岩井の本棚、SAHRAの本棚

スタッフがマンガ界のニュースとおすすめマンガを紹介します!

「善悪の屑」を読んだからこちらの復讐劇も。「復讐の未亡人」




現実世界が割と常にハードモードなので、せめて二次元では幸せな世界を見ていたい。福岡店の衛藤です。
本日はこの作品を紹介します。

「復讐の未亡人」黒澤R

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…二次元では幸せな世界はどうした?という感じですが、そうはいっても現実世界、自分の力ではどうにもできない不条理なことや、倫理的にやってはいけないこと、あるじゃないですか?
たとえばニュースのやりきれない不幸な事件とか、病欠したバイトからペナルティとかいって1万円近く罰金とるとか、ブラック企業とか…
そんな「もしここがアメリカだったらお前の頭を迷わずブチ抜いていた」案件を、漫画の力を借りて発散することで得られるカタルシスもありますよね。
これはそんなブラック企業への復讐劇を描いた作品です。


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社内のパワハラ・モラハラでついに自殺へと追い込まれてしまった夫の復讐を果たすため、本名を隠したまま入社し社内の人間へと復讐を果たしていく妻・美月。
復讐相手の一人である女の結婚式でモニターにハメ撮り画像が映し出されるというどぎつい場面に始まり、無能上司、甘えた女、自己中心女の人間関係を、女の武器と知性を最大限に利用して次々ぶち壊していく様は非常に爽快なものです。
そんな内容なもので結構な確率で性描写が出てくるのですが、こんな愛憎劇中では正直ちんちんすくみ上ると思うんですがどうなんでしょう。残念ながら私にはついていないのでそこは個々人の感性にお任せします。


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1巻完結ですので気になった方はぜひどうぞ!
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1041217605&ref=list

(福岡店 衛藤)
  1. 2017/02/09(木) 11:04:08|
  2. 福岡店衛藤

新しいシリーズの連載が気になる作品



今回紹介する
「るろうに剣心」
1994年~1999年に連載されて、1996年~1998年にアニメが放送され
劇場版、放送後にOVA化された作品でした。


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と普通であれば
ここで展開が終わるのですが、人気がある作品で
2012・2014年には実写映画が公開されました。
またその時期に新しいOVAも作られ
そしてあまり類を見ないと思いますが
劇場公開にあわせ「るろうに剣心 キネマ版」という
和月氏本人が全2巻で描きなおしているのも特筆すべきところです。
そのご短編が描かれ、今年の春から新しいシリーズの連載が始まる作品です。


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自分はどちらかというとアニメが始まったころから買い始めた感じでした。
この作品にはまった理由としてキャスティングがよかったからと思います。
押えるところはベテラン声優を使い、それ以外では役者からの起用で
声にイメージがなくすんなり入れた感じでした。
その中で一番好きなのが
志々雄真実の配下の十本刀の
“大鎌”の鎌足こと本条鎌足です。


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鎌足ですが竹内順子さんが演じられていますが
他のジャンプ作品にもいろいろ出演しており

?こちら葛飾区亀有公園前派出所(電極+)
?るろうに剣心(大鎌の鎌足)
?HUNTER×HUNTER(ゴン・フリークス)
?遊☆戯☆王デュエルモンスターズ(海馬モクバ)
?キャプテン翼(平成版)(滝一、沢田タケシ)
?NARUTO(うずまきナルト)
?家庭教師ヒットマンREBORN!(ランボ)
?ジョジョの奇妙な冒険(エンプレス)PS版
?るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 十勇士陰謀編(主人公)
?銀魂(北大路大五郎)
?ぬらりひょんの孫 千年魔京(鵺)
?ONE PIECE(サボ(幼少期))

かなりなジャンプ声優っぷりです。


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完全版、文庫版もありますが連載当時購入していった新書版に一番の思い入れがあります。
ただ新書版には収録されてない話もありますので、全部網羅したい方には
完全版、文庫版をおすすめます。


(担当:平嶋)

《 今回紹介のコミックスの通信販売はこちらから 》

るろうに剣心はこちらから。
  1. 2017/02/08(水) 11:00:17|
  2. 渋谷店平嶋

クモになって迷宮サバイバル!





