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森雅之作品集「僕の金魚」5月3日発売に際して




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※実際の表紙とは異なります※

ちょうど良いタイミングで(このブログが公開される)明日5月3日より、まんだらけ出版より森雅之作品集「僕の金魚」が発売されます。詳細は以下ページをご覧ください。
https://mandarake.co.jp/publish/bokunokingyo/index.html

予約が盛況であり、当日は大まん祭会場(中野サンプラザ13F)と札幌店のみの販売となっております。残り部数が僅少となります。必ず手に入れたい方は会場でお買い求めください。
なお当日は、札幌店イベントホールにてゲストに森先生を迎えトークイベントも行います。入場料無料となっておりますのでお気軽にお立ち寄りください。

詳細はこちら
http://www.mandarake.co.jp/content/gw2017/spr/425.html

そして、札幌店では「僕の金魚」原画展示も併せて行っております。以前、年刊誌「怪奇」創刊号の発売時期に原画展示(森先生作品も含む)をしましたが、今回はショーケース1基丸ごと森雅之作品で埋め尽くしております。
トークイベントもそうですが、当店で原画展示が出来るとは夢にも思いませんでした。
展示期間は5/9まで。
見に来られない方の為に、雰囲気だけでも写真で感じとって下さい。

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生で見られるのは、この機会を逃すともう無いかもしれません。印刷された単行本で見るのと、生原稿ではワケが違います。目に焼きつけてほしい位です。

「僕の金魚」は学習誌「がくゆう」に85年~93年に8年間(途中2年休みあり)連載された6作と表題作含め3作が93.94年に「コミックFantasy」掲載、全9作からなる作品集になります。中でも表題作の「金魚」を含め、「ゆーびんねずみのものがたり」「のらねこマンボ」「おさる物語」「口笛ペンギン」など愛らしい動物たちが主人公の作品が多く、児童向けに描かれたマンガ作品とはいえ年齢を問わずに楽しめ心癒される作品群となっています。
それは、いつの時代も少年・少女たちの思春期の心模様を安定した絵柄と作風で描き続けているからこそ、幅広い層に支持されているのだと思います。

森雅之先生は画業40周年でデビュー作が漫画雑誌「漫波」(『ぱふ』の前身雑誌)で76年掲載の「写真物語」になります。
今回は「僕の金魚」が発売前なのでデビュー作含め初期作品集がキラキラと輝く「夜と薔薇」を紹介します。(写真物語収録)


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この作品集は「清彗社」から79年に発行され、90年に「ふゅーじょんぷろだくと」より新装版、03年に同社から再新装版の3種類が存在します。表紙の画像は再新装版になります。


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この作品集で特にわたしが好きな「ゆうれい」を紹介します。


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役所に勤務する男性。タイプライターを打ち込み、小言を入れつつ仕事を終えます。

ビアガーデンで中ジョッキを頼み、一杯。
いつもの夏の一日です。

ある日、仕事の帰り道、車にはねられ死んじゃいます。


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日が暮れると、死んだはずの場所に立っている彼氏。何かの間違いかと思い、自分で病院に自分の安否確認をするのです。


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自分の死体を見て、途方に暮れて歩いていると出産の現場に遭遇したりして…


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再び、いつもの役所に戻り、タイプライター
で先ほど打ち込んだ数字の修正をします。


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そしてビアガーデンにて…
今度は大ジョッキを注文。さて結末は。。
(ほぼ見せちゃいましたが…)

この単調なリズムとコマ割りが主人公の動きや内面を上手く表現しており、多少悲壮感はあるものの、楽天的な考えや優しさが溢れていて、死んでしまったけど妙に明るい。
周りは「おばけ」なのに普通に見えて会話しているのが奇妙だし、まるでリピート再生したかの様に繰り返される日常が微笑ましい。
森雅之作品内でも個人的に奇妙な一編だと思います。


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他にも、やっぱりはずせない「写真物語」や
聖なる夜の可愛らしい子どもたちを描いた「もろびとこぞりて」など何度も繰り返し読み返したくなる愛着の湧く作品集となっております。

ほとんど「僕の金魚」の宣伝になってしまいましたが過去作も通販で一部購入(売切れもありますが…)できますので、まだ触れた事がない方はご覧になってほしいです。

森雅之作品の通販はこちらから



担当、札幌店田村
※トークイベントの司会やります。
  1. 2017/05/02(火) 09:00:01|
  2. 札幌店田村

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