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1969~1972

ここ数回は誤植や初版再版の差などをちょこっとだけ紹介してきましたが、いままでの話をまとめると

初版・・・誤植もあるが、意図そのままの表現が封じ込められている
再版・・・誤植が訂正されているが、表現が去勢されている場合もある

とも言い換えることが出来ます。

しかしそれだけでは言い表すことが出来ないのもまた事実。今年発売された成年コミックで「恋するウシチチ」真鍋譲治・・・は、性器に修正を入れ忘れて自主回収されました。ほどなくして修正をきちんと入れた修正版が出回ったのですが、この本は未修正版、修正版、ともにISBNコードもおなじですし、両者とも初版と表記されています。つまり未修正版は「なかったこと」になっているというわけです。
この場合だと出版社ごとに対応は違いますが、「修正版」「改訂版」と銘打つか「2刷」になる場合も否定できません。初版がふたつあるという珍しいパターンです。もし「初版だったら無修正」と勘違いして買っちゃうとガッカリするので気をつけたほうがよいかもですね。

またイブニングで連載されている山本直樹の「レッド」は初版のカバーが2種類あります。

レッド1

レッド2

上の本、タイトル部に「1969~1972」と書いてないのが初期版カバー。下の、1969~1972が記されているのが普及版のカバーです。よく見てみると背表紙(画像の右部分)にも1969の表記が抜けています。2巻以降は1969が記されていますし、1969~までが正式タイトルなので、この部分を入れ忘れたのかもしれませんね。ついでにいえば黒地の部分にグレー文字で話ごとのサブタイが記してあるのですが、初期カバーは文字が若干にじんでいて読みづらく、普及カバーはクッキリしてるという差もあります。
余談ですが本はカバーと本体を別々に刷るので、カバーだけ初版のもの、本体が再版、もしくはその逆、ということは割にあります。たとえば秋田書店の単行本なんかだと、中身は90年代発行の初版なのに、カバーだけ消費税5%表示価格になっているものがありますよね。「レッド」もその後初版でもカバーだけ取り替えられたものが出回り始め、再版以降は全てこのカバーです。

まんだらけではこのカバーの差で特に値段は変えてはいませんが、中古で買うことを検討している方は、参考にしては如何でしょうか。初期カバーの出回っている数もそれなりにあるので非常にめずらしいと云うわけでもありませんし、普及版のカバーのほうが、本棚に並べたときに統一感がありますのでおすすめです。
こういう豆知識、特にマンガの書誌って重要視されないからか情報が散逸しがちです。だれかまとめサイトとか作ってくれるとうれしいのですが。
  1. 2009/07/12(日) 23:47:07|
  2. こねた

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