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小説家になろう「蜘蛛ですが何か?」漫画版です。
一括りにいうと転生モノなのですが、転生モノって侮れないんです。面白いタイトルいっぱいあるんです。
「主人公はこういう能力や性格で、物語が始まりますよー」っていうだけの事なんです。
このタイトルの主人公は女子高生!不幸にも亡くなってしまい何に転生したかというと・・。


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モンスターに転生、しかも蜘蛛にって、なかなか無いです。
無数に生まれるクモの赤ちゃんの一匹として生まれて、生まれた瞬間から共食いが始まる。
かろうじて逃げるも、自分もお腹が減ってる。でも他に食べるものも無い。
元は人間だしその感覚まんまなのですが、生きるため、決意します。


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血縁を喰らい畜生道まっしぐらな蜘蛛子ちゃん(女子高生)!迷宮でのサバイバル・ライフが始まります。


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少しずつ要領を掴んで、段々慣れていく蜘蛛子ちゃん。


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クモから始まるサクセスストーリー。今は名前すらまだ無い蜘蛛子ちゃん。
迷宮を生き抜いた先には一体何があるのか。
読みやすい漫画版からでも、原作小説版からでもどちらの入り口からでもきっと楽しめます。


蜘蛛ですが何か?小説版


蜘蛛ですが何か?漫画版


名古屋店 飯田
  1. 2017/02/07(火) 11:00:07|
  2. 名古屋店飯田

今年も期待を裏切らない展開でした




早いもので、2017年が始まってもう1か月が過ぎました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。中野店の臼井です。

このスタッフブログも気がつけば1年以上続くコンテンツとなりました。
毎年恒例、と銘打てるかは今後の頑張り次第となりますが…それを目指して今年も「ビッグコミックオリジナル」新年号を語ろうと思います。

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小学館 ビッグコミックオリジナル2017/1.20号

今年は5日・20日の発売日が少しずれ込み1月6日の発売となったこちらの号。
読みたくて仕方がなく、5日に近隣のコンビニと本屋を虱潰しに巡った20代は私くらいなのでは…?
という話はともかくとしまして。

今年の注目は、やはりジョージ秋山先生の「浮浪雲」、そして昨年のオリジナルのヒット作(個人的に)「フルーツ宅配便」です。

1000話を超えたのももうすっかり1年前となり、この号で1023話。


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ジョージ秋山/浮浪雲 1023話「兄弟駕籠」



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品川宿でも評判の働き者駕籠かき兄弟、鮫三と作次。
真面目に生きるこの二人ですが…。


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兄の鮫三は既婚者で、その家に弟の作次は居候。
「それがまずいってんだよ。」
さて、雲行きが怪しくなってまいりました。


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「作次さんがわたしとヤリたいって言うんだけど…」
「好きにしろい。」

そして…。


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女房を共有する生活がしばらく続きます。
しかしこれを許したのには鮫三なりの理由がありました。



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弟は子供の頃から心の病で、運動させたほうがよいという医者の勧めから始めた駕籠かぎだったようです。
身体を動かすようになってから、心の病はだんだんと消え、女性にちゃんと欲情する「まともな感情」を持つまでに回復しました。
昔から病のことを知っている兄として、これを断ることができようか、と。
「健全な精神は健全な肉体に宿る」と言いますしね。
その健全が、たとえ社会的には健全と言えるものではなかったとしても…。


