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岩井の本棚、SAHRAの本棚

スタッフがマンガ界のニュースとおすすめマンガを紹介します!

裏サンデー発、新感覚ウザデレ系爬虫類コメディ




中野店の臼井です。
最近は無料で読めるマンガアプリもかなり多く、私も部屋でゴロゴロしながら色々と読んでいるのですが……。
特によく使うのが「ジャンプ+」と「マンガワン」です。
それぞれ大手の出版社がバックなだけあって操作性がよく、過去作の掲載も積極的です。
「マンガワン」は裏サンデーの実質的な公式アプリで、裏サンデーより1週早く最新話が読めたりします。
最近では樋口大輔の「ホイッスル!W」が連載開始したことでも話題になりました。

さてそんな裏サンデー発、注目の新刊をご紹介します。


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秘密のレプタイルズ/鯨川リョウ

裏サンデーに超新星登場!というので連載当初から読んでいたのですが、先日ついに単行本化されました。
レプタイルズとは爬虫類のこと。爬虫類飼育をメイン題材としたコメディ漫画です。
爬虫類を飼うのはなかなか敷居が高そうなイメージがありますが、意外とそうでもないのかもしれません。
そういえば私も小学生の頃に学校の机の引き出しで虫を飼っておりました。
道具箱の片方に土を敷き詰め、適当に捕獲した虫を放り込むという放任的な飼い方でしたが……。
ちなみに担任にすごく怒られましたし周りはドン引きでした。
他人に理解されない心理的ストレスからか、その後私は虫に苦手意識を持つようになっていったのですが、それはさておき。
それに比べれば虫を飼うより爬虫類を飼うのは全然スタンダードなのではないでしょうか。

日常に疲れた主人公がペットショップに足を踏み入れ、たまたま遭遇した店員、長良さん。


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可愛いですが、目が死んでいます。
そんな彼女に誘われ、爬虫類コーナーへ……。


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完全に別人。劇的ビフォーアフター!


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テンションも爆上げでかなりウザい感じです。
カイマントカゲの刑ってなんだろう。


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爬虫類に触れると完全にトリップ。
この1コマだけピックアップされたら、これなんてエロマンガ?ということになりかねません。


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爬虫類のことを語りだすと長い。ウザいくらいに長い。


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そして嫉妬深い。ちょっとヤンデレっぽい部分もあります。
総合的に「ウザデレ」という言葉は非常にしっくりきます。


そんな長良さんがウザくて可愛い作品なのですが、爬虫類の豆知識や飼い方の解説もちゃんとしています。
これは作者の鯨川リョウ先生が実際に様々な生き物を飼っている経験からきているものと思われます。
実際にtwitterではヘビやアルマジロ、カマキリからコウモリ、フクロウまで多岐にわたる生き物を飼育している写真が上がっています。
やはり現役の飼育者から聞く言葉は説得力がありますし、本当に好きなものを描いているのだなとわかるので漫画も面白い。
周囲からの悪者扱いのくだりも、おそらく本人が実際に経験している実感のこもった言葉なのだと思います。

ちなみに、新人にしては絵がうまい……というかどこかで見たことある!と思ったのですが。


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ギャルとかビッチとか色々。/ぐじら


ぐじら先生の別名義とのことでした。
実は「ギャルとかビッチとか色々。」も私のお気に入りの作品で、2015年冬季ベストエロ漫画と個人的に思っていました。
しかしまさか違法アップロードに怒ってエロ漫画界を卒業し一般誌に行かれてしまうとは。
貴重な作家を失わせてゆく違法アップロード、ダメ、絶対。

成年コミックから読んでいる人にしかわからない嬉しいファンサービスもちゃんとあります。


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このキャラ、


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どう考えてもこの子の血縁ですよね。たぶん兄でしょうか。
こういった世界がつながっている感じは、見つけるとやはりうれしいものです。

余談ですが、


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長良さんのこの服、何故背中がこんな風に開いているのか。

その秘密は、単行本巻末に収録されているオマケ漫画を、ご自身の目でお確かめください……。


ぐじら先生 商業誌はこちら

同人誌はこちら

担当:臼井
  1. 2016/10/06(木) 10:46:06|
  2. 中野店臼井

じわじわ来てます水族館マンガ




中野店の臼井です。
あまり人には言っていないのですが、私の趣味のひとつに「水族館」があります。
もともと学生時代に6年ほど生物部に在籍しており、貝の浄水能力の研究をしたり、海ほたるを光らせたりしていたのがきっかけです。
だいたい月1くらいで水族館に赴いては、大水槽の前でぼんやりと過ごしたりするのが好きで、よくやります。


