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面白い漫画を見つけるシンプルな方法




本日もよろしくお願いいたします。
うめだ店コミックスタッフの山本コウです。


現在書かせていただいている「麻雀漫画を紹介してみる」をちょっと休憩して、今回は文字ばかりのブログ記事を書かせていただきます。
ちなみに「麻雀漫画を紹介してみる」は現在4回書かせていただいています。今後もあと3~4作品は紹介したいと思っています。

↓↓今までの記事はこちらをご覧ください↓↓
麻雀漫画をオススメしてみる 第1回
麻雀漫画をオススメしてみる 第2回
麻雀漫画をオススメしてみる 第3回
麻雀漫画をオススメしてみる 第4回

さて。
それはともかく。
現在、うめだ店ではtwitterもやっていまして、そこでいろんな漫画も紹介させていただいています。

うめだ店少年コミックのtwitterはこちら→https://twitter.com/umdboy
twitterで紹介しているコミックスはこちら→https://togetter.com/id/umdboy

こういう仕事をしていてよく聞かれるのが「何か面白い漫画ないですか?」という質問です。
また、自分も面白い漫画を紹介したくてこの仕事をしている面が少なからずあります。8割くらい。
そんなわけで、今回は古本屋のスタッフとしてどういう視点で漫画を読んでいるのか、という話をしたいと思います。


超重要:とりあえず読む

大事なことに近道などあるわけもなく、一番のポイントはコツはひたすらに読み続けることです。
「読むだけなら特別な才能は必要ない」とひたすらページを繰っています。

ただし、時間もお金も有限な身の上、ある程度絞って読むことになります。


ポイント1:雑誌編(自分の担当全般に、広く薄く網をかける)

自分の趣味の分は別途読むとして、何はともあれ、自分の担当範囲です。
古本屋ではありますが、自分の担当は直近の少年・青年コミックスになります。となると、まずは現行コミックスの売れ筋を把握しなければいけません。
広く浅く、となるとやはり雑誌が一番です。
そこで、まずは雑誌を一通り読むことにします。

一通り、とはどれくらいか。

まずは週刊誌。
週刊少年ジャンプ、週刊少年マガジン、週刊少年サンデー、週刊少年チャンピオン
ヤングマガジン、ヤングジャンプ、ビッグコミックスピリッツ、モーニング
週刊漫画ゴラク、週刊漫画Times
※これらは最低限押さえます。

次いで隔週刊誌
ヤングアニマル、ヤングガンガン、ヤングチャンピオン、漫画アクション、ヤングキング
グランドジャンプ、ビッグコミック、ビッグコミックスペリオール、ビッグコミックオリジナル
イブニング、近代麻雀
※ここまでは刊行形態で区分けして考え、好みによらず全て読むようにしています。

次いで、月刊誌/隔月刊誌/季刊誌です。
月刊誌は数が多いので、全部網羅は正直厳しい。なので、出版社ごとに旗艦誌を中心に、余裕があれば姉妹誌に手を伸ばしていくことにしています。

なので、まずは出版社をリストアップして、各出版社の出している月刊誌を1、乃至複数ピックアップして読むことになります。
これで、だいたい50誌くらいになります。

雑誌を読む際、正直ひとつひとつじっくり読んでいると読み切れないので、基本は流し読みになります。
その際に注意する点は以下。

・新連載(面白そうかどうか)
・単行本広告(出版社がどれくら推しているのか)
・読み切り、出張掲載(注目作、注目作家になりうるのか)
・アンケートは可能な限り答える(意外と当たります)

他、各ページには目を通すので、気になったコマなどがあると過去に遡ったりして読み返します。こうして流し読みだと気付かなかった面白さが分かる作品も多いです。


ポイント2:新刊コミックス編(気になるタイトルを精査する)

現在こそ、その形態が崩れつつありますが、日本のコミックスの多くは雑誌連載からのコミックス化、というのが基本的な流れになります。
なので、上記のように雑誌の連載の段階でチェックしておいたコミックスの1巻が出ると購入してじっくり読みます。雑誌で大方はチェックしているので、あまり外れを引くことはありません。
うめだ店のtwitterで紹介しているのは主にそうしたタイトルたちになります。
他、知らないタイトルの1巻、となると、読んでいない雑誌か、描き下ろしか、最近だとWEB連載からのコミックス化や同人誌からのコミックス化などもあります。ここらへんは基本的に表紙買い(勘)が多いです。イラストだけでなく、タイトルやあらすじや帯、作者の他の作品などが購入する際の参考になります。


ポイント3:ブログ編(趣味範囲外のタイトルをチェックする)

最近ではブログやtwitterなどで漫画の感想を書いているところは、それこそ星の数ほどあるので、お気に入りのサイトをいくつか見つけておきます。
その際注意することは、できるだけ自分の趣味と被らないようにする、ということです。
自分のアンテナにひっかからなかったタイトルを、面白く紹介している記事などがあると、改めて読みたくなります。そうやって知っているタイトルを増やしていきます。
とくに、まったく関係のない複数の筋から、同一タイトルが紹介されるなら、それはブレイクする兆し(あるいはすでにブレイクしている)と捉えることができます。


ポイント4:作者編(過去にさかのぼっていく)

新刊を追うのもいいですが、ウチはあくまで古本屋です。最新の漫画事情を追いつつ、過去にも手を伸ばしていきます。その際はやはり作家から追うことが多いです。気に入った作家の過去作、だけでなく、その作家のエッセイなどに手を伸ばすと、影響を受けた漫画、などの話がかならずといっていいほど出てきます。
そうしたものを読むことで、いろんな作品の目に見えない繋がりが分かるようになります。


ポイント5:お客様編(紹介してもらう)

まんだらけ、という場所はやはり大きなアドバンテージです。放っておいても漫画好きのお客様が来店されるのです。貴重な情報源です。忙しくなければ、漫画の話をしたいところです。ディープな話は、やはり直接お話してこそ知ることもできます。面白い漫画や裏話など教えていただければ嬉しいですね。


ポイント6:電子書籍編(まだまだ開拓中)

電子書籍は、まだまだ自分にとっては未開拓の地です。
各出版社の電子書籍サイトを中心にいろいろ読んでいるところですが、雑誌のようにたまたま目に入る、ということが少ないので、どうしても気に入った複数のタイトルに偏重しがちになるのが個人的問題点です。


以上、自分が面白い漫画を見つけるために注意・実行していること、でした。
電子書籍が本格的に普及してきて、漫画を読む形態や客層というものも変わってきています。とくに雑誌の売上減という話もここ数年いよいよのっぴきならないところまできていると聞きます。
そんな中でも、そんな中だからこそ、面白い漫画は、知られていないだけで沢山あるのです。今年も、このブログや、twitter、店頭などを通して広く紹介していければ、と思います。

こんな感じで社会人なのに漫画ばかり読んでいるスタッフですが、本年もおつきあい、よろしくお願いいたします。

(うめだ店/山本コウ)
  1. 2017/01/27(金) 11:00:11|
  2. うめだ店山本

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