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カミングアウト後は急展開、3Pの後の「ナムサン!」


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人の世は、時に無情だ。

思うに、社会は人間に厳しすぎるのではないでしょうか?
今回の事例でも、兄弟が女房を共有することに他人がとやかく言うことはないでしょう。


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しかしながら、それが世間に知れた時、大概はこのような否定的な反応をする人が多いと思います。
話は変わりますが、私は個人的に芸能人の浮気・不倫報道など、大多数でイジメのような質問攻めにする場面が嫌いなのですが…。
あの人たちはそんなにも咎めなければならないことをしていたのでしょうか?
と、このようなことを考えさせられる1話でした…しかしこれ、正月からやりますかねェ。
浮浪が扉絵にしか出てきませんし…。

さて、続いてはフルーツ宅配便です。


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鈴木良雄/フルーツ宅配便 24話「ドリアン」

女の子の源氏名にフルーツの名前を使うことでお馴染みのデリヘル漫画です。
毎回ひとりの女性にスポットを当てたストーリーが展開されます。
今回は、夫婦で営んでいたうどん屋の旦那が突然右半身麻痺になり、店を維持するために妻がデリヘルで働くという話。
これだけでもかなりヘビーです。


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客の一人とだんだん仲良くなり、個人的に関係を持ってしまいます。


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旦那はカンが鋭く、なんとなく感づきますが妻のことを第一に考え、身を引く発言をします。


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結局旦那と別れ、客と再婚する決意を固めるドリアン、お店も辞めました。
しかしここでハッピーエンドとならないのがフルーツ宅配便。


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妻との離婚をためらい、手切れ金を置いて去る客…。
今回は本当に誰も幸せにならないエンドでした。

元々フルーツ宅配便でハッピーエンドは全体の1~2割ほどなのですが、正月早々とんでもないバッドエンド!
基本的にワケあり女性たちのデリヘル話を、ポップな絵柄で淡々と描くことが売りの漫画なので仕方ないですが…。
それにしても、最終コマや時間経過を示すコマが背景のパターンがすごく多いです(笑)


打って変わって次号(2017/2.5号)の25話「ライチ」は珍しくちょっとハッピーな話でした。


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こっちを新年に持ってきたらよかったのに。
浮浪雲も1024話のほうが正月らしい話でしたし。


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何はともあれ謹賀新年、今年もよろしくお願いします。

(中野店:臼井)

浮浪雲はこちら

フルーツ宅配便はこちら

ビッグコミックオリジナル2017/1.20号はこちら
  1. 2017/02/06(月) 21:14:05|
  2. 中野店臼井




食いしん坊福田は、マンガの著者が食いしん坊か否か、そのマンガを読めばわかる気がする。
近頃はどの雑誌でも食べ物マンガが人気のようだが、必ずしも食に情熱をかたむける作家ばかりではないし、メインストーリーとはからまない食事描写にすこぶる食欲を刺激されてしまう「3月のライオン」のようなマンガも存在する。
問題となるのは、作者の食べ物に対する距離感であり、それの非常に近い人間、すなわち食いしん坊の描いたマンガこそが自分にとって至高の食べ物マンガなのである。(ちなみに、羽海野チカとよしながふみは何をテーマに描こうとも、食べ物マンガと呼んで差しつかえないと自分としては感じている。)

さて、今回紹介するのは、木村いこの「いこまん」、「たまごかけごはん」。


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「たまごかけごはん」の前半に載っているチビキャラのファンタジーもかわいらしくて好きなのだけど、後半と「いこまん」の日常マンガがいい。
本人である主人公がビジネスホテルに自主カンヅメになったり、イラストが上手く描けなくて悩んだりといった日々が綴られていて、別に全編これ食べ物、ではない。ないのだけれど、食に対するこだわりっぷり、すなわち食い意地に非常に共感を覚える。
コンビニからカップ麺を食べながら出てくる人を見かけて、ガマンできずにまねしてしまったり、


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回転寿司でまわっているネタを細かく吟味したり。


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ハレはいうまでもなく、ケの食事にも常に真剣、そんな姿勢が食いしん坊福田は大好きなのである。


(名古屋店/福田)
  1. 2017/02/05(日) 11:00:40|
  2. こねた

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