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先日も葛西臨海水族園のマグロの大水槽前に座って「永遠に見ていられるなぁ…」などと思いながら休みを満喫しました。
ちなみに都内の水族館は、

・サンシャイン水族館→小規模ですが、池袋に行ったついでに寄れるよい水族館。大水槽が特にオススメ。
・葛西臨海水族園→都心からは少し離れるが、都営なので入館料が安く広いのでファミリーに良し。
・しながわ水族館→都内で海獣を見るならココ。駅近でアクセス良し。ちょっとお値段が高め。
・すみだ水族館→スカイツリー周辺を含めてまる1日楽しめる。営業時間が長い。クラゲを見たいならココ。

という感じでうまく住み分けされているなぁという感じです。
ほとんどの水族館が2回分の入場料で年パスを購入できるので、私のようなヘビーユーザーは年パスがお得です。
神奈川まで出るとさらに大規模な水族館がたくさんあるのですが、なかなか足が遠いです。
これ以外にも限定開催のアートアクアリウムなどがありますね。あれもまた良いものです。

さて、そんな水族館好きな私が今回紹介するマンガはこちら。


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「水族館ガール」実業之日本社/原作:木宮条太郎 漫画:天樹あおい

NHKでドラマ化されているのでご存知の方も多いかと思います。
小説を原作としたコミカライズで、全1巻で気軽に読める作品となっております。
水族館の裏側の苦労を描いた作品で、特にイルカのショーを中心とした人間ドラマが展開されます。


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イルカショーはやっぱり水族館の花形。
ジャンプは盛り上がりますよね。


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つらい別れのシーンもあります。
イルカって最後は溺死なんですね…知りませんでした。


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ペンギンもちょっとだけ出ます。
でもペンギンを見るなら別の漫画のほうがいいですね。


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ちょっぴりラブなシーンもあり。
イルカ様が見てる、って感じですね。
こういったところはドラマ向きだなぁと。

ところで最近、水族館マンガが増えてきていると思うのです…密かにブームなのでしょうか。
まだ単行本にはなっていないところですが、


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「恋する水族マン」講談社/我孫子祐
週刊少年マガジンで連載中のこちらとか…。


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「人魚姫の水族館」白泉社/伊藤正臣
こちらはヤングアニマルで連載中の作品です。


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「Bバージン」小学館/山田玲二
古いですがこのあたりも…?

ただ全体的にやはり華やかなので海獣×ラブコメがメインの漫画が多し。
もっと熱帯魚とか深海生物の部分をフューチャーした水族館漫画はないのかなぁと思いつつ。
とりあえずはこれですね。


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「深海マンガくらげちゃん」講談社/そにしけんじ
深海を求めるときはこれを読んでほっこりしましょう。

いずれも水族館に行きたくなるマンガばかりです。
この夏はマンガを読んで、涼しい水族館で過ごしてみませんか?


「水族館ガール」はこちら
「Bバージン」はこちら
「深海マンガくらげちゃん」はこちら


(担当:臼井)
  1. 2016/08/23(火) 10:59:28|
  2. 中野店臼井

原点はゆらぎの中に




中野店の臼井です。
前回は「パンダ漫画」をご紹介しました。
最後のひとコマ、おわかりになりましたでしょうか?

今回ピックアップするのはこの作家です。


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清村くんと杉小路くんと/土塚理弘 エニックス

「BAMBOO BLADE」「マテリアル・パズル」シリーズですっかり有名になった土塚理弘先生です。
子供の頃、アニメの「魔法陣グルグル」が大好きだった私は、当然のように「月刊少年ガンガン」読者でありました。
当時(90年代後半)の連載作といえば「魔法陣グルグル」は勿論、創刊からずっと連載していた「ハーメルンのバイオリン弾き」「ロトの紋章」などのビッグタイトルばかり。
そんな中、いかにもガンガン然としたギャグ漫画「清村くんと杉小路くんと」が始まります。
私個人としてはちょうど入れ替えのように連載終了した「突撃!パッパラ隊」を少しマイルドにした後継作という風な認識です。

