岩井の本棚、SAHRAの本棚

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夏が近づくと読みたくなる作品と言えばこれ!





はじめますて。中野店の金井です。この頃、中森明菜のベストアルバム歌姫を買って黄昏ながら出勤しております。いいですよね~昭和!僕ももっと早く産まれたかったと思う今日この頃。

まあ、何が言いたいかと申しますと、こういった昭和歌謡にスポットを当てたアニメありましたよね~。
そうです! 小林尽先生「夏のあらし!」です!

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僕、このアニメ大好きなんですよ。たくさんの昭和歌謡を主役のあらしさんを演じた白石涼子さんをはじめとする声優さんたちがカバーし挿入歌やエンディングなどに使っています。このレトロテイストがホントに本編に合う!この作品知らない方もいると思うので軽く紹介させていただきますね。



舞台は横浜市白楽~大倉山。2005年7月21日、夏休みに入ったばかりの八坂一はたまたま入った喫茶店方舟で不思議な少女嵐山小夜子に出会う。一とあらしさんの手が触れた瞬間雷のような衝撃が走り過去へ遡ることができるようになります。これ誰とでもOKと言うわけでわないんですよ。ネタバレになりますがあらしさんは昭和20年5月20日の横浜大空襲で亡くなり、それからなぜか幽体として存在し続け生きている。人と通じた時のみ過去に戻り人助けをしていました。

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また、霊体であらしの親友カヤ、女であることを嫌悪する潤、こちらも霊体で途中参加のやよいと加奈子それに雇われていたグラサン、そして方舟のマスターなど一癖も二癖もあるキャラクターを中心に展開するドタバタコメディーでした。

アニメ化されたのはそんな感じの1~5巻。でも、今回一番皆さんに知って欲しいのはアニメ化された以降の6~8巻です!それまでの展開が嘘のように戦争の描写も凄くなりなります。


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空襲で逃げ回る人や、焼夷弾の雨などリアルに描いているなと。はだしのゲンの作者のように戦争体験者が描いた作品とは違った、戦争を体験者していない作者が戦争を知らない自分たちに戦争の恐ろしさを伝えようと必死で描いているのがひしひしと感じ読むたび胸が熱くなります。


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また、戦争の描写もさる事ながらそれぞれのキャラクターたちの心情や葛藤が交錯していきます。


幽体のキャラたちが1945年に戻り人として生きる覚悟をするところや、現代人の一や潤が過去に行きその光景を目の当たりにし感じ、どういった行動をとるのかなど。自分が言うと本当に軽くなってしまう感じがなんとも…。本編でも一が「こんなこと絶対にしてはいけない!」というセリフがありますがまさにそれにつきます。


このマンガを読み終わった後、壮絶に何かをしたくなる。今の自分を見直したくなる。何でもいいから何かにチャレンジしてみたくなる。自分も今までの仕事が嫌で嫌で仕方なかった時に読み自分の"好き"で生きていく決心をすることができたのがこの作品です。だから皆さんにも是非読んでいただけたらと思うんです。きっと何か見つかりますよ。

最終回で数年後、一とあらしがまた合うのですがその時の嵐が幽体のままなのかそうじゃないのか賛否両論ですが、そんなことはどうでもいい!あらしさんが幸せそうなら、もうそれが最高なんだ!!


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くじけそうな時、このマンガを思い出すといつもそこにあらしさんがいてくれて僕に"がんばれ!"って笑ってくれているだから自分はいつも笑っていられる。頑張ることができる。


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(中野店 金井)





小林尽「夏のあらし!」はこちらから。

  1. 2016/01/13(水) 10:47:31|
  2. 中野店金井

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