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「文豪」作品の中で異彩を放つこの一作





昨今「文豪ストレイドッグス」「文豪とアルケミスト」など女性向けに歴史的文豪をモチーフにしたメディアが増える中、わたしはこれを読んでくれと声を出して吠えたい!福岡店から衛藤です。
以前「まじめな時間」を紹介させていただいたときにお蔵入りしていた「月に吠えらんねえ」を、今回満を持して紹介したいと思います。なぜなら、福岡店の女性スタッフ間で「文豪」「文豪」とささやかれる中、これだけ話題に上がらないのが寂しすぎるから…。


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「月に吠えらんねえ」は清家雪子先生によるオリジナル作品2タイトル目であり、「実在した詩人の自伝ではなく、萩原朔太郎や北原白秋らの作品から受けた印象から作者像をイメージした、全く新しい、いわば真の二次創作ともいえる手法で創作された、詩人と近代日本の物語。(アフタヌーン公式サイトより)」と銘打たれた作品です。前2タイトルの透き通った作風から一転、そこには嵐のような狂気とともすれば読者置いてけぼりの知性と思考、混乱が洪水のように溢れ1冊1冊を読み終えるまで息つく暇もないほど壮大なスケールで描かれるもの。しかし私はこの作風こそが清家雪子先生の本来の姿だと思わずにはおれません。


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幻想的で田舎で変わり者やのんだくれや変人ばかりが住むシカク(詩歌句)街、そこにある天上松に縊死体がぶら下がっていたことから徐々に奇妙な現象に翻弄されまくる精神衰弱気味の「朔くん」、そんな朔くんから一身に慕われる「白さん」、朔くんのいないはずの妹を嫁にと懇願し朔くんを「兄さん」と呼びお世話する「ミヨシくん」、朔くん、白さんのふたりを残し旅に出てしまう顔のわからない「犀」・・・、これだけでもう、有名作家のオンパレード、ちょっとおかしな世界観なのが見て取れるでしょうか?もちろんわからなくても問題ありません。1巻の壮大な世界観からのお出迎えを全身で受け入れたら、あとはその情報量を必死に処理するもよし、不気味で蠱惑的な雰囲気にただただ呑まれるもよし、元ネタとなった作品を読み漁るも、童話を口ずさむのも、要所要所に見える男同士の怪しい関係に微笑むのも良し!1巻はまだいろいろ軽度なので、お気軽に読めますよ!


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とはいっても人を選ぶ作品ではあると思いますので、まずは講談社サイトで1話をチェック!

世界観に打ちのめされたらこちら


(福岡/衛藤)
  1. 2016/11/22(火) 10:44:06|
  2. 福岡店衛藤

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