今でもそうかもしれませんが、当時のギャグ漫画は結構バイオレンスでした。
特に主人公がひどい目にあう漫画が多いです。
同時代では「ジャングルはいつもハレのちグゥ」などもそう。
たとえば「清杉」シリーズでも、


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とにかく清村の流血シーンがとてつもなく多い。
大体は杉小路のおちょくりが原因によるものが多いのですが…。


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うん、ナチュラルにひどい。

ところでこの作品、簡単に紹介しますと人をおちょくる天才であり何故かサッカー部部長である杉小路と、中学の頃サッカーをやっていた不良で甘党の清村による青春サッカーギャグ漫画。

まずつっこみどころが、サッカー部のくせに部員が5人ところでしょうね。


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いや5人て。フットサルならできるのに、あえてのサッカー。
当然メンバーは足りませんが…


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大丈夫!ねことぱんだがいるよ!


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なんならパンダが一番サッカーうまい説もあります。

オチから先に作り、それに至るまでのストーリーを練り上げていく。
そういったスタイルで描かれている漫画で、オチに辿り着くまでの全体的なグルーヴ感が大事なので、この場ではなかなか魅力を伝え切れません。
なので、私の大好きなコマを貼っておきますのでこれだけ覚えていってください。


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人じゃん!

「清杉」ワールドが伝わるいい1ページです。

土塚理弘先生の凄い所は仕事量の多さで、「清杉」シリーズ2作目の連載中に「マテリアル・パズル」も同時に連載し、一時期はガンガンの総ページ数の1割は土塚理弘という時代もありました。

今でこそ自身で描くことは減り、原作が中心となっています。
しかし他の追随を許さないギャグセンスは未だに健在です。
ガンガンの「鬼才」の作品、一度ご賞味あれ。



「清村くんと杉小路くん」シリーズはこちら
※と→よ→ろ の順に続きます


初期短編集「1/Nのゆらぎ」はこちら


土塚理弘原作コミックはこちら


(中野店/臼井)
  1. 2016/07/12(火) 10:56:53|
  2. 中野店臼井

賛否両論パンダ漫画




中野店の臼井です。
前回、「犬漫画」を紹介しましたが、今回は動物シリーズ第2弾として「パンダ漫画」をご紹介します。
日常にパンダのある生活というのはまぁ現実味のないもので、犬漫画や猫漫画に比べるとなかなかに難しい題材といえます。
そんな中でうまく日常にパンダを落とし込んだ作品がこちらです。


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ささひと/花月仁 ニチブンコミックス

舞台は日本、人間並みの知能を持ち、言葉を話すパンダが誕生します。
勿論世間は大騒ぎ、中国への返還問題なども経て、ある家庭へ引き取られることとなります。
鈴木笹人と名付けられたこのパンダ、


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まぁよく喋ること喋ること。
テッドもかくやという勢いです。
外見はパンダなので愛らしいイメージですが、実際のところは……


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おっぱい至上主義で態度をコロコロ変える憎たらしいヤツなのです。
少女の貧乳には目もくれず、とにかく巨乳の前ではパンダキャラでじゃれつきます。


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コナンくんもびっくりの「身体はパンダ、頭脳は大人」なささひと。
それでも1巻はまだおとなしいほう。2巻に入るとどんどんエスカレートしていき……


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童貞を、捨てた。
こんな斬新な獣姦漫画はそうそうないなぁと思いを巡らせます。
サブタイトルが「本能に従え!」というのも実によい。
童貞を捨ててからというもの本当にやりたい放題で、


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パイパイ会員なるハーレムを作り上げるわ、煙草を吸うわ、


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競馬はやるわ、


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挙句、競馬に勝った金でおっパブにいくなんてことも。

これ動物愛護団体から怒られたりしない?大丈夫?というラインを攻めてきます。
まぁ、「パンダの姿をしたパンダのようなもの」なのでセーフ、ということで……。
しかし実際のところ、言葉を喋るパンダに敵うものはないなぁなどと思ったりもします。
そういう意味では実によくできた漫画です。

