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2016年上半期ベストの漫画「コロコロアニキ」第6号の小林よしのり先生「おぼっちゃまくん」




こんにちは。

上半期と言っても7月15日発売で厳密には下半期に食い込んでいますが
10年以上日々を窓の無いディズニーランドのような環境=中野ブロードウェイ
内で過ごしている者の弱点(季節の移り変わりや世間に疎い)として大目に見てください。すみません。


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「コロコロアニキ」第6号

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「おぼっちゃまくん」巻頭カラー ※22年振りにコロコロ(アニキ)に復活!

コロコロコミックを卒業したアニキたちのためのコロコロ、それがコロコロアニキです。

私は子どもの頃「おぼっちゃまくん」が大好きでした。
ただ後半巻になってくるとだんだん買わなくなり途中で挫折してしまいました。
後にそれを後悔して大学の時に当時居た名古屋の古本屋をまわって集めだしたのですが
その頃まんだらけが名古屋に進出してきてそこでなかなか見つからなかった21巻をゲットできたんです。あの時の感動・・
まんだらけの面接で「ウチで何か買ったことある?」と社長に聞かれ「おぼっちゃまくんの21巻ですとかー」
のような受け答えをしたのを今でも覚えています。

今回の「アニキ」では22年前と変わらないテンションの話になっており、
茶魔が優しく完璧に耳かきをしてくれるお母ちゃま候補(お父ちゃまの太ももでは固いらしいです)を探しているのですが見つからないため「やっぱり一人でやるしかなか!」と、耳かき=御坊家では「ぽみみかき」と言います を一人で行う独立心を養うために「無人島トレーラー」に入って行くのだが・・という夏休みにぴったりの話になっています。


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付録としてついてきた「大茶魔語辞典」「おぼっちゃまくん5大ケッ作選」(両A面)も楽しい付録です。

「わしズム」で復活した「おぼっちゃまくん」は私がもう現代の時事問題に付いていけないという負い目もあり買わずにやり過ごしたのですが(すみません!)今回はコロコロ(アニキ)に降臨ということで発売をそれこそ指折り数えて待っておりこれほど待ちわびたものもここのところ他に無かっただろうということで2016年上半期ベストとさせていただきました。付録の中によしりん先生のインタビューが載っていて「今回コロコロアニキで描いてみて、わしは自分がぜんぜん衰えていないことがはっきりわかった。」と頼もしい発言をされているのでこれは今後の掲載もあるのではと期待しています。

本家の「おぼっちゃまくん」の紹介もさせていただきます。


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「おぼっちゃまくん」第1巻

連載当時はこれを見てどう思っていたか・・「面白い」とは思っていたと思うのですが、今見て一番最初に来る感想はとにかく「カワイイ」ですね。カワイ過ぎるでしょう。くりくりお目目に赤丸ほっぺ、謎のツノ…亀の上に乗っているから土踏まずが発達しているんです。完璧ですね。


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茶魔が田園調布学園に転校してきた際の自己紹介のシーンです。
「なんてったって、茶魔ぶぁい。御坊が名字で、名まえが茶魔ぶぁい。」
声に出して読みたい日本語No1です、私の中では・・「おぼうちゃま」って名前の最強さ!


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茶魔の帰りを邸宅前で待つ父、亀光。この愛情表現はほぼ毎回見ることができます。


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ちなみに・・全然似ていない親子なのですが、御坊家は代々亀光系の顔と茶魔系の顔が交代に遺伝するという設定があるのでした。


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そして「おぼっちゃまくん」と言えばこれです。茶魔語です。読者からアイディアを募って様々な茶魔語が生まれました。アニメ化もし茶魔語が大ブームとなり、それを日本語が乱れる云々とお堅い人に攻撃され物議を醸しました。ただ実際は子どもたちが頭を使って何か面白い茶魔語にできるものはないかと娯楽をもっての創造活動をしていたわけですから文化に悪影響があるはずもなく。大体こんな飛ばしたギャグ漫画を読んでいる時点で子どもは世間を学習しています。ご心配には及びません。


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御坊家には「お助け軍団」というのが居て、これもおぼっちゃまくんの大きな特徴でした。画像は私の1番好きなお助け人の「シンパイダーマン」です。私も心配症なので親近感があるのかも知れません。ただ当時私は「スパイダーマン」の存在を全く知りませんでした・・


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これぞ子どもの夢の最終系「茶金箱」。1億円札の階って一体・・へけけで済むものなら私も使ってみたいです。

特に好きな話があるのでご紹介します。


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単行本第14巻「いとしの給食おばちゃんズ」
茶魔は普段から贅沢な物ばかり食べているので逆に給食の素朴な味が大好き。ある日大好き過ぎて作っている人に会いたいと言い出し給食おばちゃんズのリーダー牛島しげ子ちゃんからサインをもらったり一緒に写真を撮ってもらったりします。茶魔の「さすがうまいもん作る人は、きれいな人ぶぁっかりぶぁ~い」という言葉が天使です。


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単行本第13巻「しりクリーンは大成功」
御坊家には「体におとなになった印が現れてきたときは一か月、はだか一貫の無一文で家出させねばならない」というおきてがあり、ある朝(じいの毛生え薬を誤って顔にかけてしまったからだったのですが)ヒゲが生えてきた茶魔はすっぽんぽんで家を出されてしまいます。その後、袋小路金満のしりふき係となったがそれを極めて行き・・という話。お父ちゃまはいつも茶魔を究極に甘やかしているようでその実御坊家の跡取りとしての「よーしゃなくきびしい」教育をしているのです。この回では隙間産業?で大成功した茶魔を爆笑しつつ見ることができます。

バブル期の皮肉として誕生した「おぼっちゃまくん」が22年の時を経て甦ったわけですが現在では格差社会が拡大してリアル「おぼっちゃまくん」のような人々が現れそれが夢物語でなく現実のものとなってしまいました。我々庶民は表のみ立派な服、後ろは素っ裸の「びんぼっちゃま」並みの逞しさで生きていかねばならない厳しい時代です。「おぼっちゃまくん」はひとときの笑いと共に紆余曲折に立ち向かっていく話でもあり、ただ大金持ちが贅沢をしているだけの物語ではありません。茶魔が昴田のツベルクリン砲に打ち勝つ時、茶魔が大事な盆踊りの行事に海を泳いで駆けつける時、そこに茶魔の根性と本性を感じ、読者は付いていきました。「コロコロアニキ」でも世の中に負けそうな庶民の心の灯火のような存在として「茶魔」が居てくれたら・・・私は毎号楽しみに購入すると思います。

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  1. 2016/09/03(土) 10:59:06|
  2. 中野店わき

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