなのか?」
今まで命令のもとにしか行動していなかったエンジェロイドが自分の意志で行動することは酷なことだと思います。
「バカだからよくわからないけど、これが自分の決めたことだ」とアストレアもシナプスのマスターの命令に背き自分でしたいことをすることを決めます。
アニメだとこの後、村下孝蔵の「踊り子」がEDで使われます。それが本当にいい!このストーリーひときわよく感じさせてくれます。
極度な下ネタギャグがあることでシリアスが余計際立つ。
本当にこの作品には考えさせられました。
まあ自分に子供ができたとしても、この作品はお見せできませんがいつか大きくなって理解できる時がきたら「これがお父さんが感動した漫画だよ。」と手渡して見て感じてもらえたらいいなあと僕は思うんです。
(担当/金井)
- 2016/07/28(木) 10:59:05|
- うめだ店吉田
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