さて、かわいいパンダの漫画をご期待された方には申し訳ないので、ちゃんと可愛くてためになる漫画もご紹介しましょう。



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パンダのこ/角光 少年チャンピオンコミックス

打って変わって本当にかわいいパンダ漫画です。
ただ、ご存知の方もいるかもしれませんが、この漫画は訳あって単行本が1冊しか出ませんでした。
主人公がパンダの赤ちゃんを拾って育てるというストーリーなのですが、ちょうど同時期に上野でパンダの赤ちゃんが産まれました。
しかし、連載開始号が発売される前日になってその赤ちゃんが亡くなるという悲劇が起こり……。
連載自体は続いていたのですが、単行本化されたのは1巻のみとなりました。

そんな悲劇を背負った作品ではありますが、内容は本当にパンダ愛にあふれていて、


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ところどころにパンダ豆知識が散りばめられています。
というか、赤ちゃんパンダが成長していく過程を描いた漫画が他にあるでしょうか。


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ちょっと大きくなって模様がはっきりしてきました。
やはりパンダはよく寝る生き物です。


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歯が生えて、いよいよ一人前。
パンダだんごってどんなものなのでしょうか。気になりますね。


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上野動物園にはよく行くのですが、動いているパンダに巡り合えたことが実はほとんどない私。
実際こんな動きをするのかはわかりませんが、やっぱりかわいいですね。

以上、かわいいパンダ漫画の紹介でした。

ところで、私が漫画で初めてパンダに出会った瞬間はいつだったか……

あぁ、これだ。


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こちらの作品のご紹介は、また次回。


(中野店:臼井)

「ささひと」はこちら

「パンダのこ」はこちら
  1. 2016/06/03(金) 11:00:23|
  2. 中野店臼井

犬派猫派の根は深く





動物好きの大手に「犬派」「猫派」がありますが、漫画界でも犬漫画、猫漫画が多く存在します。
しかし、どちらかといえば猫漫画のほうが多いと感じるこの世の中…漫画家さんには猫派が多いのでしょうか?
そこで今回は犬派な私が、「やっぱり犬っていいな…」となった漫画をご紹介します。


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いぬやしき 奥浩哉/講談社

そう、いぬやしきといえばこの犬、はな子です。

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はな子のいいところは何といっても、

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こんな大爆発を目の当たりにしながらも、


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主人の目覚めを横でじっと待っているこの忠犬ぶり!
飼い主の犬屋敷氏に拾われてからほんのわずかな時間しか経っていないのにこの忠誠心。
これは犬ならではではないでしょうか?


落ち込み泣いているときもしっかり支えてくれます。
アニマルセラピーですね。


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室内犬なのでお散歩の後はちゃんと足をフキフキ。
賢いですね。


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ご主人のピンチには立ち上がるぞ!


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いやー柴犬めんこいなぁ。ええなぁ。
このオジサン、いいことを言います。
私も柴犬を飼えるようになりたいものですね。

続いてはこちら。


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ワンダーランド 石川優吾/小学館

この漫画に出てくるのはこのわんこ。


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そう、ポコちゃん。ポーリッシュ・ローランド・シープドッグでしょうか。
普段は穏やかな性格ですが、害獣に対しては勇敢に立ち向かう性格の犬種ですね。
まさにこの物語のサポートにぴったりです。



突如として体が小さくなってしまった主人公をきちんと主人と認識し、従います。
言葉もちゃんと理解している様子ですね。


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一方の猫(ミーくん)はすぐこういうことをします…。
動いている小さい物を見るとじゃれつく習性なので仕方ありません。
これにより、人間が小さくなってしまったこの世界では猫が最大の脅威に。


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お、恐ろしい。

しかしポコちゃんがいれば…!


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心強い!犬最高!
ポコちゃんがいなかったらこの漫画、スタートラインにも立てずにミーくんに嬲り殺しにされていたでしょう。
今後もポコちゃんの活躍に期待です。

「いとしのムーコ」や「もずくウォーキング!」あたりも大好きなのですが…。
犬漫画を普通に紹介するのでは芸がないので、今回は犬が登場する普通の漫画をご紹介しました。
どんなストーリーか気になった方は通販でお買い求めください。
どちらも日常に突然起こった非日常を描く現代ファンタジーです。
それではまた、どこかで。


(中野店:臼井)

奥浩哉「いぬやしき」はこちら

石川優吾「ワンダーランド」はこちら
  1. 2016/04/23(土) 11:00:39|
  2. 中野店臼井

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